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地方都市での不動産投資おすすめエリア
地方都市での不動産投資で失敗を防ぐには

地方都市での不動産投資おすすめエリア

不動産投資は地方都市が有利?東京との違いやメリット・デメリットを解説
(画像=『レイビー』より引用)

沖縄県那覇市

不動産投資のエリア選定では、人が集まるエリアを選ぶのが定石です。

総務省の「人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)」によれば、東京以外で人口が増加しているのは「埼玉県」「神奈川県」「愛知県」「滋賀県」「沖縄県」でした。

出典:総務省統計局| 人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)結果の要約

つまり沖縄は地方都市でも数少ない、人口増加が見込めるエリアということになります。

沖縄県によれば、2025年まで沖縄の総人口は増え続ける見込みです。人口増が見込める地方都市をターゲットにしたい人に向いているといえるでしょう。

出典:沖縄県|沖縄県人口増加計画
出典:那覇市│人口統計

福岡県福岡市

福岡市には、街の中心部に新幹線が通る博多駅や国際線も発着する福岡空港が揃っており、コンパクトな立地で東京と同様の利便性があります。

九州第一の都市であることから大手企業の支店も多く、転勤族が多いのも特徴です。
転勤者をターゲットにしたファミリー向けの物件に向いているといえるでしょう。

北海道札幌市

北海道の拠点都市の1つである札幌市も有力です。

雪まつりなどのイベントや観光名所も多く、新千歳空港から東京まで1時間半でアクセスできる利便性があります。

福岡と同じく転勤者が多いことから3LDKなどのファミリー向けの物件に向いています。

空室リスクを避けるなら「東京近郊」も選択肢に

空室リスクを避けたい場合、東京に近い近郊エリアで不動産投資する方法もあります。
都心から離れた場所であれば物件価格は安くなり、比較的少ない資金で投資ができます。

駅に近い物件を選ぶことで、学生や社会人の入居需要を狙うことが可能です。

例えば神奈川県の「海老名市」は小田急線、相鉄線、JR相模線の3線が利用可能で、東京や横浜への通勤拠点として優秀です。
駅周辺の開発により、商業施設や大型マンションなどのさらなる発展が期待されます。

地方都市での不動産投資で失敗を防ぐには

不動産投資は地方都市が有利?東京との違いやメリット・デメリットを解説
(画像=『レイビー』より引用)

大学や企業が複数あるエリアを選ぶ

地方都市の中では有望といわれるエリアでも、東京や大阪ほどの賃貸需要を期待するのはなかなか難しいでしょう。

投資物件を探す際は、賃貸需要の高いエリアにターゲットを絞りましょう。

賃貸需要の高いエリアとして挙げられるのは、学校や企業が複数集まっているエリアや、ターミナル駅周辺の駅チカエリアでしょう。

学生寮や社宅としての需要を狙えるため、長期間に渡って空室リスクをカバーできます。

ただし、前述の通り近隣の学校施設や工場、商業施設などの閉鎖によって、一気に周辺人口が少なくなることも考えられるので、複数の施設があるようなエリアが好ましいといえるでしょう。

駐車スペースを確保する

地方都市の物件において、駐車スペースを確保することは欠かせません。

東京などでは「最寄り駅やターミナル駅に簡単にアクセスできる」「駐車場代が高い」という理由で車を所有しない人は珍しくありませんが、地方都市では車を所有している人の割合は東京より高くなります。

地域によっては車なしでの生活が成り立たないという地域も少なくありません。
そのため、駐車スペースがある物件が好ましいでしょう。

できる限り現地視察をする

地方都市の物件に限ったことではありませんが、不動産投資では物件や周辺エリアの事情をしっかり把握しておくことが大切です。

購入する建物の状態のみならず、利便性を含めた住みやすさを入居者の視点でチェックしましょう。

さらに、現地視察では物件だけでなく、最寄り駅までのルートや周辺施設、将来人口予測なども併せて調査しておくと良いでしょう。