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パタンナーになるには?
パタンナーの就職は?

パタンナーになるには?

【パタンナー】とは?仕事内容から就職に有利な資格まで詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

独学でパタンナーになることも不可能ではありませんが、専門的な知識や技術が必要で、専門学校に通って一から学ぶ人も少なくありません。これからパタンナーを目指そうと考えている方に、参考になる情報をご紹介します。

服飾系の専門学校に進学する

【パタンナー】とは?仕事内容から就職に有利な資格まで詳しく解説!
(画像=引用:VANTAN、『工具男子』より引用)

パタンナーとして働くために必要な学歴はありません。しかし実際には、まったく経験や知識がない人を採用することはほとんどありません。実際、採用されやすいのは、服飾系の専門学校、大学、短大を卒業した人です。服の知識があるだけでは通用せず、服飾全般(縫製、裁断、素材など)、色彩、デザインなどの知識も必要です。

とっておきたい資格

【パタンナー】とは?仕事内容から就職に有利な資格まで詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

パタンナーになるために必要な資格は特にありません。実力さえあれば、資格がなくても一流のパタンナーになれますし、すでに業界で活躍しているパタンナーも特別な資格を持っていない方が多くいます。

資格はあくまでも知識や技術を得るための手段であることを認識し、仕事に役立てることが重要です。専門学校や短大では資格取得を奨励する雰囲気がありますが、職場で資格の有無を問われることはほとんどないのが現実です。

【パタンナー】とは?仕事内容から就職に有利な資格まで詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

しかし、未経験で就職する場合は、パターンメーキングの技術を問う「パターンメーキング技術検定」の取得を求める企業が多いようです。パターンメーキングの技能を問う「パターンメーキング技術検定」は、1級から3級まであり、一般的には2級以上が専門知識があるとみなされるようです。

また、「CAD利用技術者検定」は、現在のパターンメーキング業界では欠かせないCADの知識と技術を評価するものです。CADについて一定の知識があること、CADを勉強したことを証明できるため、就職に有利です。

パタンナーに求められること

【パタンナー】とは?仕事内容から就職に有利な資格まで詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

制作工程は、打ち合わせや会議の連続です。各分野の担当者間で共有すべき情報は多く、時には夜遅くまで会議が続くこともあります。企画会議は、企画を話し合うだけでなく、各企画やプロジェクトの進捗状況を確認するためのものです。

納期がある仕事なので、進捗管理もパタンナーの重要な仕事です。また、ファッションに敏感であることは、パタンナーだけでなく、アパレル関係者すべてに求められる資質です。

時には百貨店やファッションビルに足を運び、どんなものが陳列されているのか、お客さまはどんなものに興味があるのかを確認することも重要です。

パタンナーの就職は?

【パタンナー】とは?仕事内容から就職に有利な資格まで詳しく解説!
(画像=引用:VANTAN、『工具男子』より引用)

パタンナーという職種自体あまり知られていないため、就職先をどうやって見つけたら良いのだろうと心配する方も少なくありません。ここからは、パタンナーの就職事情について解説しますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

パタンナーの勤務先

【パタンナー】とは?仕事内容から就職に有利な資格まで詳しく解説!
(画像=引用:VANTAN、『工具男子』より引用)

パタンナーは、デザイン会社、縫製工場、アパレルメーカーなどで働くことができます。パタンナーとしての経験が少ない場合は、アシスタントとしての仕事もあるので、スキルがないからとあきらめる必要はありません。

パタンナーの年収

【パタンナー】とは?仕事内容から就職に有利な資格まで詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

パタンナーの仕事の平均年収は約375万円で、これは、日本の正社員の平均年収よりも低い傾向にあります。月給は31万円で、初任給は20万円程度です。

また、時給でみると、平均時給はアルバイトが970円、派遣社員が1,301円となっています。正社員の給与分布を見ると、最もボリュームがあるのは341万円~380万円の水準ですので、パタンナーの平均年収375万円もこのゾーンに含まれます。

【パタンナー】とは?仕事内容から就職に有利な資格まで詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

パタンナーとして働く方全体の給与の幅は263万円から576万円と比較的広いので、勤める会社や経験、求められるスキルによって大きな差があることがわかります。

地域別に比較すると、平均年収が最も高い地域は関東地方で、その中でも東京都は400万円と最も高いです。一方、最も給与水準が低い県は大阪府で350万円、東京都とは50万円もの差があります。