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スクーターでもちゃんとスポーティ!ちゃんとカッコイイ!
リーズナブル!だけどキビキビ走る二種スクーターが欲しいなら!

スクーターでもちゃんとスポーティ!ちゃんとカッコイイ!

【2022年版】コスパ良くて便利!QOL急上昇する原付二種スクーター4台!
(画像=写真はブルーイッシュグレーソリッド4(グレー)。その他、ブルー、ホワイト、ブラックのカラーラインナップ。、『Moto Megane』より引用)

CYGNUS GRYPHUS

四輪でもバイクでも、大衆車というものはモデルチェンジごとに車体サイズが大きくなって、豪華になって高級路線へと変貌していくのがこの世の常。お値段そこそこ、性能そこそこの乗り物が欲しかった人の受け皿がなくなり、また新たなエントリーモデルが登場するまでが一連の流れなのだが、ヤマハのシグナスは一貫してキープコンセプトを貫いている。

街中移動の足としての使い方から、30kmくらいの中距離まで快適にこなせるサイズ感はそのままに、若者から中年まで広い世代に人気の高いスタイリングはさすが「デザインのヤマハ」と言わしめるもの。

普段使いの道具としての意味合いが強い原付二種スクーターに“所有欲”をトッピングさせ、商品性の高さで好調なセールスを実現させている。

先頃登場した「シグナス グリファス」にもそのコンセプトが継承されており、まずそのデザインの美しさが目を惹かれる。

また、装備面でも着実にバージョンアップを重ねており、視認性&デザイン性に優れた大型液晶メーター、USBソケットを備えたフロントポケットなど、使い勝手の向上も目覚ましい。

【2022年版】コスパ良くて便利!QOL急上昇する原付二種スクーター4台!
(画像=特別仕様車のシグナス グリファス WGP 60th Anniversary。価格は368,500円 [消費税10%含む] 。、『Moto Megane』より引用)

肝心の走りでは、シグナス初となる水冷エンジンを採用。ヤマハのスクーターモデル共通の設計思想となる「ブルーコアエンジン」は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減を実現。可変バルブで低速から高速まで淀みのないパワフルな加速で、見た目に違わぬスポーツ感溢れる走りを楽しむことができる。

移動のためのモビリティとして便利さは欠かせないけど、走りやデザインも犠牲にしたくないという欲張りな方におすすめしたい!

メーカー希望小売価格357,500円(消費税10%込み)
60km/h定地燃費値48.6km/L
全長×全幅×全高(mm)1,935×690×1,160
軸距(mm)1340
シート高(mm)785
車両重量(kg)125

リーズナブル!だけどキビキビ走る二種スクーターが欲しいなら!

【2022年版】コスパ良くて便利!QOL急上昇する原付二種スクーター4台!
(画像=キャンディマックスオレンジ(YME)、『Moto Megane』より引用)

SUZUKI ADRESS 110

1991年発売のアドレスV100といえば、50ccクラスの車体に100ccのハイパワー2ストエンジンを載せた爆裂快速スクーターで一部熱狂的なファンが居たものだった。とにかく車体が小さいので都心の渋滞路では無敵の機動力を誇り、原付ではないので二段階右折も30km/h規制も無問題。2005年に絶版となったが今でもたま~に街で見かけることもあるくらい、売れたモデルであった。

そんな突出したキャラクターは無いかもしれないが、スズキ アドレスの名は今も脈々と受け継がれていている。現行アドレス110はスズキの良心とも言える税込22万5500円というバーゲンプライス。

メットインスペースは決して大きくはないし、灯火類もLEDではない。しかし、アドレスV100に通じる走りの鋭さは持ち味のひとつ。さらに14インチのホイール径が生み出す走行安定性で、長距離もそつなくこなす懐の深さ。

原付二種スクーターを選ぶ際に「安くて走ればそれで良い」という人も少なく無いが、安くてもしっかり価値ある走りを持っているのがアドレス110なのだ!

【2022年版】コスパ良くて便利!QOL急上昇する原付二種スクーター4台!
(画像=マットセレネゴールドメタリック(YUR)、『Moto Megane』より引用)
メーカー希望小売価格225,500円(消費税10%込み)
60km/h定地燃費値53.0km/L
全長×全幅×全高(mm)1,845×665×1,095
軸距(mm)1260
シート高(mm)755
車両重量(kg)100