もっと知りたい温泉のこと リラックスにも美肌にも

2020.1.15
家族・子育て
(画像=Dpongvit/Shutterstock.com)
(画像=Dpongvit/Shutterstock.com)
寒さが厳しくなり温泉がうれしい季節がやってきました。温かいお湯に手足を伸ばして浸かるのは至福のひとときです。しかしその泉質や効能にも着目したことはあるでしょうか。「温泉の壁に何か貼ってあるのは見たことがあるけれど、ちゃんと読んだことがない」という人が多いかもしれません。そこで今回は温泉の基礎知識や入り方について解説します。

温泉の「泉質」と「Ph値」とは?

「泉質」とは文字どおり温泉の性質のことです。化学成分の種類とその含有量によって決められ、以下の9つに分類されます。

・単純温泉
・塩化物泉
・炭酸水素塩泉
・硫酸塩泉
・二酸化炭素泉
・含鉄泉
・硫黄泉
・酸性泉
・放射能泉

例えば炭酸水素塩泉は、汚れや古い角質を落とすディープクレンジング効果が期待できます。硫黄泉と二酸化炭素泉は血行を良くして老廃物を流し、塩化物泉と硫酸塩泉は潤いを補給する化粧水のような役割。「Ph値」は、その値を見ることで「酸性」「中性」「アルカリ性」のどれに属するかがわかります。「7」を基準にし、それより数値が高ければアルカリ性、低ければ酸性などざっくりと把握しておきましょう。

アルカリ性ならクレンジング効果があり中性は刺激が少なく酸性は肌を引き締めが期待できます。泉質とPh値はいずれも「温泉分析書」を見れば確認できるでしょう。温泉は必ずしも単一の成分でできているわけではなく、いろいろと混ざっていることがほとんどです。泉質が併記されている場合は、先頭に書かれているものほど成分が強いといえるでしょう。温泉分析書はすべての温泉で提示が義務付けられています。

「源泉掛け流し」って、どういうこと?

「源泉掛け流し」という言葉をよく聞きますが、これは源泉に「加水」「加熱」「消毒」「循環」などを行わず、そのまま湯船に流しているという意味です。(ただし定義は業界内でもさまざま)一度使われたお湯は、循環利用されることなく排出されるためぜいたくではあります。しかし湯量に限りがあるため、浴槽を大きくできなかったり温泉成分が浴槽などに付着して石化し見栄えが良くなかったりする点はデメリットです。

正しい温泉の入り方

温泉に入る前に、まず肝心なのが水分補給です。湯あがりは喉が乾くので自然に口にしますが入浴前は忘れがちではないでしょうか。入浴する15分くらい前に飲むと、ちょうど温泉に入るくらいのタイミングで体に水分が行きわたります。温泉場に入ったら、はじめに掛け湯をしましょう。肌を温泉に慣らすためのウォーミングアップでもあります。

シャワーは温泉でない場合が大半です。そのため浴槽から桶でくんで心臓から遠いところへ少しずつかけるようにします。完了したら、いよいよ浴槽です。お湯に含まれた温泉成分によって頭痛やめまい、発熱、嘔吐、のぼせ、ほてりといった「湯あたり」を起こしてしまうことがあるので長時間の入浴は避けましょう。

頭に水でぬらしたタオルをかけるのも効果的です。「額が少し汗ばんだら出て、また入る」といったことを3回ほど繰り返すと体が芯から温まります。専用の「飲泉場」が設けられている場合は、内臓の活性化が期待できるので、ぜひ飲んでみましょう。一度に飲むと、これも湯あたりの原因になるので少量ずつ口にするのがコツです。

汗をかいたからと最後にシャワーを浴びたくなるかもしれません。しかしせっかくの美肌成分が流れてしまいます。シャワーを浴びても構いませんが、その場合はもう一度浴槽に浸かってから出ましょう。ただし酸性泉など刺激の強い温泉はシャワーで流したほうがいいこともあります。敏感肌の人は特に注意が必要です。

湯あがり後の肌は、いつもより成分が浸透しやすい状態になっています。旅行用の間に合わせのものではなく逆に高級なスキンケア用品を使ってみるのもおすすめです。温泉は日本人にとってなじみ深いものでありながら実はよく知らない人も少なくありません。ちょっとした知識を仕入れておけば、よりリラックスできることはもちろん、美肌効果もいっそう期待できるでしょう。

文・J PRIME編集部/提供元・J PRIME

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