世代の呼称から読み解く日米の歴史 バブル世代、ロスジェネ、サイレント……

2019.10.20
RELATIONSHIP
(画像=Rawpixel.com/Shutterstock.com)
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国々ごとに各世代に対する呼称があり、それを紐解いていくことは各国の歴史を理解することに役立ちます。この記事では日本とアメリカにおける各世代に対する「呼称」を切り口に、両国の各世代の時代背景に迫ります。

アメリカにおける世代の呼称

・サイレント(1928~1945年生まれ)
サイレント世代は世界大恐慌や第2次世界大戦を成長期に体験した世代で、国やコミュニティ、家族などへの忠誠心が強いのが特徴とされています。自動車が新たに製品として登場するようになったのは、サイレント世代が成長期だったころのことです。

・ベビーブーマー(1945~1964年生まれ)
第2次世界大戦終結後に生まれた世代のことを呼び、この世代は東西冷戦やベトナム戦争、女性解放運動などを大人として成長していく時期に経験しています。仕事に熱心な世代として知られており、私生活よりも仕事を優先する人も少なくありません。ベビーブーマーの成長期はテレビが普及する時期とも重なります。

・X世代(1965~1980年生まれ)
X世代が成長期に差し掛かったころ、インターネットが登場しました。そのため新たに登場した新技術に高い関心を持つ人が多く、前世代よりも順応性に長けているとされています。ワーク・ライフ・バランスが重視するようになったのも、この世代からといわれています。

・ミレニアル(1981~1996年生まれ)
「デジタルネイティブ世代」とも呼ばれ、パソコンなどのほか、スマートフォンを使うのが当たり前という世代です。ソーシャルメディアも登場し、コミュニケーションの方法も前世代とは大きく変化していきました。社会意識が強いことも特徴とされています。

・Z世代(1997年生まれ~)
パソコンよりも早くまずスマートフォンから持ち始めた人が多い世代です。Z世代の親はリーマンショックによる不況を経験しており、そのことから、収入の安定や新たな働き方に対する関心が高い世代といえます。

日本における世代の呼称

・団塊の世代(1947~1949年生まれ)
日本ではベビーブームが戦後と1970年代の2度ありました。この第1次ベビーブームに生まれた世代が「団塊の世代」です。堺屋太一氏の小説「団塊の世代」にちなんで名付けられており、日本社会におけるサラリーマン化が進んだ象徴としてもとらえられます。

・新人類(1964~1955年生まれ)
「新人類」世代は、自分が社会の一員という意識がほかの世代よりも低いとされることが多く、アニメやマンガなどのサブカルチャーのほか、ロックやテクノなどの洋楽が流行した世代でもあります。

・バブル世代(1965~1969年生まれ)
日本で戦後最大の好景気が続いたバブル時代に就職した世代が「バブル世代」です。給料も右肩上がりで、派手な金銭感覚が身についてしまった人も少なくありませんが、一般的にはコミュニケーション能力がほかの世代に比べて高いとされています。

・ロスジェネ世代(1984~1970年生まれ)
バブル景気が崩壊し、就職氷河期を体験した世代が「ロストジェネレーション世代」と呼ばれます。非正規雇用が社会問題となり始めたのもこの時期からで、「NEET(ニート)」「フリーター」「ひきこもり」といった言葉がメディアで多く使われるようになりました。

・ゆとり世代(1990~1999年生まれ)
一般的には「ゆとり教育」を受けた世代のことを総称して呼びます。詰め込み教育よりも人間性や思考力を重視した教育を受け、社会ルールや流行にあまり左右されずに無駄なく生きることを好む人も少なくないとされています。

時代時代の社会背景を表す呼称

各世代の呼ばれ方は、その時代ごとの社会背景などを表しているともいえます。最近生まれた子供たちが今後どのように呼ばれていくのかも気になるところです。

文・J PRIME編集部/提供元・J PRIME

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