プログラミングスクールは、「教育訓練給付金制度」を使えば受講料の最大80%(上限64万円)の支給を受けられる。
この制度を利用するには、①雇用保険に一定期間加入していること ②事前の手続きを行うこと ③指定のスクールを受講することの3つが条件だ。
ITエンジニアやプログラマーへの転職は、年収アップや将来の安定につながる賢い選択だ。しかし数十万円もの受講料がネックで、スクール受講に踏み出せない人も多いのではないだろうか。この給付金は、そんな費用の悩みを解決してくれる。
しかし「自分は対象か?」「条件や手続きは面倒?」といった不安もあるだろう。そこで私たち編集部がこれらを調べ、すべての疑問に答える。
この記事では給付金が使えるおすすめのスクールを16校紹介するので、経済的負担を最小限にしてキャリアチェンジを成功させてほしい。
- プログラミングスクールが給付金で最大80%OFF!対象講座と支給額を解説
- 【自分が対象か分かる】プログラミングスクール給付金の支給条件
- 転職を目指す!最大80%OFFの専門実践教育訓練 対象スクール10選
- COACHTECH(コーチテック)は「実際の仕事」で実務経験を積める
- テックアカデミーは、マンツーマン指導で挫折させない!
- RUNTEQ(ランテック)は、1,000時間の学習と「卒業後も続く成長」を実現するスクール
- Aidemy(アイデミー)は、給付金利用のコストパフォーマンスが非常に高い
- データラーニングスクールは未経験からデータの専門職を目指せる
- 侍エンジニアは、継続率98.74%を誇る「専属マンツーマン」スクール
- キカガクは、給付金で「学ぶ」+「dodaで転職する」を実現できる
- インターネット・アカデミーは、通学とオンラインを自由に選べる
- ディープロは、給付金で「実務インターン」を経験できるスクール
- テックアイエスは、「5分以内」の質問対応と「1年間の長期サポート」が強みのスクール
- 短期集中でスキルアップ!最大50%OFFの特定一般教育訓練 対象スクール3選
- 今の仕事に活かすスキルアップ!20%OFFの一般教育訓練 対象スクール3選
- プログラミングスクール教育訓練給付金の申請から受給までの全6ステップ
- 失敗しない!給付金対象プログラミングスクールの選び方3つのポイント
- プログラミングスクールで給付金を利用する際の4つの注意点
- 【必読】教育訓練給付金の対象外だった人が使える他の支援金・助成金制度
- Q&A
プログラミングスクールが給付金で最大80%OFF!対象講座と支給額を解説
教育訓練給付金はプログラミングスクールやエンジニアスクールの費用を最大80%(上限64万円)軽減できる制度です。対象の講座は、レベルに応じて3種類に分かれていて、それぞれに支給額が異なります。
ここでは、教育訓練給付金の概要やそれぞれの講座の特徴と「自分が学びたい講座は対象になるのか」そして「どれだけお得になるのか」を詳しく解説する。
そもそも教育訓練給付金とは?厚生労働省のキャリアアップ支援制度
「教育訓練給付金制度」とは、厚生労働省が指定講座の受講費用の一部を支給する制度だ。
この制度の目的は、働く人々がスキルアップしやすい環境を整え、安定したキャリアを築けるよう後押しすることにある。
具体的には、プログラミングスクールやエンジニアスクールなどが提供する「指定講座」を受講し、修了した場合、費用の一部がハローワークから支給(キャッシュバック)される仕組みだ。
給付金対象講座は3種類 あなたの目的はどれに該当?
教育訓練給付金の対象講座は、「専門実践教育訓練」「特定一般教育訓練」「一般教育訓練」の3種類に分かれている。
- 専門実践教育訓練……最大80%OFF 本気の転職やキャリアチェンジに向けた講座
- 特定一般教育訓練……最大50%OFF すぐに再就職に結びつくスキルを習得できる講座
- 一般教育訓練……20%OFF 現職でのスキルアップにも役立つ講座
これらは専門性や期間などによって区分されており、給付される金額や上限額も大きく異なる。
| 目的例 | プログラミング講座の例 | 給付率 | 年間上限額 |
|---|---|---|---|
| ・本気の転職 ・将来を見据えたキャリアチェンジ |
・AI・データサイエンス講座 ・Webエンジニア転職コース ・クラウドエンジニア養成科 |
受講費用の最大80% 内訳: 受講中50%+修了後+20%+ 転職後5%以上賃金UPで+10% |
40万円 (+20%適用時:56万円) (+10%適用時:64万円) ※最長4年間 |
なお、給付率の「+10%」(最大80%)は、令和6年10月1日以降の受講開始講座に適用される。そのため、開講がこれより前の場合は最大70%の給付となるケースがある。
| 目的の例 | プログラミング講座の例 | 給付率 | 上限額 |
|---|---|---|---|
| ・速やかな再就職 (副業・フリーランス含む) ・スキル習得 |
・Webデザイン・制作講座 ・LP(ランディングページ)制作 ・RPA講座 など |
受講費用の最大50% 内訳:受講終了時40%+ 転職で+10% (※) |
20万円 (+19%適用時:25万円) |
給付率の「+10%」(最大50%)は、令和6年10月1日以降の受講開始講座に適用される。
| 目的の例 | プログラミング講座の例 | 給付率 | 上限額 |
|---|---|---|---|
| ・現職でのスキルアップ ・教養を身につける |
・Excel VBA・マクロ講座 ・ITパスポート対策 ・MOS(Office)講座 など |
受講費用の20% | 10万円 |
3種類のなかで最も手厚い支援を受けられるのが、最大80%の受講料が給付される「専門実践教育訓練」です。AIエンジニアやWebエンジニアなど、専門性が高く将来のキャリアに直結する講座が多いのが特徴です。
【自分が対象か分かる】プログラミングスクール給付金の支給条件
教育訓練給付金は、誰もが利用できるわけではなく雇用保険への一定期間の加入実績が条件となります。
講座の種類ごとに条件が異なるため、正確に確認しておこう。
この章ではこれらの条件を詳しく解説するが、時間がない人は下の早見表で簡易チェックしてみよう。
| 利用できる人 | 利用できない人 |
|---|---|
| ・初めての制度利用で、2年以上雇用保険に加入していて 現在働いている人(※1) ・初めての制度利用で、1年以上雇用保険に加入していて 現在働いている人(※2) ・離職中だが、無職の期間が1年以内の人 ・2回目の制度利用で、通算3年以上雇用保険に加入している、 かつ前回の利用から3年以上経過している人 |
・雇用保険に加入していない人 ・離職後1年を超える人 ・雇用保険の加入期間が1年未満の人 ・前回の制度利用から雇用保険の加入期間が3年未満の人 |
※2 特定一般教育訓練、一般教育訓練
基本条件は、雇用保険の加入
3種類の講座に共通する条件は、雇用保険に一定の期間加入していたかどうかだ。
具体的には、受講開始日時点で「在職中(雇用保険に加入中)」であるか、「離職中であれば離職日の翌日から受講開始日までが1年以内」である必要がある。
派遣や契約社員、パート・アルバイトであっても雇用保険に加入していれば対象なため、プログラミングスクールの対象講座で給付が利用できる。雇用保険に加入していないフリーランスや自営業者は対象外となる。
在職中(今、働いている人): 受講開始日時点で雇用保険の被保険者であること
離職中(今、働いていない人): 雇用保険の被保険者資格を喪失した日(=離職日の翌日)から受講開始日までが1年以内であること
※補足:妊娠、出産、育児、病気などで1年を過ぎた場合、最大20年まで延長できる特例措置がある。
これらを満たしていることが、次のステップに進むための必須条件です。
必要な「雇用保険の加入期間」
次に問われるのが「雇用保険にどれくらいの期間加入していたか」である。
受給に必要な期間は、講座の種類と給付金の利用回数(初めてか、2回目以降か)によって異なる。次の表で、自分がどれに該当するか確認しておこう。
| 利用回数 | ① 専門実践教育訓練 | ② 特定一般教育訓練 | ③ 一般教育訓練 |
|---|---|---|---|
| 初めて利用する人 | 通算2年以上 | 通算1年以上 | 通算1年以上 |
| 2回目以降の人 | 通算3年以上 (※前回の受講開始日から) |
通算3年以上 (※前回の受講開始日から) |
通算3年以上 (※前回の受講開始日から) |
【確認ポイント】
「専門実践教育訓練」は条件が厳しい
上表のとおり、初めて利用する場合、「特定一般教育訓練」や「一般教育訓練」は加入期間が1年以上でよいが、「専門実践教育訓練」だけは通算2年以上が必要となる。
2回目以降の利用の場合は一律3年以上の加入期間が必要
過去に一度でもこの制度を利用したことがある場合、前回の利用(受講開始日)から今回の受講開始日までに、通算3年以上の加入期間が必須となる。
※「通算」の意味:転職などで空白期間(離職期間)があっても、その期間が1年以内であれば、過去の加入期間と合算できる。
厚生労働省のホームページには、次のようなチャートがある。「はい」「いいえ」で進み、自分が対象になるかを確認してみよう。
なお次に該当する人は、教育訓練給付金制度を利用できない。条件が満たされてからの利用を検討しよう。
・働いていても雇用保険に加入していない
・離職後1年を超えている
・雇用保険の加入期間が1年未満
・前回の制度利用から雇用保険の加入期間が3年未満
転職を目指す!最大80%OFFの専門実践教育訓練 対象スクール10選
「専門実践教育訓練」の対象講座を持つスクールを10校紹介します。
専門実践教育訓練は、給付金の対象のなかでも学習期間が長く、サポートも手厚いのが特徴だ。
未経験からITエンジニアへの本格的なキャリアチェンジを目指すにふさわしいプログラミングスクールを、私たち編集部が金融メディアとしての視点で厳選した。
- COACHTECH(コーチテック)は「実際の仕事」で実務経験を積める
- テックアカデミーは、マンツーマン指導で挫折させない!
- RUNTEQ(ランテック)は、1,000時間の学習と「卒業後も続く成長」を実現するスクール
- Aidemy(アイデミー)は、給付金利用のコストパフォーマンスが非常に高い
- データラーニングスクールは未経験からデータの専門職を目指せる
- 侍エンジニアは、継続率98.74%を誇る「専属マンツーマン」スクール
- キカガクは、給付金で「学ぶ」+「dodaで転職する」を実現できる
- インターネット・アカデミーは、通学とオンラインを自由に選べる
- ディープロは、給付金で「実務インターン」を経験できるスクール
- テックアイエスは、「5分以内」の質問対応と「1年間の長期サポート」が強みのスクール
| スクール名 | COACHTECH | テックアカデミー | RUNTEQ | Aidemy | データラーニング スクール |
侍エンジニア | キカガク | ディープロ | インターネット・ アカデミー |
テックアイエス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 学習スタイル | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン+ 教室 |
オンライン+ 教室 |
| 学べる主な スキル |
PHP/Laravel, Nuxt.js | Python, AI, データ分析 | Ruby on Rails, React | Python, AI, データ分析 | Python, データ分析, SQL | Python, AI, データ分析 | Python, AI, データ分析 | Ruby on Rails, React | Python, AI, IoT, セキュリティ | PHP, SQL, JavaScript, Python |
| 学習サポート (主な特徴) |
実案件保証 | 週2回メンタリング 毎日チャット |
1,000時間学習 永久コミュニティ |
学び放題 (6ヵ月~) |
永久コミュニティ 1対1個別指導 |
専属マンツーマン オリジナル計画 |
doda連携 教え方のプロ |
実務インターン (4ヵ月コース) |
授業スタイルが選べる W3Cメンバー |
5分以内質問対応 1年間サポート |
| 通常受講料 (一例・コース名) |
42万9,000円 (3ヵ月プラン) |
31万7,900円 (AI 8週間) |
65万7,000円 (Web開発スタンダード) |
52万8,000円 (3ヵ月プラン) |
75万8,000円 (グループメンタリング) |
62万3,700円 (AI データサイエンスコース12週間) |
79万2,000円 (AI・データサイエンス人材育成コース) |
79万2,000円 | 15万8,400円 | 68万6,400円 (長期PROスキル) |
| 給付金適用後 負担額(一例) |
8万5,800円~ | 9万5,370円 ※ | 13万1,400円 | 10万5,600円 | 15万6,000円 | 12万4,740円 | 15万8,400円 | 11万9,400円 | 9万1,300円 | 20万5,920円 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※最大70%
COACHTECH(コーチテック)は「実際の仕事」で実務経験を積める
- 実務の流れを丸ごと体験できる「模擬案件開発」
- 卒業後に「実際の仕事」を経験できる実案件保証
- 転職市場で評価されやすい新しい技術が学べる
COACHTECH(コーチテック)のカリキュラムは、未経験者がつまずきにくいように基礎学習後に全期間の3分の2を「実践練習」に集中させる構成です。
実践練習では、実際の仕事と同じ流れ(設計から納品まで)を「模擬案件」で丸ごと体験できるため、未経験でも転職後に即戦力として動く自信がつく。
またCOACHTECHには、卒業後にテスト合格者のみが参加できる「COACHTECH Pro」という仕組みがある。ここでは、企業から受注した「本当の仕事(実案件)」が保証(※)されており、転職活動で最強のアピール材料となる実績そのものを作ることができる。
※経済状況によっては案件の発注ができない場合がある(2023年7月時点での案件提供率は100%)
プログラミングスクールで「職務経歴書に書ける実績」を得られるのは、COACHTECHならではの特徴です。給付金制度を利用してキャリアチェンジを望む人にとって、最適のスクールでしょう。
| COACHTECHの 教育訓練給付金 対象コース・講座 |
受講料金 (税込) |
実質料金 (税込)※ |
受講期間 | 特徴 (面談回数など) |
|---|---|---|---|---|
| 3ヵ月プラン | 42万9,000円 | 8万5,800円 | 90日間 | 専属メンターとの面談12回。 短期間で集中してWeb開発スキルを習得し、転職を目指す。 |
| 6ヵ月プラン | 66万円 | 13万2,000円 | 180日間 | 専属メンターとの面談24回。 標準的な学習ペースで、模擬案件開発まで着実に行う。 |
| 9ヵ月プラン | 85万8,000円 | 21万8,000円 | 270日間 | 専属メンターとの面談36回。 働きながらなど、自分のペースでじっくりと学習を進めたい人向け。 |
| 12ヵ月プラン | 108万9,000円 | 44万9,000円 | 360日間 | 専属メンターとの面談48回。 最も手厚いサポート期間で、未経験から高度なスキル習得と独立を目指す。 |
※上限金額64万円
- 未経験からITエンジニア転職を本気で目指す人
- 「実績」を作ってから転職活動に臨みたい人
- 将来的にフリーランスとして独立も考えている人
- 需要の高い新しい技術を学びたい人
テックアカデミーは、マンツーマン指導で挫折させない!
- 週2回の「パーソナルメンター」によるビデオ面談
- 毎日15~23時の「チャットサポート」
- 豊富な給付金・補助金対象コース
テックアカデミーは、オンライン完結型スクールのなかでも特に手厚いサポート体制に強みがあります。
受講生一人ひとりに現役エンジニアの「パーソナルメンター」が専属でつき、週2回(各30分)のビデオ通話面談が義務付けられている。ここで学習計画の管理や疑問点の解消を直接行えるため、オンラインでも孤独を感じにくく挫折を防いでくれる。
さらに毎日チャットサポートが待機しており、不明点をすぐに質問・解決できるため、学習が止まることがない。
【専門実践教育訓練給付金 対象コース】
対象は「AI」「データサイエンス」「Python+AIセット」「Python+データサイエンスセット」などの各コースだ。
| テックアカデミーの 教育訓練給付金対象コース・講座 |
受講期間 | 受講料金 (税込) |
実質料金 (税込)※ |
|---|---|---|---|
| AIコース | 8週間プラン | 31万7,900円 | 9万5,370円 |
| データサイエンスコース | 8週間プラン | 31万7,900円 | 9万5,370円 |
| 16週間プラン | 43万8,900円 | 13万1,670円 | |
| Python+AIセット | 8週間プラン | 47万800円 | 14万1,240円 |
| 12週間プラン | 52万5,800円 | 15万7,740円 | |
| 16週間プラン | 58万800円 | 17万4,240円 | |
| Python+データサイエンスセット | 8週間プラン | 47万800円 | 14万1,240円 |
| 12週間プラン | 52万5,800円 | 15万7,740円 | |
| 16週間プラン | 58万800円 | 17万4,240円 |
※AIコースの4・12・16週間プラン、データサイエンスコース4・12週間プランは専門実践教育訓練の対象外。
- 給付金を使った学習を確実に修了させたい人
- メンターと1対1でじっくり相談しながら学習を進めたい人
- 未経験からAIエンジニアやデータサイエンティストを目指す人
- 幅広い選択肢(AI、Webデザイン、副業など)から支援制度対象のコースを選びたい人
RUNTEQ(ランテック)は、1,000時間の学習と「卒業後も続く成長」を実現するスクール
- 1,000時間におよぶ実践的な学習プログラム
- 給付金失効リスク(挫折)を防ぐ学習サポート体制
- 卒業後もスキルアップし続けられる学習環境
RUNTEQは、1,000時間という圧倒的な学習量を設定している。この時間は、未経験からITエンジニアとしてキャリアを切り開くために十分な学習量だろう。
一方で、この学習量は仕事と両立しながら学ぶ場合、負担が大きいと感じる人もいるかもしれない。途中で挫折すると給付金は支給されず、受講費が全額自己負担となる。
そのためRUNTEQでは、24時間365日質問できるAI講師の活用や、仲間と学び合える活発なコミュニティといった、受講生の挫折を防ぐ体制を整えている。
さらにRUNTEQの大きな特徴は、卒業後も学び続けられる点だ。
「RUNTEQ Advance」と呼ばれる発展学習を通じて、AI活用などトレンドの技術を追加料金なしで受講できる。キャリアサポートやコミュニティも無期限で利用でき、給付金で得たスキルの価値を高め続けられる。
【給付金対象コース】
給付金対象は、同スクールのメインコースである「Web開発スタンダードコース」だ(Python×AIコースは対象外)。
| RUNTEQの教育訓練給付金 対象コース・講座 |
受講期間 | 受講料金 (税込) |
実質料金 (税込)※ |
|---|---|---|---|
| Web開発スタンダードコース | 1,000時間 | 65万7,000円 | 13万1,400円 |
※料金は2025年10月1日以降の入学に適用されるもの
- 給付金を利用して徹底的に学習時間を確保しスキルを習得したい人
- 挫折しないように手厚い学習サポートやコミュニティを重視する人
- 卒業後も継続的にスキルアップしたい人
- 未経験からITエンジニア転職を本気で目指す人
Aidemy(アイデミー)は、給付金利用のコストパフォーマンスが非常に高い
- AI・データ分析という専門分野に特化
- 1講座分の料金で複数講座を学べる「学び放題」
- 挫折による給付金失効を防ぐ手厚いサポート
Aidemyには「学び放題」制度(6ヵ月以上のプラン)があるため、1講座分の受講料で「E資格対策」や「生成AI」など、複数の専門スキルをまとめて学べる。これは、他のスクールにはない特徴です。
Aidemyは24時間以内のチャット返信、講師によるコードレビュー、オンラインカウンセリング(1回25分)といった手厚い支援で、学習を確実に修了まで導き、スキルとしての定着が期待できる。
AI分野は専門性が高く挫けやすいため、途中で辞めて給付金の受給資格を失うのが最も怖いリスクだが、Aidemyなら万全のサポートで修了できるだろう。
【給付金対象コース】
専門実践教育訓練の対象は「AIアプリ開発講座」「データ分析講座」「自然言語処理講座」だ。
| Aidemyの教育訓練給付金 対象コース・講座 |
受講期間 | 受講料金 (税込) |
実質料金 (税込) |
|---|---|---|---|
| AIアプリ開発講座 | 3ヵ月 | 52万8,000円 | 10万5,600円~ |
| 6ヵ月 | 85万8,000円 | 21万8,000円~ | |
| データ分析講座 | 3ヵ月 | 52万8,000円 | 10万5,600円~ |
| 6ヵ月 | 85万8,000円 | 21万8,000円~ | |
| 自然言語処理講座 | 3ヵ月 | 52万8,000円 | 10万5,600円~ |
| 6ヵ月 | 85万8,000円 | 21万8,000円~ |
※実質料金は、専門実践教育訓練給付金の最大80%(賃金上昇要件達成時)が支給されたと仮定した金額
- 市場価値の高い専門スキル(AI・Python)をまとめて習得したい人
- 独学では挫折しがちな分野でも手厚いサポート環境で学びたい人
- 自分の専門講座以外(E資格、生成AIなど)も幅広く学びたい人
- 未経験からAIエンジニアやデータサイエンティストを目指す人
データラーニングスクールは未経験からデータの専門職を目指せる
- データ分析分野の転職・キャリアアップに特化
- 挫折による給付金失効を防ぐ手厚い1対1の相談体制
- 転職後も安心の「永久参加権」交流の場
データラーニングスクールは、手厚い1対1のサポート体制が特徴です。
「キャリアコーチング(45分×24回)」に加え、プランに応じて「現役専門家による1対1の個別メンタリング(45分×18回)」も受けられるため、初心者でも安心して学習できる。
未経験者が独り立ちできるレベルに達するには、目安として1,000~2,000時間の学習が必要だが、利用時に注意すべきは、この高い学習負荷による「挫折=給付金失効」だ。
しかしデータラーニングスクールなら個別相談が充実しているため、困ったことや悩みも気軽に相談できる環境が整っている。
さらに「データラーニングギルド」というオンラインコミュニティの永久参加権が付与される点もメリットだ。
ここには、300人以上のデータ分析人材が在籍し、経営者やフリーランスなど、第一線で活躍するプロに質問できる環境がある。
実データを用いた分析プロジェクトなども開催されるため、スクール修了後も、より実践的な経験を積むことが可能です。
【給付金対象コース】
専門実践教育訓練の対象は、サポート体制が異なる2つのプランである。
| データラーニングスクールの 教育訓練給付金対象コース |
受講期間 (目安) |
合計金額 (税込) |
実質料金 (税込)※ |
|---|---|---|---|
| コーチング + グループメンタリングプラン | 500~2,000時間 | 75万8,000円 | 15万6,000円 |
| コーチング + 個別メンタリングプラン | 500~2,000時間 | 90万8,000円 | 26万8,000円 |
※実質料金は、専門実践教育訓練給付金の最大80%(賃金上昇要件達成時)が支給されたと仮定した金額
- 未経験からデータ分析の専門家を本気で目指す人
- 1,000時間以上の学習時間を徹底的に確保できる人
- 挫折しないよう、手厚い1対1のサポートを求めている人
- 卒業後も交流の場で人脈形成や学習を続けたい人
侍エンジニアは、継続率98.74%を誇る「専属マンツーマン」スクール
- 卒業まで講師が変わらない専属マンツーマン指導
- 目標に合わせたオーダーメイドカリキュラムの作成
- 講師とは別に「学習コーチ」がつくWサポート体制
侍エンジニアは、98.74%(※)という驚異的な学習継続率を誇る、日本初のマンツーマン専門プログラミングスクールです。
※継続率とは、侍エンジニア社アンケートで「不安」「不満」と回答し、学習を途中でやめなかった人の割合を指し、諸事情で退会した受講生を含めない
侍エンジニアが高い継続率を達成できる理由は、その独自のサポート体制にある。
最大の特徴は、卒業まで一人の現役エンジニア講師が専属でつくマンツーマン指導だ。受講生の目標やレベルに合わせて「専用カリキュラム」をオーダーメイドで作成しながら指導してくれるため、自分のペースで確実に学習を進められる。
さらに技術的な指導を行う講師とは別に「学習コーチ」がサポートしてくれる。悩み相談はもちろん、現在の状況や目標確認もあるため、モチベーションが維持しやすい。
【給付金対象コース】
専門実践教育訓練の対象は、「AIデータサイエンスコース」のほか、「転職保証コース」や「フリーランスコース」だ。
| 侍エンジニアの 教育訓練給付金対象コース |
受講期間 | 合計金額 (税込) |
実質料金 (税込) |
|---|---|---|---|
| AIデータサイエンスコース | 12週間プラン | 62万3,700円 | 12万4,740円 |
| 16週間プラン | 69万3,000円 | 13万8,600円 | |
| 24週間プラン | 88万円 | 24万円 | |
| Webエンジニア転職保証コース | 16週プラン | 69万3,000円 | 13万8,600円 |
| 24週プラン | 88万円 | 24万円 | |
| クラウドエンジニア転職保証コース | 24週プラン | 64万9,000円 | 12万9,800円 |
| フリーランスコース | 24週プラン | 88万2,750円 | 32万2,750円 |
| 36週プラン | 109万1,275円 | 53万1,275円 | |
| 48週プラン | 128万9,350円 | 72万9,350円 |
- 過去に独学で挫折した経験がある人
- オンライン学習だと挫折してしまわないか不安な人
- 給付金を使った学習を確実に修了させたい人
- 自分のペースや目標に合わせた専用の計画で学びたい人
キカガクは、給付金で「学ぶ」+「dodaで転職する」を実現できる
- 転職大手dodaと連携したキャリアサポート
- 15万人以上の教育実績を持つ「教え方のプロ」が指導
- 修了率99%の実績
- 給付金手続きのサポート
キカガクの強みは、自社の転職サポートに加えて、IT転職の専門家がそろう「doda」と公式に連携している点にあります。受講中だけでなく卒業後もdodaのサポートを受けられます。
給付金を利用して高度なスキルを学ぶだけでなく、その後のキャリアチェンジにおいても転職のプロによる専門的な支援を受けられるのは心強い。
もちろんキカガクは、学習サポートも万全だ。修了率99%という実績が示す通り、給付金利用の最大のリスクである「挫折による失効」を、15万人以上の指導実績を持つ教え方のプロによる指導と、1対1の相談(メンタリング)で防いでくれる。
さらにキカガクでは、説明会に参加すれば給付金申請手続きについてのサポートも受けられる。
給付金の手続きが複雑で不安だという人は、ぜひ説明会に参加してみましょう。
【給付金対象コース】
専門実践教育訓練の対象は、「AI・データサイエンス人材育成コース」および「生成AIビジネス実践コース」である。
| キカガクの 教育訓練給付金対象コース |
受講料金 (税込) |
実質料金 (税込) |
|---|---|---|
| AI・データサイエンス人材育成コース | 79万2,000円 | 15万8,400円 |
| 生成AIビジネス実践コース | 26万4,000円 | 5万2,800円 |
※実質料金は、専門実践教育訓練給付金の最大80%(賃金上昇要件達成時)が支給されたと仮定した金額
- 転職サポートは「doda」のような大手の支援を受けたい人
- 給付金を利用して学習から転職成功まで手厚いサポートを求める人
- 給付金を使った学習を確実に修了させたい人
- AI・データサイエンス分野への転職・キャリアアップを目指す人
インターネット・アカデミーは、通学とオンラインを自由に選べる
- 「オンライン」と「通学」を自由に選べる学習スタイル
- 給付金の対象コースが非常に豊富
- Webの国際ルールを決める「W3C」メンバーの信頼性がある
インターネット・アカデミーの最大の強みは、受講生の都合に合わせて、オンラインの授業と校舎での「通学(ライブ授業やマンツーマン授業)」を、自由に組み合わせられる点にあります。
オンラインだけで不安な人は「校舎で直接講師に質問し、忙しい日は自宅で学ぶ」といった柔軟な対応が可能だ。
このため、オンライン学習特有の「孤独による挫折」を防ぎやすい。途中でスクールを辞めてしまうと給付金はもらえないが、この体制ならリスクを最小限に抑えられる。
さらにWeb技術の国際標準規格を策定する「W3C」(※)に日本のスクールとして唯一加盟しており、学ぶスキルの正確性と信頼性は群を抜いている。
※W3C(World Wide Web Consortium):Webサイトの表示ルール(HTMLなど)の「世界共通の基準」を定めている国際的な団体
【給付金対象コース】
専門実践教育訓練対象コースが非常に豊富に用意されている。ここでは、プログラミング・AI関連のコースの例を紹介する。
| インターネット・アカデミーの 教育訓練給付金対象コース例 |
受講期間 (目安) |
受講料金 (税込) |
実質料金 (税込)※ |
|---|---|---|---|
| ブランドデザイン実践コース | 12ヵ月 | 85万256円 | 21万256円 |
| データストラテジストコース | 12ヵ月 | 63万8,264円 | 12万7,653円 |
| ITエンジニア総合コース+Python講座+AIプログラミング講座 | 10~12ヵ月 | 113万8,115円 | 49万8,115円 |
| AI×IoTエンジニア育成コース+サーバー講座 | 10~12ヵ月 | 110万5,445円 | 46万5,445円 |
| サイバーセキュリティマネージャーコース | 12ヵ月 | 94万2,095円 | 30万2,095円 |
- オンライン学習だけでは挫折しそうで不安な人、通学もしたい人
- ライブ授業やマンツーマン授業で、直接講師に質問したい人
- 給付金という公的資金を使ううえでスクールの「信頼性」や「実績」を最重視する人
- AI、Web、データ戦略など幅広い選択肢から自分に合う講座を選びたい人
ディープロは、給付金で「実務インターン」を経験できるスクール
- 自治体やIT企業の実在する問題を解決する「卒業課題インターンシップ」
- 4ヵ月(730時間~)集中する「プロと同じリモートワーク環境」
- 働きながら学べる6ヵ月コースも給付金対象
ディープロの特徴は、4ヵ月短期集中コースで経験できる「卒業課題インターンシップ」です。これは、提携先の地方自治体やIT企業が実際に抱えている課題を、受講生がアプリ開発で解決するという、実務そのもののプログラムであります。
単なるスキル習得だけではなく、給付金を使って「実務経験と実力証明」を手に入れられる点は、転職活動でも大きな強みになるだろう。
また、この4ヵ月コースは平日10~19時で学習し、朝礼や終礼、2人1組での共同作業を行うなど、「プロと同じリモート環境」を再現している。
なおフルタイムでの学習が難しい人向けに、働きながら(平日夜間・土日)学べる「6ヵ月コース」も給付金対象として用意されています。
【給付金対象コース】
学習スタイル(フルタイム or 働きながら)に応じて、2つの専門実践教育訓練コースが用意されている。
| ディープロの 教育訓練給付金対象コース |
受講期間 | 受講料金 (税込) |
実質料金 (税込) |
|---|---|---|---|
| Webエンジニア4ヵ月短期集中コース | 4ヵ月 ※ | 79万7,800円 | 23万9,340円 |
| (働きながら学ぶ)6ヵ月コース | 6ヵ月 | 39万8,000円 | 11万9,400円 |
- 給付金を利用して単なる学習ではなく「実務経験」や「実績」を作りたい人
- 4ヵ月間フルタイムで集中して学びたい人(→短期集中コース)
- 働きながら学習とキャリアチェンジを両立したい人(→6ヵ月コース)
- プロと同じリモートワーク環境を体験したい人(→短期集中コース)
テックアイエスは、「5分以内」の質問対応と「1年間の長期サポート」が強みのスクール
- 5分以内につながるZoom質問対応
- 合計1年間(学習6ヵ月+キャリア支援6ヵ月)の手厚いサポート
- オンラインだけでなく4ヵ所に実教室あり
テックアイエスは、オンラインで「5分以内」に講師のZoomを呼ぶことができ、問題を即座に解決できます。
テックアイエスでは、プログラミング学習で最も挫折しやすい「エラーが解決できない」状態を徹底的に防ぐことが仕組み化されているのだ。
さらに学習6ヵ月+キャリアサポート6ヵ月の合計1年間にわたる長期支援で、学習修了から転職成功までを徹底的にサポートする。
テックアイエスはオンラインだけでなく、愛媛・広島など全国4拠点に実際の教室(学習スペース)もあり、直接質問できる環境も整っています。
【給付金対象コース】
専門実践教育訓練の対象は、Webエンジニアを目指す「長期PROスキルコース」と、データ分析の専門家を目指す「データサイエンティストコース」の2つである。
| テックアイエスの 教育訓練給付金対象コース |
受講期間 | 受講料金 (税込) |
実質料金 (税込) |
|---|---|---|---|
| 長期PROスキルコース | 6ヵ月+6ヵ月 | 68万6,400円 | 20万5,920円 |
| データサイエンティストコース | 6ヵ月+6ヵ月 | 98万7,800円 | 42万7,800円 |
- とにかく挫折したくない、挫折して給付金を失うのが怖い人
- 疑問点をすぐに(5分以内に)解決したい人
- 合計1年間の手厚いサポートを求めている人
- 地方にいながら、世界基準の最新スキルを学びたい人
短期集中でスキルアップ!最大50%OFFの特定一般教育訓練 対象スクール3選
ここからは、Webデザインやサイト制作、あるいはJavaやネットワークのような特定スキルの習得を目的とした講座を紹介します。
これらの講座は、制度の区分では「特定一般教育訓練」に該当し、最大50%の給付を受けられる。
特定一般教育訓練は、雇用保険の加入期間が「1年以上2年未満」で、専門実践教育訓練の対象にならない人でも利用できるのが大きなメリットだ。
短期集中でスキルを身につけたい人に向いている。
| スクール名 | AEVIC (アビック) |
活学ITスクール | システムアーキテク チュアナレッジ |
|---|---|---|---|
| 学習スタイル | 通学のみ (平日フルタイム) |
オンライン / 通学 | オンライン / 通学 |
| 学べる主なスキル | Java, Oracle資格 | ネットワーク, CCNA資格 | クラウド, AWS SAA資格 |
| 学習サポート (主な特徴) |
600時間の集中学習 講師2名体制 |
アニメーション動画学習 実機(本物の機器)演習 |
100%LIVE授業 講師常駐の自習室 |
| 通常受講料 (一例・コース名) |
44万円 (Java基礎+応用 4ヵ月) |
22万円 (オンライン 3ヵ月) |
22万5,500円 (AWS SAA 3ヵ月) |
| 給付金適用後負担額 (一例) |
22万円 | 11万円 | 11万2,750円 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
AEVIC(アビック)は、「平日フルタイム通学」でJavaエンジニアとして実務での活躍を目指す
- 4ヵ月・600時間の「平日フルタイム通学」という高い強制力
- Oracle認定Java資格の取得率100%
- 講師2名体制による対面指導
AEVIC(アビック)は、未経験からJavaエンジニアを目指すスクールです。
特定一般教育訓練の対象講座は、オンラインや夜間・週末の学習が多いなか、AEVICはあえて「平日フルタイム・通学(平日9時30分~18時)」という学習環境を提供している。
AEVICは4ヵ月間、教室に通って講師2名体制の対面指導を受けるため、「挫折して給付金を受け取れない」というリスクを最小限に抑えられる。
またJavaに特化し、「Oracle認定Java資格(Silver)」の取得率が100%(※)と高い実績を持つ。給付金を使って、短期間で集中してJavaエンジニアを目指す人に最適なスクールだ。
※資格取得率は令和4年度実績。
【給付金対象コース】
特定一般教育訓練の対象は、「Javaプログラミング基礎+応用~Fluorite~」である。
| AEVICの 教育訓練給付金対象コース |
受講期間 | 受講料金 (税込) |
実質料金 (税込)※ |
|---|---|---|---|
| Javaプログラミング基礎+応用 | 4ヵ月(600時間) | 44万円 | 22万円 |
- 4ヵ月間、平日の日中(9時30分~18時)にフルタイムで通学できる人
- オンラインではなく教室に通って対面で学びたい人
- Web制作(PHP/Ruby)よりもJavaを学び、企業への就職・転職を目指す人
活学(IKIGAKU)ITスクールは、資格「CCNA」取得に特化した専門スクール
- ネットワーク資格「CCNA」取得に完全特化
- 「オンライン(3ヵ月)」と「通学(2ヵ月)」の2コースが給付金対象
- 挫折させない「アニメーション動画」学習と「実機(本物の機器)」演習
活学ITスクールの最大の強みは、転職で有利とされるIT資格「CCNA」の取得に完全に特化している点です。給付金を使って学ぶうえで、「資格」というわかりやすい成果を得られるのは大きな魅力です。
受講スタイルをオンラインと通学から選べる点も強みだ。
オンラインコース(3ヵ月)は、難しいネットワークの仕組みをアニメーション動画で分かりやすく学べる。通学コース(2ヵ月)は、講師の指導のもと「実機(本物のネットワーク機器)」を使った演習(20時間)で実践力を鍛えられる。
分かりやすい教材と選べる学習環境が、挫折による給付金失効リスクを最小限に抑えてくれる。
【給付金対象コース】
特定一般教育訓練の対象は、学習スタイルが異なる2つのCCNAコースである。
| 活学ITスクールの 教育訓練給付金対象コース |
受講期間 | 合計金額 (税込) |
実質料金 (税込)※ |
|---|---|---|---|
| ネットワーク基礎「オンライン」コース | 3ヵ月 | 22万円 | 11万円 |
| ネットワーク基礎「通学」コース | 2ヵ月 (180時間) |
33万円 | 16万5,000円 |
- ITインフラ(ネットワーク)分野に興味がある人
- 転職活動のために、まず「CCNA」というわかりやすい資格が欲しい人
- 難しい内容をアニメーション動画でわかりやすく学びたい人
システムアーキテクチュアナレッジは、100%LIVE授業が強み
- 少人数クラス制&担当専属講師による「100%LIVE授業」
- 講師が常駐する自習室が利用可能
- AWSやCCNA、JavaなどITインフラ・開発系の資格に強い
システムアーキテクチュアナレッジは、録画授業(eラーニング)を使わない「100%LIVE授業」と、「講師常駐の自習室」(秋葉原・新宿)を完備した、手厚い指導体制が強みです。
録画授業にありがちな「受け身の学習」にならず、講師の指導を直接(通学またはオンラインで)受けるため、緊張感を持って学べる。
また授業外でも講師が常駐する自習室が使えるため、疑問点をその場で解決できる。
短期間(3ヵ月)で、ITインフラ分野で非常に需要の高い「AWS SAA」(※)という専門資格を、給付金を使って確実に取得できる。
※AWS=Amazon Web Services SAA=Solutions Architect Associate
【給付金対象コース】
特定一般教育訓練の対象は、「AWS認定試験Solutions Architect Associate合格コース」である。
| SAKの教育訓練給付金対象コース | 受講期間 | 合計金額(税込) | 実質料金(税込)※ |
|---|---|---|---|
| AWS SAA合格コース | 3ヵ月(66時間) | 22万5,500円 | 11万2,750円 |
- 録画(eラーニング)ではなく、講師によるLIVE授業を受けたい人
- オンラインだけでなく教室に通って直接講師に質問したい人
- ネットワークやクラウドの資格取得に興味がある人
- 短期間・低コストで専門資格を取得したい人
今の仕事に活かすスキルアップ!20%OFFの一般教育訓練 対象スクール3選
最後にExcel業務の効率化やITの基礎知識(ITパスポート)の習得など、今の仕事にすぐ活かしたい方向けの一般教育訓練講座を持つスクールを3つ紹介します。
一般教育訓練講座は、3種類のなかで最も利用のハードルが低い給付金だ。
雇用保険の加入期間が「通算1年以上」でよく、専門実践教育訓練や特定一般教育訓練のような受講資格認定などの手続きが不要である。
手軽にスキルアップしたい人に向いている。
| スクール名 | ヒューマンアカデミー | Winスクール | ユーキャン |
|---|---|---|---|
| 学習スタイル | オンライン / 通学 / ブレンド | オンライン / 通学 (個人レッスン) |
オンライン (通信講座) |
| 学べる主なスキル | Webデザイン, HTML/CSS, JS | Excel VBA, Java, Python, Web | ITパスポート資格 |
| 学習サポート (主な特徴) |
学習スタイルが選べる Wサポート (講師+カウンセラー) |
個人レッスン (平均1対3) 講座数 (全23種)が豊富 |
テキスト1冊に凝縮 圧倒的な低価格 |
| 通常受講料 (一例・コース名) |
70万6,900円 (Webデザイナー 6ヵ月) |
28万7,980円 (Excel VBA 7ヵ月) |
2万6,000円 (ITパスポート 4ヵ月) |
| 給付金適用後 負担額(一例) |
60万6,900円 | 23万384円 | 2万800円 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ヒューマンアカデミーは、「選べる学習スタイル」でWebデザインとプログラミングを学べるスクール
- オンライン・通学・ブレンドから学習スタイルを選べる
- 講師とは別に専任カウンセラーが学習と進路をWサポート
- HTML/CSSやJavaScriptなど、プログラミングスキルも学べる
ヒューマンアカデミーは、プログライングだけでなく介護・福祉や美容、経理など様々なジャンルの講座を持つ大手総合スクールです。IT分野では、一般教育訓練対象講座として、特にサポートが手厚いWebデザイン講座が用意されています。
Webデザイン講座は、オンライン完結、教室への通学、または両方を組み合わせるブレンド方式という3つの学習スタイルを受講生が自由に選べる点が最大の特徴だ。
自宅でのオンライン学習でつまずいた場合でも自習室も利用できる校舎に行って講師に直接質問したり、プロの専任カウンセラーに進路相談したりできる。
Webデザイン講座は、単なるデザインソフト(Photoshopなど)の使い方を学ぶだけではない。カリキュラムには「HTML/CSS講座」「JavaScriptプログラミング講座」「WordPress講座」といったWebサイト構築に必要なプログラミングスキルがしっかりと含まれている。
ヒューマンアカデミーなら、給付金を使ってWebデザインに関する総合的な学習を効率よく進められるでしょう。
【給付金対象コース】
一般教育訓練(上限10万円)の対象となるWebデザイン関連のコース例は以下のとおり。
| ヒューマンアカデミーの 教育訓練給付金対象コース |
学習スタイル | 受講期間 (目安) |
合計金額 (税込)※ |
実質料金 (税込)※ |
|---|---|---|---|---|
| Webデザイナーコース | オンライン/通学/ブレンド | 6ヵ月 | 70万6,904円 | 60万6,904円 |
| Webデザイナー 総合コース |
オンライン/通学/ブレンド | 6ヵ月 | 82万732円 | 72万0,732円 |
| Webデザイナー エキスパートコース |
オンライン/通学/ブレンド | 12ヵ月 | 110万1,518円 | 100万1,518円 |
※実質料金は、合計金額から給付金(20%・上限10万円)が支給されたと仮定して計算した金額
- オンラインだけでなく教室(校舎)に通って直接講師に質問もしたい人
- 講師だけでなく学習や進路専門のカウンセラーにも相談したい人
- HTML/CSSやJavaScriptといったプログラミングの基礎も学びたい人
Winスクールは、個人レッスンと講座数の多さが強み
- 教室・オンラインを問わず個人レッスン(講師1人に対して平均受講者3人)
- 一般教育訓練の対象講座が全23コースと圧倒的に豊富
- 予約スタイルも柔軟に選べる
Winスクールの授業は、録画授業や集団授業とは異なり、講師1人に対して受講生平均3名という個人レッスン形式です。
プログラミングスクールは挫折が不安な人も多いだろう。その点Winスクールは、教室に通っても、自宅からオンラインで受けても、常に講師が個別に進み具合を見て指導してくれる。この手厚い体制が、挫折による給付金失効リスクを最小限に抑えてくれる。
また一般教育訓練の対象講座が20コース以上あるのも魅力だ。プログラミングやWebデザインのほか、ExcelやCADなども対象のため、自分の目的に合う講座を見つけやすい。
【給付金対象コース】
一般教育訓練(上限10万円)の対象講座が豊富にある。ここでは、IT・Web関連のコース例を紹介する。
| Winスクールの 教育訓練給付金対象コース |
受講期間 (目安) |
合計金額 (税込)※ |
実質料金 (税込)※ |
|---|---|---|---|
| Excel VBAマスター+ライセンス | 7ヵ月 | 28万7,980円 | 23万384円 |
| Javaライセンス (Silver) |
6ヵ月 | 34万9,800円 | 27万9,840円 |
| Pythonデータアナリスト+ライセンス | 6ヵ月 | 43万7,800円 | 35万240円 |
| WEBマスター (HTML/CSS, JS, Adobeソフト) |
10ヵ月 | 44万円 | 35万2,000円 |
| WEBプログラミングプロ (HTML/CSS, JS, PHP, WP) |
10ヵ月 | 53万9,000円 | 43万9,000円 |
- 録画授業や集団授業ではなく個人レッスンを受けたい人
- 教室への通学とオンライン受講を柔軟に使い分けたい人
- Webやプログラミング、Excelなど、豊富な選択肢から自分に合う講座を選びたい人
ユーキャンは、給付金でIT基礎を固めたい人向けの講座あり
- 国家試験「ITパスポート」合格に特化
- 受講料が2万6,000円(税込)と圧倒的に安価
- テキスト1冊と解説動画で学ぶシンプルな教材
ユーキャンの最大の強みは、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。多くのプログラミングスクールが数十万円するなか、受講料そのものが2万6,000円(税込)と非常に安価です。
一般教育訓練(20%給付)を利用すれば、実質負担額2万800円で受講できる。
ユーキャンの「ITパスポート合格指導講座」は、高額なプログラミングスクールに申し込む前に、まず最小限の費用でITの基礎知識を身につけ“国家資格”というわかりやすい形で成果を得たい人に最適だ。
教材もテキスト1冊と動画に凝縮されており、4ヵ月で合格を目指せる。
【給付金対象コース】
一般教育訓練(上限10万円)の対象は「ITパスポート合格指導講座」である。
| ユーキャンの 教育訓練給付金対象コース |
受講期間 | 合計金額 (税込)※ |
実質料金 (税込)※ |
|---|---|---|---|
| ITパスポート合格指導講座 | 4ヵ月 | 2万6,000円 | 2万800円 |
- 本格的なプログラミング学習の前に、まずITの基礎を固めたい人
- 高額な受講料ではなく、まずは低コスト(実質約2万円)で資格を取りたい人
- ITの基礎知識を証明する国家資格「ITパスポート」が欲しい人
プログラミングスクール教育訓練給付金の申請から受給までの全6ステップ
給付金制度を利用するには、決められた手順と期限を守ってハローワークで手続きを行う必要があります。
特に「専門実践教育訓練」と「特定一般教育訓練」は、受講開始のかなり前(原則2週間前まで)に事前手続きを終えなければならないため、注意が必要だ。
手続きは複雑に見えるかもしれないが、この6つのステップに沿って進めれば問題ない。
出典:専門実践教育訓練、特定一般教育訓練、一般教育訓練、それぞれの「教育訓練給付金」のご案内
ステップ1:ハローワークで「支給要件照会」を行う
最初に行うべきなのは、受給資格があるかを最寄りのハローワークで確認することだ。
「教育訓練給付金支給要件回答書」という書類で、自分は受給ができるかが確認できる。
| いつまでに (期限) |
スクールの検討中、あるいは無料カウンセリングを受ける前 | |
|---|---|---|
| どこで (場所) |
自分の住所地(住民票のある地域)を管轄するハローワーク | |
| 何を (行動) |
①「教育訓練給付金支給要件照会票」に必要事項を記入して提出※ ②「教育訓練給付金支給要件回答書」が発行されるので、内容を確認する ※代理人でも可能。また、郵送や電子申請でも提出できる。 |
|
| 必要なもの | ・本人確認書類 ・雇用保険被保険者証(あれば) ・代理人からの申請の場合は委任状 |
① で記入する「教育給付金支給要件照会票」はこのような書類だ。
ステップ2:(専門実践・特定一般のみ)キャリアコンサルティングとジョブ・カード作成する
「専門実践教育訓練」または「特定一般教育訓練」の講座を受講する場合のみ、専門家とキャリアプランを相談するプロセスが必須だ(一般教育訓練の人は不要)。
| 対象者 | 専門実践教育訓練、または特定一般教育訓練を利用する人 |
|---|---|
| いつまでに (期限) |
受講開始日の原則2週間前まで(予約が必要なため1ヵ月以上前推奨) |
| どこで (場所) |
自分の住所地(住民票のある地域)を管轄するハローワーク または指定の「キャリア形成・リスキリング支援センター」(オンラインも可) |
| 何を (行動) |
コンサルタントによる「訓練前キャリアコンサルティング」を 予約・受講し、「ジョブ・カード」を作成・交付してもらう。 |
この訓練前キャリアコンサルティングやジョブ・カードについてなど、ステップ2でやらなければならない内容が「キャリア形成・リスキリング推進事業」サイト(https://carigaku.mhlw.go.jp/)にまとめられている。
例えば次のようなジョブ・カードの作成事例なども豊富に掲載されているので、事前にチェックしておくといいだろう。
ステップ3:ハローワークで「受給資格確認」を行う
ステップ1とステップ2が完了したら、ハローワークで受給資格者として認められるための手続きを行い、「受給資格確認」を受けよう。
| いつまでに (期限) |
受講開始日の原則2週間前まで |
|---|---|
| どこで (場所) |
自分の住所地(住民票のある地域)を管轄するハローワーク |
| 何を (行動) |
必要な書類を提出し、受給資格確認の手続きを完了させ 「受給資格者証」を交付してもらう |
| 必要なもの ※ | 1.「教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格確認票」※ 2.「ジョブ・カード」(※専門実践・特定一般のみ) 3. マイナンバーカードまたは本人確認書類、写真など 4. 給付金を振り込んでほしい銀行口座などの通帳やキャッシュカード |
※手続きを代理人が行う場合は委任状も必要
ステップ4:プログラミングスクールへの申し込みと受講をする
ここまでのハローワークでの事前準備が完了して、はじめてスクールと契約し、受講できる。
給付金は後払いのため、受講料は一度全額を立て替えて支払う必要がある点は注意しよう。
| いつ | 受講開始前 |
|---|---|
| どこで | 目当てのプログラミングスクール |
| 何を (行動) |
①申し込み ② 受講料(全額)をスクールに支払い、学習を開始する |
ステップ5:(専門実践教育訓練のみ)受講期間中に支給申請を行う
専門実践教育訓練の場合は半年に一度、受講期間中に申請が必要だ。
専門実践教育訓練は、受講中の6ヵ月ごとに費用の一部(経費の50%)が分割支給されるからだ。期限(6ヵ月経過の翌日から1ヵ月以内※1)があるので、忘れずに申請を進めよう。
| いつ | 受講期間中 |
|---|---|
| どこで | 自分の住所地(住民票のある地域)を管轄するハローワーク |
| 何を (行動) |
受講開始から6ヵ月ごとに「支給申請」を行う |
| 必要なもの | ・教育訓練給付金支給申請書 ・教育訓練受給資格通知または教育訓練給付金受給資格者証 ※2 ・受講証明書 ※3 ・受講に関する領収書 ※3 ・教育訓練経費等確認書 |
※2 受給資格確認の手続き後にハローワークから交付
※3 スクールから発行
ステップ6:ハローワークで支給申請を行う
講座を無事に修了したあとは、最後にお金を受け取るための最終手続きを行う。期限があるため忘れずに申請しよう。
| いつまでに (期限) |
修了日の翌日から1ヵ月以内 ※1 |
|---|---|
| どこで (場所) |
自分の住所地(住民票のある地域)を 管轄するハローワーク |
| 何を (行動) |
終了時の支給申請 |
| 必要なもの | ・教育訓練給付金支給申請書 ・教育訓練受給資格通知 ※2 ・教育訓練修了証明書 ※3 ・受講に関する領収書 ※3 ・教育訓練経費等確認書 ・特定一般教育訓練給付受給時報告 など |
※3 スクールから発行
専門実践教育訓練と特定一般教育訓練は、それぞれ転職に成功した時など追加給付がある。こちらも忘れずに申請しよう。
| 資格取得や転職に成功したら | 転職後の賃金が5%以上上昇したら | |
| いつまでに (期限) |
資格取得、就職の翌日から1ヵ月以内 | 資格取得、就職の翌日から6ヵ月を 経過してから6ヵ月以内 |
| どこで (場所) |
自分の住所地(住民票のある地域)を管轄するハローワーク | |
| 何を (行動) |
追加の支給申請 | |
| 必要なもの | ・教育訓練給付金支給申請書 ・教育訓練受給資格通知 ※3 ・資格合格書など ・受講に関する領収書 ※4 ・教育訓練経費等確認書 など |
・教育訓練給付金支給申請書 ・受講開始前と後の6ヵ月間の給与がわかるもの (給与明細やタイムカードなど2点) ・教育訓練受給資格通知 ※3 ・専門実践教育訓練給付追加給付申請時報告 など |
| 追加給付 | 受講料の20% | 受講料の10% |
| いつまでに (期限) |
資格取得、就職の翌日から1ヵ月以内 |
|---|---|
| どこで (場所) |
自分の住所地(住民票のある地域)を管轄するハローワーク |
| 何を (行動) |
追加の支給申請 |
| 必要なもの | ・教育訓練給付金支給申請書 ・受給資格確認通知書 ・資格合格書など ・受講に関する領収書 ※3 ・特定一般教育訓練給付追加給付申請時報告など |
| 追加給付 | 受講料の10% |
失敗しない!給付金対象プログラミングスクールの選び方3つのポイント
給付金の対象講座やプログラミングスクールを選ぶ際は、貴重な時間を投資するからこそ、確実にスキルを習得しキャリアアップにつなげるための評価軸を持つことが重要です。
ここでは、講座やスクール選びで失敗しないために確認すべき3つの共通ポイントを解説する。
自分に合うサポートで挫折せずに修了できるか
最も重要な基準は、プログラミングスクールのサポート体制が「自分に合っているか」だ。
なぜなら教育訓練給付金は、原則として講座を修了しなければ支給されないからだ。途中で挫折して退会などしてしまうと1円も受け取れず、高額な受講料が全額自己負担となる最大のリスクがある。
もちろん、どのスクールも挫折させないためのサポート体制は整えている。だからこそどんなサポートが自分に合うかを見極める必要がある。
たとえば他の受講生を気にせず、自分のペースでじっくりと学びたい人は、マンツーマン形式の授業が向いています。一緒に学ぶ仲間が欲しい人は、数人単位の授業が合っているでしょう。
| スクール名 | サポート体制の特徴(挫折防止の仕組み) | 公式サイト |
|---|---|---|
| 侍エンジニア | 卒業まで講師が1対1でつく「専属マンツーマン」。 講師とは別に学習コーチもつく |
公式サイト |
| テックアイエス | オンラインで「5分以内」にZoomで講師につながる圧倒的な質問対応の速さ | 公式サイト |
| Winスクール | 講師1人に対し受講生平均3名の「個人レッスン(個別指導)」 | 公式サイト |
| テックアカデミー | 専属メンターによる「週2回」のマンツーマンレッスンが 義務付けられており、学習計画を管理 |
公式サイト |
自分の目的に合っているキャリア支援を受けられるか
次に自分の目的に合ったキャリア支援が提供されているかを確認しよう。
給付金を利用する最終目的は、転職、副業、資格取得など人によって異なる。
たとえば転職が目的であれば単に求人を紹介するだけでなく、転職活動で武器となる実績を作れるかが重要だ。
| スクール名 | キャリアサポートの特徴(得られる成果) | 公式サイト |
|---|---|---|
| ディープロ | 「実務インターン」として自治体やIT企業の実在する 課題解決(アプリ開発)を経験できる |
公式サイト |
| COACHTECH | 選抜制の「実案件保証」があり、職務経歴書に書ける実績を作れる | 公式サイト |
| キカガク | 自社サポートに加え、転職大手「doda」と公式に連携した 専門的な転職支援が受けられる |
公式サイト |
| 活学ITスクール | 「CCNA資格」の取得に特化したカリキュラムなら “資格”というわかりやすい成果を得られる |
公式サイト |
自分のライフスタイルに合った学習形式か
自分のライフスタイルに学習形式が合っているかも重要な視点だ。
たとえば通学できる環境があるか、学習時間を確保できるかなどは重要な判断基準となる。
| スクール名 | 学習スタイルの特徴(場所・時間) | 公式サイト |
|---|---|---|
| インターネット・アカデミー | オンラインと校舎への通学を受講料変わらずに 自由に組み合わせられる |
公式サイト |
| ヒューマンアカデミー | 「オンライン」「通学」「ブレンド(オンラインと通学の両方)」から 学習スタイルを選べる(※Webデザイン講座) |
公式サイト |
| ディープロ (4ヵ月) |
「平日フルタイム(10~19時)」という強制力の 高いリモート環境で、短期集中学習ができる |
公式サイト |
| Aidemy (6ヵ月~) |
オンライン完結。1講座分の料金でE資格や 生成AIなど複数の講座を学び放題 |
公式サイト |
「自宅だけでは集中できない」「直接質問したい」という人は、通学も選べるスクールが向いています。逆に忙しく通学できないなら、完全オンライン対応がいいでしょう。
プログラミングスクールで給付金を利用する際の4つの注意点
教育訓練給付金制度は注意点が4つあります。
注意点を知らないままプログラミングスクールで受講を進めると、「給付金がもらえなかった」という最悪の事態になりかねない。高額な受講料を支払う前に必ずこの4点を確認してほしい。
すべてのスクール・講座が対象ではない
教育訓練給付金制度は、日本中のすべてのスクールや講座が対象ではない。
給付金が支給されるのは、厚生労働大臣が指定した講座のみである。これは雇用保険を財源とした公的な制度であり、単なるプログラミングスクールの割引キャンペーンではないからだ。
国は、一定の基準(学習期間、カリキュラムの質など)を満たした講座のみを給付金の対象として指定している。そのため新設されたばかりのスクールや、カリキュラムが短すぎる講座、趣味や教養のみを目的とした講座などは対象外のケースも多い。
必ず自分が受講したい講座が給付対象かを確認しよう。
確認するには、目当てのプログラミングスクールの公式サイトを見るのはもちろん、ハローワークの検索システム(教育訓練給付金 厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム)でもチェックできます。
給付金は後払いのため、受講料は一度全額払う
教育訓練給付金は「割引」ではなくキャッシュバック(後払い)だ。そのため受講料は、先に全額支払う必要がある。
給付のタイミングは、講座の種類によって異なる。
【専門実践教育訓練の場合】
専門実践教育訓練の場合は、期間が長期にわたることも多いため、原則受講開始から6ヵ月ごとに費用の一部(受講費用の50%、年間上限40万円)が分割で支給される。
訓練期間が6ヵ月に満たない短期講座の場合は、受講中はなく修了後に一括で支給される。
【一般教育訓練・特定一般教育訓練の場合】
講座を修了したあとにかかった費用の一部が一括で支給される。
ただしどの講座であってもプログラミングスクールに申し込む時点で受講料が割引されるわけではない。最初に受講料を支払う資金計画が必須な点は留意しておこう。
途中で挫折すると給付は受けられない
途中で学習を辞めてしまった場合、給付金は支給されず、支払った受講料は全額自己負担となる。
特に一般教育訓練や特定一般教育訓練は、修了後に一括で支給される仕組みだ。そのため、途中で課題を提出できずに挫折すれば、戻ってくる金額は0円になってしまう。
専門実践教育訓練の場合も、途中で退会すればそれ以降の給付は停止される。また、出席率や課題の提出状況がスクールの定める修了基準に満たない場合も、対象外になる場合がある。
高額な受講料が無駄にならないよう、「自分の生活スタイルで完走できるカリキュラムか」、「質問対応などのサポートは手厚いか」など事前にしっかり確認して選びましょう。
申請手続きの期限に1日でも遅れると受給できない
教育訓練給付金を受け取るためにはハローワークに支給申請をする必要があるが、決められた期限を過ぎると、お金は一切受け取れなくなる。
| タイミング | 対象 | 原則の期限 |
|---|---|---|
| 受講中 | 専門実践教育訓練のみ | 6ヶ月ごとの期間の末日の翌日から1ヵ月以内 |
| 受講後 | 全員 | 修了日の翌日から1ヵ月以内 |
ただし支給申請には2年の時効(猶予期間)があるため、万が一「1ヵ月以内」の期限を過ぎても申請できる場合がある。
期限内に申請するのが原則ですが、もし過ぎてしまっても諦めずにハローワークへ相談してみましょう。
【必読】教育訓練給付金の対象外だった人が使える他の支援金・助成金制度
雇用保険の加入期間が足りずに教育訓練給付金の対象外だったと諦めるのはまだ早いです。今の状況によって、利用できる可能性のある国や自治体の別の支援金や助成金制度が3つ存在します。
教育訓練給付金が使えなかった場合でも、プログラミングスクールやエンジニアスクールをお得に受講するために、何を検討すべきかを紹介する。
【在職者・転職向け】最大70%OFFの「リスキリング補助金」
現在、会社などで働いている在職者であれば、経済産業省が管轄する「リスキリング補助金」を利用できる可能性がある。
これは、プログラミングスクール受講料の最大70%(上限56万円)が給付される制度だ。
一度受講料の総額を立て替えて支払い、修了後・転職後にスクール経由でキャッシュバックされる。
| 制度名 | リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業 |
|---|---|
| 対象者 | 企業と雇用契約にある在職者。 ※離職者、自営業者は対象外 |
| 給付額 | 受講料の最大70%(上限56万円) ※修了時に50%(上限40万円)、転職し1年継続就業した場合に追加で20%(上限16万円) |
| 必須条件 | 雇用保険の加入期間は問われない ※在職中であることが必須 |
| 特徴 | キャリア相談・転職支援と、講座が一体となったパッケージ |
この制度は、ここまで紹介してきた「教育訓練給付金」とは別の制度である。リスキリング補助金の最大のメリットは、手続きの手間が圧倒的に少ないことだ。
教育訓練給付金のように、利用者がハローワークで事前手続きを行う必要がない。申請は、スクール(補助事業者)が指定するキャリア相談などで完結する。
| 比較ポイント | ① 教育訓練給付金 (厚労省) |
② リスキリング補助金 (経産省) |
|---|---|---|
| 支払い方法 | 全額を立て替え払い (後払い) |
全額を立て替え払い (後払い) |
| 申請手続き | 利用者がハローワークで行う | 利用者の手続きは原則不要 (スクールと完結) |
| 主な対象者 | ・在職者 ・離職者 |
・在職者のみ ・転職を目指している人 |
| 必須条件 | 雇用保険の加入期間 | 雇用保険の加入期間は不問 |
| 最大給付率 | 最大80% (専門実践教育訓練) |
最大70% |
| 上限額 | 64万円 (専門実践教育訓練) |
56万円 |
リスキリング補助金は、対象が在職者のみに限定されていて現在離職中(無職)の人は利用できない点や、「今の会社でのスキルアップ」や「副業」目的では利用しにくい点は留意しておきましょう。
なお、この記事で紹介したプログラミングスクールも「リスキリング補助金」の対象となっている講座を数多く持つケースがある。
| スクール名 | 対象講座(一例) | 公式サイト |
|---|---|---|
| テックアカデミー | Webエンジニア転職保証コース、Javaコース など | 公式サイト |
| ヒューマンアカデミー | Webエンジニア講座、AI活用スペシャリスト講座 など | 公式サイト |
| Winスクール | Web・デザイン、プログラミング、CADなど全21コース | 公式サイト |
講座によっては、教育訓練給付金とリスキリング補助金のどちらかを選んで受講できるものもある(例:テックアカデミー AIコース、データサイエンスコースなど)ので検討してみるといだろう。
【離職中で雇用保険切れの方向け】ハロートレーニング
現在離職中の人が利用できる「ハロートレーニング(職業訓練)」という選択肢がある。これは、再就職に必要なスキルを無料で学べる公的な制度だ。
この制度は、失業保険の受給状況によって、主に2種類に分かれる。
- 公共職業訓練(離職者訓練): 主に失業保険を受給している人が対象
- 求職者支援訓練: 主に失業保険を受給できない人(受給が終わった人や、加入期間が足りなかった人など)が対象
どちらの訓練でも、プログラミング関連の講座(例:「Python+SQLとHTMLで作るWebシステムの基礎科)など)が用意されている。
ハローワーク インターネットサービス「職業訓練検索」で、具体的にどのような講座があるか検索できるのでチェックしてみよう。
- 原則として受講料が無料
- 求職者支援訓練の場合は、一定条件(を満たせば月10万円の「職業訓練受講給付金」をもらいながら学ぶことも可能
- 民間のプログラミングスクールのように好きな講座を自由に選べるわけではなく国が定めたコースに限られる
- 選考(面接や筆記試験)があり、必ず受講できるとは限らない
- 開講時期や場所が決められている
この制度を利用するには、自分の住所地を管轄するハローワークに行き職業相談をすることが必要だ。そこで「再就職のために訓練が必要である」と認められた場合、受講の手続きに進むことができる。
支援策3:【お住まいの地域で探す】地方自治体(都や県)の独自助成金
都道府県などの地方自治体が、独自に行っている助成金もある。
これらは、その地域のDX推進や特定の層のスキルアップを支援するために設けられている場合が多い。国の制度とは対象者が異なるため、教育訓練給付金の対象外だった人でも利用できる可能性がある。
たとえば大阪府には「大阪府スキルアップ支援金」がある。これは、国の教育訓練給付金の対象とならない人(雇用保険の加入期間が足りない人や、離職して1年以上経過した人など)でも、プログラミングスクールなどのデジタル関係の講座費用を最大75%支援する制度だ。
また東京都は「デジタル人材育成支援事業」(通称:デジカレ)を実施している。これは、原則35歳以下で求職中または非正規雇用の人を対象に、ITインフラやJavaプログラミングの職業訓練と就職支援を一体的に行う事業である。
このように内容は地域によってさまざまであり、国の制度と併用できる場合もある。対象者や募集時期が限られているため、こまめな情報収集が必要だ。
まずは「地域名 プログラミング 助成金」や「地域名 IT 補助金」といったキーワードで検索してみましょう。
Q&A
まずは、プログラミングスクール受講前の「受給資格確認」だ。この時点で、雇用保険の加入期間が足りなかったり、期限内に手続きを終えていなかったりすると受講資格が得られず落ちる(受給できない)。
また講座修了後の「支給申請」で落ちるケースもある。たとえば「出席率や課題提出などを満たせず修了できなかった」「申請期限を過ぎた」といった場合は、給付金は支給されない。
教育訓練給付金は、講座を修了後に申請して支給される。
途中で辞めた場合は修了とは認められない。たとえ専門実践教育訓練で、受講中に6ヵ月が経過していても、その時点で挫折が確定すればそれ以降の給付金は停止され、場合によっては返還を求められる。
支払った受講料は、全額自己負担となるため「必ず修了すること」が利用の絶対条件だ。
失業保険を受給している人が、自分の意思でプログラミングスクールの「教育訓練給付金対象講座」を受講することは可能だ。
そのため「失業保険を受け取りながら学び、講座修了後に受講料の給付金を申請してキャッシュバックを受ける」という流れは制度上問題ない。
・教育訓練給付金……本記事で主に解説している「受講料」の一部が戻ってくる制度。在職者も離職者も対象。
・教育訓練支援給付金……「生活費」を支援する制度。失業保険の基本手当の日額に相当する額の最大80%が支給される。
対象は厳しく「専門実践」を受講する人のなかで、離職中かつ受講開始時に45歳未満など、多くの条件を満たす必要がある。
教育訓練給付金は「雇用保険に加入しているか」で判断される。パートや契約社員であっても、雇用保険に加入していれば在職者として対象となる。
2回目以降の利用は、前回の受講開始日から今回の受講開始日までに「通算3年以上」の雇用保険の加入期間が必要だ。3年未満の場合は利用できない。
プログラミングスクール受講のために受け取った教育訓練給付金は、雇用保険法に基づくものであり、税法上「非課税所得」として扱われる。これは学費の補助であり、給与や報酬ではないため、所得税や住民税の対象にはならない。
教育訓練給付金は、雇用保険の保険料を財源としているため、雇用保険に一定期間(最低1年以上)加入した実績がある人が対象だ。
また専門実践教育訓練や特定一般教育訓練を利用する場合は、受講開始の原則2週間前までにハローワークでの事前手続き(ジョブ・カード作成など)を完了させる必要があり、この手続きを怠ると利用できない。
・雇用保険に加入していない人(自営業者、フリーランス、多くの経営者など)
・雇用保険の加入期間が足りない人(初めての利用で加入期間が1年未満の人など)
・離職してから1年を超える人(ただし、妊娠・出産などの延長措置がある場合を除く)
・公務員は、雇用保険の被保険者ではないため対象外
文・MONEY TIMES編集部



























ITエンジニアへの転職やスキルアップ、給料アップを目指す社会人にとって、強力なサポート制度です。