受講費用の最大10万円が戻ってくる「一般教育訓練給付制度」の対象になるオンライン英会話スクールを探しているものの、「結局どのスクールが対象で、自分に合っているのか」を判断できずに悩んでいないだろうか。
厚生労働省の指定講座は多数存在するが、情報が分散しており、各スクールの特徴をまとめて比較するのは難しい。高額な受講料だからこそ、スクール選びに失敗し、給付の機会を逃すことは絶対に避けたいだろう。
本記事では、その悩みを解決するため、教育訓練給付制度の対象となるオンライン英会話スクールのなかから、わたしたち編集部がおすすめする10校を厳選して徹底比較する。
さらに「そもそも自分が給付の対象者なのか?」という不安をすぐに解消できるチェックリストも冒頭に用意した。
給付金を受け取るための具体的な申請手順や注意点まで網羅しているため、この記事を読めば、あなたが選ぶべきスクールが明確になり、最大限の補助を受けてお得に英会話学習をスタートできるだろう。
- 一般教育訓練給付制度の対象者チェックリスト
- 一般教育訓練給付制度の補助金がもらえるおすすめオンライン英会話スクール10選
- Liberty English Academy(リバティ)は独自メソッドと成果保証が特徴
- PROGRIT(プログリット)は応用言語学に基づく徹底した学習管理
- STRAIL(ストレイル)はコンサル特化でコーチングより安価に時短学習
- ベルリッツ(Berlitz)はオンラインで実践的なビジネスコミュニケーションを学ぶ
- トライズ(TORAIZ)は1年1,000時間学習をWサポートでやり切る
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)は挫折させないマンツーマン指導が強み
- ECC外語学院は37の豊富なコースから選べる
- ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)は第二言語習得研究に基づく超短期集中
- スパルタ英会話は1日10時間までグループレッスンを受け放題
- プレゼンス(PRESENCE)はグループコーチングで受講料が割安
- 目的・状況別!最適なオンライン英会話の選び方
- そもそも教育訓練給付制度とは?一般・専門実践・特定一般の違い
- 一般教育訓練給付金の申請から受給までの5ステップ
- 一般教育訓練を利用するときの注意点
- よくある質問(FAQ)
一般教育訓練給付制度の対象者チェックリスト
一般教育訓練給付制度の対象者になるかどうかは「現在の雇用保険の加入状況(離職してからの期間)」と「雇用保険の加入期間」の2つで判断します。
現在の雇用保険の加入状況に関する要件は、以下のいずれかを満たしていることだ。
・受講開始日時点で雇用保険に入っている(在職中)
・雇用保険に入っていなくても離職から1年以内である
雇用保険の加入期間の要件は、一般教育訓練給付金を含む教育訓練給付金を受けたことがあるかで異なるため、注意が必要だ。
・今まで給付金を受けたことがない人
雇用保険の加入期間が1年以上であれば一般教育訓練給付金を受けられる
・今まで給付金を受けたことがある人
次の2つの要件を満たしていれば制度を利用できる
-前回の受講開始日以降、雇用保険の加入期間が3年以上
-前回の支給日から今回の受講開始日までに3年以上経過
厚生労働省の「教育訓練給付金」のページに、自分が給付対象か確認できる次のようなチャートがあるので参考にしよう。
給付金を受け取れるかについて自分で判断できない人は、ハローワークで支給要件照会手続きを行うと確実です。
一般教育訓練給付制度の補助金がもらえるおすすめオンライン英会話スクール10選
一般教育訓練給付制度の補助金がもらえるおすすめオンライン英会話スクールとして挙げられるのは、リバティやプログリットなど10のスクールです。
それぞれ次のように、一般教育訓練給付制度の対象講座を用意している。すべてオンラインで受講でき、なかには対面と併用できるものもある。
| スクール | コース:一般教育訓練給付制度利用後の実質負担額 |
|---|---|
| Liberty English Academy (リバティ) 公式サイト |
次のコースのベーシックプラン 48回 ・TOEFL iBT/ITP対策コース:実質負担額53万1,000円 (給付金支給額10万円) ・IELTS対策コース:実質負担額53万1,000円 (給付金支給額10万円) ・TOEIC対策コース:実質負担額53万1,000円 (給付金支給額10万円) |
| PROGRIT (プログリット) 公式サイト |
・ビジネス英会話コース (3ヵ月プラン): 実質負担額53万2,500円(給付金支給額10万円) ・TOEIC L&R TESTコース (3ヵ月プラン): 実質負担額53万2,500円(給付金支給額10万円) |
| STRAIL (ストレイル) 公式サイト |
・ビジネス英語コース (90日): 実質負担額 31万3,280円(給付金支給額7万8,320円) ・TOEIC®L&R TESTコース (90日): 実質負担額31万3,280円(給付金支給額7万8,320円) |
| Berlitz (ベルリッツ) 公式サイト |
ビジネス英会話 マンツーマンレッスン: 実質負担額66万3,400円(給付金支給額10万円) |
| TORAIZ (トライズ) 公式サイト |
次のコースの専属コーチのレッスン週3回プラン ・スピーキング本科 (6ヵ月): 実質負担額54万4,600円(給付金支給額10万円) ・スピーキング本科 (12ヵ月): 実質負担額86万1,400円(給付金支給額10万円) ・TOEIC L&R対策プログラム (2ヵ月): 実質負担額 29万9,904円(給付金支給額7万4,976円) ・その他コース (3ヵ月):料金はコースによる |
| RIZAP ENGLISH (ライザップイングリッシュ) 公式サイト |
・TOEIC® L&R TESTスコアアップコース (24回プラン): 実質負担額:53万5,800円(給付金支給額10万円) ・TOEIC® L&R TESTスコアアップコース (32回プラン): 実質負担額:67万8,800円(給付金支給額10万円) ・英会話コース (24回プラン):実質負担額: 53万5,800円(給付金支給額10万円) ・英会話コース (32回プラン):実質負担額: 67万8,800円(給付金支給額10万円) ※合計37の講座が一般教育訓練給付金の対象 |
| ECC外語学院 公式サイト |
・ビジネス英会話 3ヵ月集中コース:実質負担額:36万2,240円 ※そのほか30以上の講座が一般教育訓練給付金の対象 |
| ENGLISH COMPANY (イングリッシュカンパニー) 公式サイト |
・パーソナルトレーニングコース 90日間集中プログラム: 実質負担額51万6,000円(給付金支給額10万円) ・パーソナルトレーニングコース 180日間集中プログラム: 実質負担額63万4,800円(給付金支給額10万円) ・上級セミパーソナルコース: 実質負担額23万7,600円(給付金支給額5万9,400円) |
| スパルタ英会話 公式サイト |
・受講期間2ヵ月: 実質負担額37万3,600円(給付金支給額9万3,400円) ・受講期間3ヵ月: 実質負担額53万4,000円(給付金支給額10万円) ・受講期間4ヵ月: 実質負担額67万8,000円(給付金支給額10万円) |
| PRESENCE (プレゼンス) 公式サイト |
・TOEIC®L&R TEST 750点コース: 実質負担額20万6,400円(給付金支給額5万1,600円) ・TOEIC®L&R TEST 900点コース: 実質負担額21万4,400円(給付金支給額5万3,600円) |
それぞれのオンライン英会話スクールの特徴や対象コースの詳細、一般教育訓練給付制度を使う要件などを解説する。
- Liberty English Academy(リバティ)は独自メソッドと成果保証が特徴
- PROGRIT(プログリット)は応用言語学に基づく徹底した学習管理
- STRAIL(ストレイル)はコンサル特化でコーチングより安価に時短学習
- ベルリッツ(Berlitz)はオンラインで実践的なビジネスコミュニケーションを学ぶ
- トライズ(TORAIZ)は1年1,000時間学習をWサポートでやり切る
- RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)は挫折させないマンツーマン指導が強み
- ECC外語学院は37の豊富なコースから選べる
- ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)は第二言語習得研究に基づく超短期集中
- スパルタ英会話は1日10時間までグループレッスンを受け放題
- プレゼンス(PRESENCE)はグループコーチングで受講料が割安
Liberty English Academy(リバティ)は独自メソッドと成果保証が特徴
| 一般教育訓練給付対象コース | 次のコースのベーシックプラン 48回 ・TOEFL iBT/ITP対策コース ・IELTS対策コース ・TOEIC対策コース |
|---|---|
| 受講期間 | 受講の日程や期間は、個人の希望や目標に応じて柔軟に設定 |
| 価格 | 総額:63万1,000円(受講料57万6,000円+会金5万5,000円) 給付金額:10万円 実質負担額:53万1,000円 |
| 制度適用の条件 | ・出席率が90%以上であること ・受講回数20回目以降に受験する判定テストに合格 (条件付き合格を含む)すること |
| 受講形式 | オンライン・対面 |
| 無料体験 | ・無料カウンセリング(所要時間:30分間) ・無料体験レッスン(所要時間:60分間) |
| 公式サイト | 公式サイト |
- 独自メソッド「グラマーテーブル」で英語脳を構築
- 英語4技能を底上げし、短期間で大幅なスコアアップを実現
- 成果保証制度やコーチングなど充実のサポート体制
リバティは「短期間でスコアアップを目指したい」「日本人英語から脱却したい」という人に向いている英会話スクールです。一般教育訓練給付制度の対象になるのはTOEFL iBT/ITP、IELTS、TOEICそれぞれの対策コースで、オンライン受講でも給付金を受けられます。
リバティの最大の特徴は、独自メソッド「藤川メソッド・グラマーテーブル」を使っていることにある。
このメソッドは、英語を母国語にする人々の、大学・大学院レベルの英語を体系化したものだ。日本語から英語を理解するのではなく、英語を英語として理解できるようになる点が特徴で「英語の構造・規則」という文法の基盤を一から作り上げることができる。
これにより、英語の基盤が強化されるため、「リスニング」「スピーキング」「リーディング」「ライティング」という英語4技能の能力が向上し、短期間で大幅な英語力アップが可能になる。
リバティのその他の特徴としては、成果保証制度(追加料金なしの授業延長)やサクセスコーチング(メールや面談により実施)といったサポート体制が挙げられ、独自のメソッドと合わせて受講生の目標達成を強力に後押ししている。
リバティは、これまで他の方法で学習してきたものの「スコアに伸び悩んでいる」「英語力に限界を感じている」といった人が、根本的な解決を目指すのに適したスクールといえるでしょう。
PROGRIT(プログリット)は応用言語学に基づく徹底した学習管理
| 一般教育訓練給付対象コース | ・ビジネス英会話コース(3ヵ月プラン) ・TOEIC L&R TESTコース(3ヵ月プラン) |
|---|---|
| 受講期間 | 3ヵ月 |
| 価格 | 総額:63万2,500円(入会金5万5,000円含む) 給付金額:最大10万円 実質負担額:53万2,500円(税込) |
| 制度適用の条件 | ・面談出席率80%以上 ・確認テストの到達度のクリア ・受講前後のテストの受験 |
| 受講形式 | オンライン・対面 |
| 無料体験 | 60分間の無料カウンセリング |
| 公式サイト | 公式サイト |
- 専属コンサルタントが課題を分析し最適なカリキュラムを作成
- アプリやLINEによる徹底管理で学習習慣が定着しやすい
- DMM英会話などオンライン英会話をお得に利用できる
プログリットは、自習を継続する習慣を身につけ、短期間で実践的な英語力を習得したいビジネスパーソンにおすすめです。一般教育訓練給付制度の対象になるのは「ビジネス英会話コース」「TOEIC L&R TESTコース」の3ヵ月プランで、オンラインでの受講も可能です。
プログリットの最大の特徴は、学習コンサルティングに特化している点にある。専属コンサルタントが受講生の課題を分析し、1日3時間の学習時間を確保するための最適な専用カリキュラムを作成し、計画と実績管理を行うのだ。
受講生は、学習を始めたタイミングと終わったタイミングをLINEや専用アプリで報告し、日々計画通りに行動できているかを記録する。それをもとにコンサルタントは、LINEでの日々のサポートと週1回の面談で、学習の継続を徹底的に支援する。
さらにプログリットは、DMM英会話やキャンブリーといったオンライン英会話サービスと提携している。アウトプットの機会を増やしたい人は、適切なサービスの提案と限定割引プランでの受講を受けられることもメリットだ。
プログリットは、これまで自己流の学習で成果が出なかった人や、多忙ななかでも短期間で集中的に英語力を伸ばしたい人、受講終了後も英語力を伸ばしていきたい人に最適のスクールです。
STRAIL(ストレイル)はコンサル特化でコーチングより安価に時短学習
| 対象コース | ・ビジネス英語コース(90日) ・TOEIC®L&R TESTコース(90日) |
|---|---|
| 受講期間 | 90日 |
| 価格 | 総額:39万1,600円(入会金+受講料) 給付金額:最大7万8,320円 実質負担額:31万3,280円 |
| 制度適用の条件 | ・出席率80%以上 ・コースの受講期間を終了 ・効果測定の結果が基準以上 |
| 受講形式 | オンライン |
| 無料体験 | 60分の無料体験 |
| 公式サイト | 公式サイト |
- 専門コンサルタントによる精度の高い課題発見で1日1.5時間の短時間学習を実現
- コンサルティング特化型のためコーチングよりも費用が割安
- 独自の英会話レッスンでスピーキングの弱点を特定し改善
ストレイルは、専門家のサポートによる効率的な学習を少しでも安く受けたい人におすすめです。一般教育訓練給付制度の対象になるのは「ビジネス英語コース」と「TOEIC®L&R TESTコース」の90日プランのみです。
ストレイルの特徴は、実質負担額が約31万円という受講料の安さと高密度学習により「自主学習1日1.5時間」を実現していることだ。
この短時間学習は、第二言語習得研究に精通した専門コンサルタントによる「課題発見の緻密さ」によるものだ。ストレイルでは、必要な学習内容だけに絞り込んだ専用プランで効率的な学習ができるというわけだ。
またストレイルは、外国人講師による独自の「課題発見型英会話(ウィークリー英会話ブースト)」も行っているが、これは単なるアウトプット練習ではない。このレッスンでは、スピーキング時の弱点を特定し、その結果を日本人コンサルタントに連携するため、受講者に応じた多角的な分析が行える。
ストレイルは、コストを抑えて専門家の高密度なコンサルティングを受けたい人にとって有力な選択肢になるでしょう。
ベルリッツ(Berlitz)はオンラインで実践的なビジネスコミュニケーションを学ぶ
| 一般教育訓練給付対象コース | ビジネス英会話 マンツーマンレッスン |
|---|---|
| 受講期間 | 10ヵ月(全80レッスン) |
| 価格 | 総額:76万3,400円(入学金、授業料、教材費の合計) ※支払い方法や時間帯、教材により変動 給付金額:10万円 実質負担額:66万3,400円 |
| 制度適用の条件 | 一般教育訓練給付制度 適用プログラムを修了 |
| 受講形式 | オンライン・対面 |
| 無料体験 | 無料レッスンあり(90分程度) |
| 公式サイト | 公式サイト |
- 厳しい訓練を受けた認定教師による高品質なマンツーマンレッスン
- 会議や交渉など実際のビジネス場面を想定した練習を繰り返し行える
- 10段階のレベル別指導で初心者から上級者まで着実に力を伸ばせる仕組み
ベルリッツは、質の高い講師とのマンツーマンレッスンを通じて、ビジネスシーンで即戦力となる実践的な英語力を身につけたい人に向いています。一般教育訓練給付制度の対象は「ビジネス英会話 マンツーマンレッスン」で、受講期間は10ヵ月(全80レッスン)と長期にわたります。
ベルリッツの最大の強みは「国内5,500社以上、世界2万社以上に導入されている」という実績と教師陣の質の高さだ。
教師陣は、厳しいトレーニングを経て認定プログラムを修了した人に限られている。ベルリッツでは、こういった教師が140年以上の歴史の中で磨かれた指導法でレッスンを行うため、ビジネスで使える英語力と会話テクニックの両方が鍛えられるのだ。
またベルリッツのレッスンは、初級~上級まで10段階のレベルに対応し、受講生の目的に合わせてカスタマイズされる。同スクールには、ビジネス英会話が初めての人でも着実にビジネス英会話力が身につく仕組みがある。
ベルリッツでは、ビジネスで使用頻度の高いフレーズや実際の状況(会議の進行、交渉、プレゼンなど)を想定した練習の繰り返しができるため、ビジネス英会話力をじっくりと確実に鍛えたい人におすすめです。
トライズ(TORAIZ)は1年1,000時間学習をWサポートでやり切る
| 一般教育訓練給付対象コース | ・スピーキング本科(6ヵ月、12ヵ月) ・TOEIC L&R対策プログラム(2ヵ月) ・その他コース(3ヵ月) 専属コーチのレッスン週3回プランであること |
|---|---|
| 受講期間 | 2ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、12ヵ月(コースによる) |
| 価格 | <スピーキング本科(6ヵ月)の場合> ・総額:64万4,600円 ・給付金額:10万円 (最大) ・実質負担額:54万4,600円 <TOEIC L&R対策プログラム(2ヵ月)の場合> ・総額:37万4,880円 給付金額:7万4,976円(20%) 実質負担額:29万9,904円 ※そのほかのプランでも10万円もしくは受講料の20%の低い金額分だけ受給可能 |
| 制度適用の条件 | 各コースに定められた認定基準を満たすこと 例:スピーキング本科(12ヵ月)の場合 ・修了1ヵ月前の時点で、800時間以上学習 ・3ヵ月以上休会していないこと ・受講開始前および修了月にVERSANT®を受験 ・トライズが指定するアセスメントテストを毎月欠かさず受験 |
| 受講スタイル | オンライン・対面 |
| 無料体験 | 無料カウンセリングあり |
| 公式サイト | 公式サイト |
- 専属コンサルタントと英会話コーチのW体制で年間1,000時間を完遂
- 予習前提の週3回レッスンでアウトプット量を最大化
- スピーキングやTOEICなど幅広いコースが給付対象
トライズは、本気で英語を習得したいが一人では挫折してしまいそうな人におすすめです。スピーキング本科(6ヵ月・12ヵ月)やTOEIC L&R対策プログラム(2ヵ月)など、多くが一般教育訓練給付制度の対象になります。
ただし制度を適用できるのは「専属コーチのレッスン週3回プラン」のみに限定されている点に注意が必要だ。
トライズは、1年1,000時間という圧倒的な学習量をやり切らせるコンサルタントサービスと英会話コーチによる英会話レッスンを融合した完結型スクールだ。
トライズの専属コンサルタントは単にスケジュールを作るだけではなく、学習の進捗に合わせて学習法を定期的にアップデートしてくれるのが特徴だ。成長が鈍化する時期もモチベーションを管理し、英語学習を「習慣化」できるように徹底的なサポートをしてくれる。
トライズの英会話レッスンでは「受講生が主役」を徹底しており、コーチはサポートに徹することで受講生のアウトプット時間を最大化してくれる。
レッスンは「予習の徹底」が前提で、トピックも受講生専用にカスタマイズされるため実践力が身につく。週3回のレッスンのうちの1回をグループレッスンに変更し、複数人でのディスカッションを経験することも可能だ。
トライズは、独学で不可能な学習量をコンサルタントと英会話コーチのWサポートの力で確実にやり切りたい人にとって最適のスクールです。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)は挫折させないマンツーマン指導が強み
| 対象コース | ・TOEIC® L&R TESTスコアアップコース(24回、32回) ・英会話コース(24回、32回) など37の講座が対象 |
|---|---|
| 受講期間 | 3ヵ月程度(24回プラン)もしくは 4ヵ月程度(32回プラン) |
| 価格 | <24回プラン(3ヵ月目安)の場合> ・総額:63万5,800円 (入会金5万5,000円+受講料58万800円) ・給付金額:10万円(最大) ・実質負担額:53万5,800円 <32回プラン(4ヵ月目安)の場合> ・総額:77万8,800円 (入会金5万5,000円+受講料72万3,800円) ・給付金額:10万円(最大) ・実質負担額:67万8,800円 |
| 制度適用の条件 | RIZAP ENGLISHの修了認定基準を満たした場合 |
| 受講スタイル | オンライン・対面 |
| 無料体験 | 無料カウンセリングあり |
| 公式サイト | 公式サイト |
- 専属トレーナーが日々の学習とメンタルを支え挫折を防ぐ
- 生活サイクルに合わせた完全オーダーメイドの学習設計
- TOEICや英会話など37もの講座が給付制度の対象
ライザップイングリッシュは、短期間で目標を達成したいが、一人では挫折してしまいそうで不安な人におすすめのスクールです。一般教育訓練給付制度の対象は「TOEIC® L&R TESTスコアアップコース」「英会話コース」の24回または32回のプランなど、37の講座が対象で、10万円の給付が受けられます。
ライザップイングリッシュの最大の特徴は、約14万人(2019年8月末時点)の実績に基づき、挫折させないことを追求したマンツーマン指導にある。
日本人専属トレーナーが受講生の生活サイクルを分析し、学習を習慣化させるための「完全オーダーメイド学習設計」を作成する。これに加えて、トレーナーはレッスン以外の時間もオンラインで日々の学習を徹底的にサポートし、モチベーションの悩みにも寄り添うことで三日坊主を防ぐのだ。
この徹底したサポート体制のもと、ライザップイングリッシュでは「アウトプット重視型プログラム」が実行される。英語を英語のまま理解する「英語脳養成トレーニング」や、ネイティブ講師との「実践スピーキング」を通じて、受講生は効果的なアウトプットの機会を得られるのだ。
ライザップイングリッシュは、学習効率を追求した環境を提供していることも特徴で、全レッスンがオンライン受講に対応しています。
ECC外語学院は37の豊富なコースから選べる
| 一般教育訓練給付対象コース | ・ビジネス英会話 3ヵ月集中コース ・ECC英語キャリア育成コース ・マンツーマンレッスン ・初級~中級英会話コース ・中級~上級英会話コース ・ビジネス英会話コース ・大人の学びなおし ・TOEIC®L&R TEST 集中コースなど37講座 |
|---|---|
| 受講期間 | コースによる |
| 価格 | ビジネス英会話 3ヵ月集中コースの場合 ・実質負担額:36万2,240円 |
| 制度適用の条件 | 修了認定基準(出席率80%以上・修了試験)を満たすこと |
| 受講形式 | オンライン・対面 |
| 無料体験 | 2回の無料レッスン |
| 公式サイト | 公式サイト |
- ビジネスやTOEICなど給付対象コースが37種類と豊富
- 厳しい選考と研修を経た講師による満足度97%の授業
- 主体性を引き出し発信力を高める指導で実践力を養成
ECC外語学院の最大の特徴は、一般教育訓練給付制度の対象となる厚生労働大臣指定コースが合計37件と多数用意されているところです。
同スクールは豊富な講座のなかから「ビジネス英会話を短期間集中して学びたい」「TOEIC®L&R TESTのスコアを上げたい」「日常の英会話力を高めたい」など、目的に合わせてコースを選びたい人にぴったりだ。
ECC外語学院の強みは、97%という高いレッスン満足度に支えられた「講師の質」にある。
同スクールでは、厳しい選考基準と60時間以上の研修を経た講師陣が、一方的に教えるのではなく「主体性を引き出し、発信力を強化する」という指導方針を徹底しているのだ。受講生が自ら考え発信するプロセスを大切にすることで、実践的な英語力が鍛えられる。
ECC外語学院は、給付制度を活用しつつ、質の高い講師陣による体系的な指導を受けたい人、豊富な選択肢から自分の目的に最適なコースを見つけたい人におすすめです。
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)は第二言語習得研究に基づく超短期集中
| 一般教育訓練給付対象コース | ・パーソナルトレーニングコース 90日間集中プログラム ・パーソナルトレーニングコース 180日間集中プログラム ・上級セミパーソナルコース |
|---|---|
| 受講期間 | 90日間、180日間など(コースによる) |
| 価格 | <パーソナルトレーニングコース(90日間)> ・総額:61万6,000円(入会金+受講料) ・給付金額:最大10万円 ・実質負担額:51万6,000円 <パーソナルトレーニングコース (180日間)> ・総額:73万4,800円(入会金+受講料) ・給付金額:最大10万円 ・実質負担額:63万4,800円 <上級セミパーソナルコース> ・総額:29万7,000円(入会金+受講料) ・給付金額:最大5万9,400円 ・実質負担額:23万7,600円 |
| 制度適用の条件 | ・出席率80%以上 ・コースの受講期間を終了 ・効果測定の結果が基準以上 |
| 受講形式 | オンライン・対面 |
| 無料体験 | 90分無料体験授業 |
| 公式サイト | 公式サイト |
- 第二言語習得研究に基づく指導で1日1〜1.5時間の時短学習
- 弱点の原因を特定し「今やるべきこと」に絞った最短ルートを提案
- 行動科学マネジメントで学習を習慣化
イングリッシュカンパニーは、短い学習時間でも成果を出したい忙しい社会人におすすめです。同スクールは、第二言語習得研究に基づき、学習の無駄を徹底的に排除することで「自主学習は1日1時間から1.5時間」という高密度学習を実現しているためです。
一般教育訓練給付制度は「パーソナルトレーニングコース90日(週2回・各90分)」「パーソナルトレーニングコース180日(週1回90分)」「上級セミパーソナルコース(週1回90分)」の3つだ。
イングリッシュカンパニーでは、同じリスニングが苦手という課題に対しても、「単語不足」なのか「音声変化が聞き取れない」なのか原因を特定し、パーソナルトレーナーが最適な学習法を提案する。受講生は、課題や弱点に合わせて「今やるべきこと」だけに絞った最短ルートを提案してもらえるのだ。
イングリッシュカンパニーのサポートは、学習プランの提案に留まらない。週2回のセッションでは、トレーナーが直接トレーニングも行い、習熟度に合わせてプランを常に更新する。
同スクールは、やる気やモチベーションに頼らず学習を習慣化させる仕組み「行動科学マネジメント®」で、受講生が英語学習を当たり前に継続できる環境を作るのだ。
イングリッシュカンパニーは、すべてのコースをオンラインで受講できます。実際に93%(2021年8月時点)の生徒がオンラインを利用しており、都合に合わせてオンラインと対面のハイブリッド受講にも対応してくれます。
スパルタ英会話は1日10時間までグループレッスンを受け放題
| 一般教育訓練給付対象コース | 受講期間が2ヵ月、3ヵ月、4ヵ月の場合が対象 |
|---|---|
| 受講期間 | 2ヵ月、3ヵ月、4ヵ月 |
| 価格 | <受講期間2ヵ月> ・総額:46万7,000円 (入会金5万5,000円含む) ・給付金額:9万3,400円 ・実質負担額:37万3,600円 <受講期間3ヵ月> ・総額:63万4,000円(入会金5万5,000円含む) ・給付金額:最大10万円 ・実質負担額:53万4,000円 <受講期間4ヵ月> ・総額:77万8,000円 (入会金5万5,000円含む) ・給付金額:最大10万円 ・実質負担額:67万8,000円 |
| 制度適用の条件 | レッスンの出席率など条件を満たし対象コースの受講を修了された方 |
| 受講形式 | オンライン・対面 |
| 無料体験 | 合計90分の無料体験レッスン <内訳> ・10分間の簡単な英語力テスト ・30分間のマンツーマンレッスン ・50分間のコンサルティング |
| 公式サイト | 公式サイト |
- 1日最大10時間のグループレッスンが毎日受け放題
- 採用率1%の厳選された外国人講師とコンサルタントがサポート
- 圧倒的な会話量とオーダーメイドカリキュラムで短期習得
スパルタ英会話は、とにかく話す量を重視し、短期間で実践的なスピーキング力を身につけたい人に向いています。スパルタ英会話では1ヵ月から受講期間を選べますが、一般教育訓練給付制度の対象になるのは2ヵ月、3ヵ月、4ヵ月プランです。
同スクールの特徴は、グループレッスンが1日最大10時間毎日受け放題であることだ。これにより受講生は、日本にいながらにして留学のような環境で圧倒的な会話量を確保できる。
もちろんスパルタ英会話は、単にレッスンが多いだけではない。同スクールは、目標に合わせた「オーダーメイドカリキュラム」、コンサルタントによるモチベーション維持など、受講生の英語力を伸ばすサポート体制をしっかりと整えている。
スパルタ英会話のレッスンは、カリキュラムに沿って行われるマンツーマンレッスンと、アウトプットの場となるグループレッスンで構成される。
同スクールの講師は採用率1%を突破した質の高い外国人であり、外国人目線の海外マナーや文化の違いも学べます。
プレゼンス(PRESENCE)はグループコーチングで受講料が割安
| 対象コース | ・TOEIC®L&R TEST 750点コース ・TOEIC®L&R TEST 900点コース |
|---|---|
| 受講期間 | 2ヵ月(全8回) |
| 価格 | <TOEIC®L&R TEST 750点コースの場合> ・総額:25万8,000円 (入会金3万円+受講料22万8,000円) ・給付金額:5万1,600円 ・実質負担額:20万6,400円 <TOEIC®L&R TEST 900点コース> ・総額:26万8,000円 (入会金3万円+受講料23万8,000円) ・給付金額:5万3,600円 ・実質負担額:21万4,400円 |
| 制度適用の条件 | ・出席回数が全8回中7回以上 ・オリジナルTOEIC模試の結果が70%以上 |
| 受講形式 | オンライン・対面 |
| 無料体験 | 無料個別カウンセリングあり |
| 公式サイト | 公式サイト |
- グループコーチング形式のため他社より受講料が割安
- 仲間と競い合う環境でモチベーションと学習習慣を維持
- 週1回のクラスと週20時間の自習で2ヵ月間でスコアアップを目指す
プレゼンスは、マンツーマンレッスンより割安な料金で短期間かつ効率的にTOEICスコアアップという結果を出したい人に最適なスクールです。最大の特徴は、20年以上の実績を持つ「グループコーチング」にあるからです。
一般教育訓練給付制度の対象になるのは「TOEIC®L&R TEST 750点コース」と「TOEIC®L&R TEST 900点コース」の2種類で、いずれも2ヵ月間の短期集中プログラムだ。
これらの講座はグループコーチングを採用しているため、マンツーマンレッスンを取り入れるスクールより割安に受講できることにある。
プレゼンスはあえてマンツーマンではなくグループで行う。仲間と切磋琢磨する環境を生み出し、学習の習慣化とモチベーション維持を強力に後押しする。
プログラムの構成は、週1回2時間のクラスと、週15~20時間の自習だ。プレゼンスでは、クラスは英語を教わる場ではなく、自習の成果を確認しより良いスキルをつける場と捉えている。
さらに、プレゼンスのビジネス経験豊富なコーチによるコーチングは、受講生それぞれの生活に合わせて計画を作成する。
受講生は、計画どおりに自習することで2ヵ月間という短期間で集中的にスコアアップを目指せるため、効率よく英語力を伸ばせます。
目的・状況別!最適なオンライン英会話の選び方
一般教育訓練給付金の対象になるオンライン英会話スクールには、それぞれに特徴があるため、自分の目的や状況に応じた最適なところを選ぶことが大切です。
具体的には次のとおりだ。適切なスクールを選ぶことで、より満足度が上がり効果的に英語力を伸ばせるだろう。
ここからは、最適なオンライン英会話スクールの選び方を詳しく解説する。
英語の勉強習慣・自走力をつけたいならコーチングスクール
「これまで独学で挫折してきた」「そもそも勉強のやり方がわからない」「自分だけではやり切れる自信がない」と思う人が選ぶべきは、コーチングスクールです。
プログリットやストレイル、イングリッシュカンパニーといったコーチングスクールの強みは、英会話レッスンそのものではなく、学習のコンサルティングにある。
専門のトレーナーが受講生の課題を精密に分析し、最短ルートで目標を達成するための専用カリキュラムを作成してくれるのが一般的だ。
コーチングスクールは、毎日の学習進捗とモチベーションの管理をオンラインで徹底的に行うため、良くも悪くも「サボれない」環境が手に入る。結果として受講生は、スクール修了時に英語力だけでなく正しい学習方法と学習習慣、いわゆる自走力が身につくのだ。
コーチングスクールの受講料は、高額であることが多いですが、「最後までやり抜きたい」「人生でずっと使える学習法を身につけたい」と考える人にとっては、有力な選択肢の一つになるでしょう。
とにかくアウトプットの機会を増やしたいならオンライン英会話
すでにある程度の基礎知識(文法力や単語力)は持っており、とにかく話す練習、つまりアウトプットを多くこなしたい人には、レッスン中心のオンライン英会話が適しています。
ベルリッツやECC外語学院のようなスクールは、指導経験豊富な講師陣によるレッスンそのものがサービスの中心だ。質の高い外国人講師やバイリンガル講師から自然な表現や、ビジネスシーンで使える実践的なコミュニケーション術、現地のカルチャーを直接学べる。
圧倒的なアウトプット量を求める人は、グループレッスンが毎日受け放題のスパルタ英会話のようなスクールを検討すると良いだろう。このようなスクールに通うことで、受講生は留学さながらの圧倒的な会話量を確保できる。
レッスン型の英会話スクールは、基礎学習を自分で進めながら費用を抑え、実践的なスピーキング力を鍛えたい人にとって、コスパの良い有力な選択肢だと言えるでしょう。
短期間でコスパよくスコアを上げたいなら短期集中の資格コース
「昇進のためにTOEIC800点が必要」など期限と目標スコアが明確な人は、費用を抑えながらコスパ良く成果を上げられる、対策に特化した短期集中コースを選ぶと良いでしょう。
本記事で紹介しているオンライン英会話スクール(リバティ、プログリット、トライズ、プレゼンスなど)の多くは、一般教育訓練給付金支給対象のTOEIC L&R TEST対策コースを提供している。
それらのなかでも短期間集中コースを選ぶことで、トータルの費用を抑えられるのだ。
たとえばプレゼンスは、グループコーチングを採用しているため、20万円台で受講できる。トライズも2ヵ月の対策プログラムを用意しており、一般教育訓練給付金を受け取れば実質負担額20万円台で受講が可能だ。
また、確実性をコスパと考えるなら、成果保証を掲げるスクールも良い。リバティなら受講前のスコアに応じた保証があり、未達の場合は受講期間を延長できるため、結果的に割安になることもあり得るのだ。
そもそも教育訓練給付制度とは?一般・専門実践・特定一般の違い
教育訓練給付制度には「一般教育訓練」「専門実践教育訓練」「特定一般教育訓練」の3種類があり、それぞれに給付目的や給付率(上限額)が異なります。
英会話力やTOEICのスコアを上げたい場合は、一般教育訓練を使うことになる。3種類の給付制度の違いを1つずつ詳しく見ていこう。
一般教育訓練はオンライン英会話の多くが対象
| 給付率(上限) | 受講費用の20%(上限10万円) |
|---|---|
| 利用条件 (雇用保険の加入期間) |
雇用保険の加入期間が通算1年以上 (2回目以降は前回受講開始日以降の加入期間が3年以上) |
| 対象講座の例 | <資格の取得を目標とする講座> TOEIC、簿記検定、宅地建物取引士、社会保険労務士、 Webクリエイター、大型自動車など <大学院などの課程> 修士・博士の学位などの取得を目標とする課程 |
教育訓練給付制度を使ってオンライン英会話や英語コーチングなどを受講したいのであれば、受講生は一般教育訓練を使うことになります。
一般教育訓練は、主に資格の取得を目標とする講座で使える制度で、受講費用の20%(上限10万円)の給付が受けられる。TOEICや簿記検定、ITパスポートなど、現在のキャリアアップに役立つ資格取得を目指す講座が対象に含まれているのが特徴だ。
一般教育訓練は「英語力を伸ばして仕事に活かしたい」「TOEICのスコアを上げて評価を上げたい」といった、現在のキャリアを強化するための英語学習に最適だ。
利用条件は、雇用保険の加入期間が通算1年以上(2回目以降は前回受講開始日以降の加入期間が3年以上)と、専門実践教育訓練や特定一般教育訓練に比べてハードルが低い。まずは、自身が対象か確認してみる価値がある。
専門実践教育訓練はより高度な英語学習で使える
| 給付率(上限) | 受講費用の最大80%(年間上限64万円) |
|---|---|
| 利用条件 (雇用保険の加入期間) |
雇用保険の加入期間が通算2年以上 (2回目以降は前回受講開始日以降の加入期間が3年以上) |
| 対象講座の例 | <業務独占資格・名称独占資格の取得を目標とする講座> 看護師、美容師、社会福祉士、歯科衛生士など <専門職大学院などの課程> 法科大学院、教職大学院、MBAなど <デジタル関係の講座> ITSSレベル3以上の情報通信技術関係資格など |
専門実践教育訓練は、オンライン英会話やTOEIC対策コースそのものには利用できません。なぜなら3つの制度のなかで最も手厚い半面、中長期的なキャリア形成に役立つ、専門的かつ実践的な訓練に限定されるからです。
専門実践教育訓練給付制度の対象は、看護師などの国家資格取得や、専門職大学院(MBAなど)、ITSSレベル3以上のデジタル講座など、高度な専門性と中長期的な訓練(原則2年、最大3年)を必要とする講座に限られる。
同制度は、受講費用の最大80%(年間上限64万円)が支給され非常に手厚いが、この給付は次のような仕組みになっている。
- 受講中に費用の50%(年間上限40万円)が支給
- 修了後1年以内に就職すると給付合計が70%(年間上限56万円)に増額
- 賃金が受講開始前より5%以上上昇することでさらに増額され、最終的に合計80%(年間上限64万円)が支給
オンライン英会話学習者がこの制度を使えるのは、MBAなど英語力が必須となる専門課程に進学する場合のみです。英会話やTOEIC対策コースは、対象にならないため、注意しましょう。
特定一般教育訓練は速やかな再就職が目的
| 給付率(上限) | 受講費用の50%(上限25万円) |
|---|---|
| 利用条件 (雇用保険の加入期間) |
雇用保険の加入期間が通算1年以上 (2回目以降は前回受講開始日以降の加入期間が3年以上) |
| 対象講座の例 | ・業務独占資格・名称独占資格の取得を目標とする講座 介護支援専門員実務研修、介護職員初任者研修、大型自動車第一種・第二種免許など ・デジタル関係の講座 ITSSレベル2の情報通信技術関係資格など ・短期のキャリア形成促進プログラム |
オンライン英会話の講座で、特定一般教育訓練の対象となっているものはありません。なぜなら特定一般教育訓練は、速やかな再就職や早期のキャリア形成を支援することに特化した制度で「再就職に直結しやすい比較的短期間の講座が中心」だからです。
給付率は、受講費用の50%(上限25万円)と、一般教育訓練給付制度よりも手厚くなっている。利用条件は、一般教育訓練と同じで雇用保険の加入期間が通算1年以上(2回目以降は前回受講開始日以降の加入期間が3年以上)だ。
なお受講終了のみで受けられる給付金の給付率は、40%だ。修了日の翌日から1年以内に一般被保険者等として雇用される、もしくは雇用されたまま受講した特定一般教育訓練が目標としている資格を取得することで、給付率は最大50%になる。
一般教育訓練給付金の申請から受給までの5ステップ
一般教育訓練給付金を受け取るには、受講前から修了後まで次の5つのステップを順に踏む必要があります。
特に重要なのは「申込前に自分が制度の対象か確認」「対象コースを選ぶ必要」「支給申請は受講修了後1ヵ月以内」といった3つだ。
これらの手続きを怠ると給付金は受け取れない。ここでは、申請から受給までの流れについて注意点を含めて具体的に解説する。
ステップ1:【受講前】ハローワークで「支給要件照会」を行う
自分が一般教育訓練の対象者かを確認する「支給要件照会」は、申込前に必ず行うべき重要なステップです。もし自分が対象外にもかかわらず申し込んでしまうと、修了しても給付金は一切受け取れません。
支給要件照会するには、次のような「教育訓練給付金支給要件照会票」を入力または記載のうえ、自分の居住地域を管轄するハローワークに提出することが必要だ。
支給要件照会では、主に雇用保険の加入状況を確認する。具体的には、自分が雇用保険の加入状況(在職中もしくは離職してから1年以内)や雇用保険の加入期間(初回は1年以上、2回目以降は前回の受講開始日以降の加入期間が3年以上)などの要件を満たしているかを確認してもらえる。
「自分で判断できる」という人もいるかもしれないですが、加入期間の計算は複雑な場合もあるため、ハローワークでしっかりと確認したほうが確実です。
支給要件照会の手続きは、最寄りのハローワーク窓口、またはオンライン(e-Gov)で行える。e-Govを利用する場合は、マイナンバーカードと対応するスマートフォンやカードリーダーが必要になるため事前に準備しておきたい。
ステップ2:【受講申込】対象の英会話スクール・コースに申し込む
ハローワークで自分が対象者と確認できたら、次に一般教育訓練の対象となる英会話スクール・コースに申し込みます。スクール自体が対象でも、すべての講座が同制度の対象となるわけではないため、注意が必要です。
対象になる講座は、厚生労働大臣の指定を受けていることが必要だ。たとえば同じコースでも「3ヵ月コースは制度対象だが、それ以外は対象外」など条件が異なることもある。対象外のコースを選ぶと給付金を受け取れないため、十分に注意したい。
対象講座は、厚生労働省の「教育訓練講座検索システム」でも検索できるが、情報は変更される可能性もある。そのため無料カウンセリングなどの際に、一般教育訓練を利用したい旨を明確に伝え、申し込むコースが対象か、スクール側にも確認するのが確実だ。
なお給付金は、後日受け取れる仕組み上、いったん講座の受講料(入学金含む)全額を支払うことになる。
ステップ3:【受講中】修了要件(出席率など)を満たす
受講が始まったあとは、適切に学習を進めて各スクールが求める修了要件を満たすことが求められます。一般教育訓練の給付金は「単に講座に申し込んだだけ」「受講しただけ」では受け取れません。
たとえば「出席率80%以上」「テストで一定の点数を取る」「学習時間800時間以上」などが修了基準となる。特にテスト合格など「成果」が要件となっている場合は、自習で英語力を自ら身につけることも欠かせない。
もしこれらの要件を満たせなければ、たとえ受講料を全額支払っていても給付金は一切支給されない。
仕事や家事、子育てなどと両立しながら、これらの基準を満たすことは容易ではないため、受講開始前に学習計画をしっかりと立てることが重要だ。
一般教育訓練給付金を受け取るためには、レッスン、自習ともに最後までやり切る覚悟が必要です。
ステップ4:【受講後】スクールから「修了証明書」などを受け取る
一般教育訓練の対象コースの修了要件を無事に満たすと、受講した英会話スクールから給付金申請に必要な書類を受け取る必要があります。
最も重要な書類は、教育訓練修了証明書だ。この書類は、受講者が指定された教育訓練を修了したことをスクールが証明する公的なものだ。このほか支払った受講料の領収書も必要になるため、あわせて発行を依頼する。
受取方法は、スクールによって異なるため注意したい。スクールによっては、自らWebサイトの専用ページ経由で申請が必要になる。
一般教育訓練給付金の申請は、原則受講修了後1ヵ月以内という期限が設けられているため、速やかに申請を行うようにしよう。
ステップ5:【受講後】ハローワークで給付金の支給申請を行う
スクールから必要書類を受け取ったあとは、最終ステップとなる支給申請を行います。
一般教育訓練給付金の申請に必要な書類は、次のとおりだ。
・教育訓練給付金支給申請書
・教育訓練修了証明書
・領収書
・キャリアコンサルティングの費用の支給を申請する場合は、キャリアコンサルティングの費用に係る領収書、キャリアコンサルティングの記録、キャリアコンサルティング実施証明書
・本人・住居所確認書類
・個人番号確認書類(マイナンバーカード等)
・教育訓練給付適用対象期間延長通知書(適用対象期間の延長をしていた場合に必要)
・払渡希望金融機関の通帳またはキャッシュカード(郵送の場合は、金融機関名、支店名、口座番号、申請者氏名がわかる面のコピー)(一部指定できない金融機関があり)
・教育訓練経費等確認書
・その他、還付金を受けた、またはクレジット払いなどの場合には、その事実を証明する書類
出典:厚生労働省Webサイト
すべての書類が必要になるわけではないため、事前にハローワークへ問い合わせておくと良い。
なお教育訓練給付金支給申請書には、雇用保険被保険者番号の記入が必要だ。雇用保険被保険者証が手もとにない人は「会社に確認する」「ハローワークに再発行を依頼する」といったことを速やかに行いたい。
申請期限は、原則受講修了日の翌日から起算して1ヵ月以内だが、もしこの期限を過ぎてしまっても、2年間の時効の期間内であれば支給申請は可能だ。
申請は、本人の住所を管轄するハローワークの窓口のほか、郵送、またはオンライン(e-Gov)での電子申請ができる。
申請が受理され、内容に不備がなければ、指定の口座に給付金が振り込まれる。
一般教育訓練を利用するときの注意点
一般教育訓練の注意点は、対象外のコースを選んだり、途中で挫折してしまったりすると給付金を一切受けられないことです。これらに該当すると、給付金を一切受け取れなくなってしまいます。
一般教育訓練の利用には、雇用保険の加入期間(通算1年以上、2回目以降は前回受講開始日以降の加入期間が3年以上)や離職からの期間(原則1年以内)など、給付条件を満たしているかの確認に加えて、受講前に次の2つの注意点をしっかりと押さえておきたい。
すべてのオンライン英会話コースが対象ではない
一般教育訓練は、すべての英会話コースが対象ではないため、受講申込前に対象コースに該当するかを確認することが重要です。
厚生労働大臣は、一般教育訓練給付制度の指定を英会話スクール単位ではなく講座(コース)単位で与えている。そのため、ある英会話スクールのビジネス英会話プランは対象でも同じスクールのTOEIC対策プランは対象外など、特定講座のみが指定されているケースが多い傾向だ。
また同じ内容の講座でも「3ヵ月プランは対象だが、2ヵ月プランは対象外」というケースもある。
一般教育訓練の指定を受けていない講座を選んでしまうと給付金は受け取れない。申込後に対象外だったと判明しても手遅れだ。
そのため申込前に希望するコースが一般教育訓練給付制度の指定を受けているか、スクールの公式サイトや窓口で確認する必要があります。無料カウンセリングや体験レッスンの際に同制度を使いたいことを伝えると良いでしょう。
途中で挫折・退会した場合、給付金は一切もらえない
一般教育訓練の給付を受けるには、各講座の修了基準を満たすことが必要です。途中で挫折・退会した場合は、給付金がもらえないため、注意しましょう。
修了基準は、各スクールが個別に定めている。たとえば「①出席率80%」「②判定テストに合格する」など、「一定数以上レッスンに参加する」「一定水準以上のスキルを身につける」といったことが求められる。
挫折を防ぐサポート体制が充実しているか、仕事でどうしても参加できないときに振替ができるかなどをしっかりと確認し、修了認定基準を満たせる講座をあらかじめ見極めることが重要だ。
また多くの英会話スクールが、一定の自習時間を行うことを前提に修了基準を設けている。レッスンを受けるだけでは各スクールが定める修了基準に到達できず、給付金を受けられないこともあるのだ。
一般教育訓練の対象講座を申し込む前に自分の仕事や家庭の状況を考え、講座を最後までやり切れるかを慎重に検討してから申し込むようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
ただし申請には、雇用保険被保険者番号の記入があるため、雇用保険被保険者証を会社が保管している場合は交付を依頼する必要がある。
厚生労働省は「同保険証を保管すべきは本人」と通知しているため、「従来の決まりどおり自分で保管したい」と申し出れば良いだろう。
なお基本手当は、労働によって収入を得た場合減額されるが、教育訓練給付金は労働によって得た収入には当たらない。そのため基本手当が減額されることもないのだ。
申請と同じく受給資格の照会についてもオンライン申請が可能だ。
ただし支給決定までにかかる時間は、ハローワークの業務量などによるため、一概にはいえない。そのため振込日の目安が知りたい場合は、あらかじめ問い合わせてみるのが賢明だ。
書類に不備があると支給決定が遅れるため、しっかりと確認してから提出したい。
・前回の受講開始日以降、雇用保険の加入期間が3年以上ある
・前回の支給日から今回の受講開始日までに3年以上経過している
ただし離職中の場合は、離職してから1年以内であることが必要だ。要件を満たしているかわからない場合は、ハローワークに問い合わせるのが確実だ。
フリーランスWebライターとして、ポータルサイトに載せる記事やコラムを多数執筆。主な執筆ジャンルは「身近なお金の知識」(税金、家計、クレジットカード、NISAやiDeCo、住宅ローン、ポイ活など)。
HP:https://fp-haruto.com/
■保有資格
2級ファイナンシャルプランニング技能士
日商簿記検定2級
薬剤師免許






























制度は離職中でも使えるということは、しっかりと理解しておきましょう。