「急な出費でお金が必要になったが、どのカードローンを選べばいいのだろう…」「プロミスとアイフル、どちらがいいのか分からなくて決められない!」
そう迷う人も多いだろう。結論としてプロミスは「融資スピードを重視し、とにかく早く借りたい人」に、アイフルは「柔軟な審査を期待する人」や「周囲にバレずに借りたい人」におすすめだ。
なお、「プロミスアイフル」と検索する人の多くは、単にこの2社を比較したいだけでなく、自分にとって最もメリットのある消費者金融を見つけたいと考えているのではないだろうか。
本記事では、プロミスとアイフルに加え、大手消費者金融のアコム、そしてレイクも含めた4社について「どのような人におすすめなのか」を詳しく解説する。この記事を読めば、自身の状況にぴったりのカードローンが見つかるだろう。

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プロミスとアイフルはいずれも大手消費者金融であり、サービス内容には似たところも多い。どちらを選ぶべきか迷う場合は、 「今すぐ必要か」「将来に備えるか」を考慮すると良いだろう。
この記事では、金利や融資スピードなど、様々な項目を比較し、どちらがご自身に合っているかの判断材料を提供する。
目次
- プロミスとアイフルの違いは?金利や融資スピードなど徹底比較!
- 上限金利はプロミスの方が0.2%低いので利息負担を少し軽くできる
- 借入限度額はアイフルの方がプロミスより高い
- 融資スピードはプロミスの方がアイフルより15分早い
- 無利息期間はプロミスもアイフルもどっちも30日間
- 審査受付時間はどっちも24時間!電話の場合プロミスのほうが対応時間が長い
- ATMはプロミスの方が多く手数料無料にできる
- 返済方法はプロミスのほうがアイフルより利便性が高い
- 返済日はアイフルの方がプロミスより自由度が高い
- 申込条件はプロミスの方が緩やか
- 審査通過率はプロミスの方が高めだがアイフルは柔軟な審査を期待できる
- 在籍確認はどっちも原則電話なし
- 新規利用者数はアイフルの方がプロミスより多く人気が高い
- スマホアプリはプロミスもアイフルもどっちも利用しやすい
- レディースローンはプロミスよりアイフルの方が女性への配慮が充実
- プロミスは「圧倒的な融資スピードを求める人」におすすめ
- アイフルは「周りにバレずに借りたい人」や「独自の審査基準を期待する人」におすすめ
- プロミス・アイフル以外でおすすめの消費者金融はアコムとレイク
- よくあるQ&A
プロミスとアイフルの違いは?金利や融資スピードなど徹底比較!

プロミスとアイフルは、どちらも大手消費者金融として高い知名度と利便性を誇るカードローンだが、そのサービス内容には細かな違いが存在する。両社の比較を通じて、自身の利用目的や状況に最適な一枚を見つけることが重要だ。
上限金利はプロミスが上限0.2%低く、融資スピードもプロミスが最短3分と圧倒的に速い ため、利息を抑えたいときや急ぎでお金が必要な場合に有利だ。
無利息期間はどちらも30日間だが、プロミスは「初回借入日の翌日」から適用されるため、より無駄なく利用できる可能性がある。
一方、借入限度額はアイフルの方が高く 、高額な融資を希望するならアイフルが有利となる。女性向けのサービスも、アイフルの「SuLaLi」が女性専用ダイヤルやカードデザインでよりきめ細やかな配慮がされている 。
電話での問い合わせ時間やATMの手数料無料化(三井住友銀行ATM利用)ではプロミスが、返済日の自由度や新規利用者数ではアイフルが優位に立つ。インターネットからの申し込みは両社24時間対応、在籍確認も原則電話なしと、共通の利便性も多い。
このように、 金利やスピード重視ならプロミス、高額融資や女性向け配慮を求めるならアイフル がそれぞれ強みを持つ。自身のニーズに合わせて最適な選択をすることが、賢いカードローン利用の第一歩となるだろう。
- 上限金利はプロミスの方が0.2%低いので利息負担を少し軽くできる
- 借入限度額はアイフルの方がプロミスより高い
- 融資スピードはプロミスの方がアイフルより15分早い
- 無利息期間はプロミスもアイフルもどっちも30日間
- 審査受付時間はどっちも24時間!電話の場合プロミスのほうが対応時間が長い
- ATMはプロミスの方が多く手数料無料にできる
- 返済方法はプロミスのほうがアイフルより利便性が高い
- 返済日はアイフルの方がプロミスより自由度が高い
- 申込条件はプロミスの方が緩やか
- 審査通過率はプロミスの方が高めだがアイフルは柔軟な審査を期待できる
- 在籍確認はどっちも原則電話なし
- 新規利用者数はアイフルの方がプロミスより多く人気が高い
- スマホアプリはプロミスもアイフルもどっちも利用しやすい
- レディースローンはプロミスよりアイフルの方が女性への配慮が充実
上限金利はプロミスの方が0.2%低いので利息負担を少し軽くできる
プロミスはアイフルよりも上限金利が年0.2%低く、これにより利息負担をわずかながら軽減できる。具体的に、プロミスの上限金利は年17.8%であるのに対し、アイフルは年18.0%だ。
プロミス | 年4.5%~17.8% |
---|---|
アイフル | 年3.0%~18.0% |
この0.2%という差は、少額の借り入れや短期間での返済では大きな影響はないかもしれないが、借入額が増えたり、返済期間が長期にわたる場合には、総利息額に明確な差が生じる。
例えば、50万円を借り入れたとして、プロミス(年17.8%)とアイフル(年18.0%)の金利で1年間借りた場合の利息を比較してみよう。
- プロミス(年17.8%): 50万円 × 17.8% = 年間89,000円の利息
- アイフル(年18.0%): 50万円 × 18.0% = 年間90,000円の利息
このように、50万円借りて1年で返済する場合、年間では、プロミスの方が1,000円利息が安くなる。わずかな金額であっても、利息の負担を少しでも抑えたいと考える利用者にとっては、プロミスの上限金利の低さは魅力的な選択肢となるだろう。
一方、下限金利はアイフルが3.0%、プロミスが4.5%であり、低金利で借りられる可能性があるのはアイフルだ。
ただし、初めて利用する場合は借入限度額が低く設定されることが多く、その際は上限金利が適用されやすい。そのため、初回利用時はプロミスのほうがアイフルよりも金利面で有利になる可能性が高い。
借入限度額はアイフルの方がプロミスより高い
借入限度額は、アイフルが800万円、プロミスが500万円と、アイフルのほうが大きい。
ただし、初回から限度額いっぱいまで借りるケースはほとんどないため、実際の利用では大きな差にはなりにくい。
そもそも消費者金融は、貸金業法の「総量規制」により、年収の3分の1を超える金額を借りられない。たとえば、年収500万円の人が借りられる上限は150万円になる。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
800万円を借りるには、年収が2,400万円以上必要になるため、実際には限られた層しか利用できない。
そのため、プロミスとアイフルを比較する際、一般的な利用者にとっては借入限度額の違いはあまり重要ではないことを理解しておこう。
プロミス | 500万円 |
---|---|
アイフル | 800万円 |
融資スピードはプロミスの方がアイフルより15分早い
公式サイトで明示する融資スピードを比較すると、プロミスはアイフルよりも15分早い。
具体的に、プロミスは最短3分での融資を公式に謳っているのに対し、アイフルは最短18分である。
プロミス | 最短3分 |
---|---|
アイフル | Web申込の場合最短18分 |
もちろん、これはあくまで「最短」の時間であり、実際の融資時間は審査状況や申込の時間帯によって変動する可能性はある。
とはいえ、両社が公式に明示している「最短時間」には明確な差があるため、融資スピードを重視するのであれば、プロミスを選ぶメリットは大きい。
たとえば、急な出費で今すぐにでも資金を用意したいという状況では、たった15分の差が大きな安心感につながる可能性がある。特に、スマートフォンからの申込やWeb完結型の手続きを活用すれば、よりスムーズに融資を受けられるケースも多い。
このように、「とにかく早く借りたい」というニーズがあるなら、融資スピードを重視したプロミスの利用を検討する価値は十分にあると言える。
ただし、最短で融資を受けるには、必要書類をすべてそろえ、申込フォームに不備なく正確な情報を入力することが前提だ。不備や不足があると審査が遅れ、即日融資が難しくなる。
また、審査は受付時間内に申し込まなければ当日中に行われない。
プロミス・アイフルともに審査受付時間は9時〜21時で、土日祝日も対応しているが、この時間を過ぎての申し込みは翌営業日以降の審査になるため注意が必要だ。
無利息期間はどちらも30日間!ただし適用開始日が両社で違う
無利息期間は両社とも30日間だが、起算日の違いによりプロミスのほうが有利な場合がある。
プロミスでは無利息期間が「初回借入日の翌日」から始まるのに対し、アイフルは「初回契約日の翌日」からスタートする。
そのため、契約後すぐに借入れをしない場合は、プロミスのほうが無利息期間を無駄なく使える。
たとえば、契約から実際の借入れまで数日空く場合でも、プロミスならその分だけ無利息期間の終了を先延ばしできるメリットがある。
プロミス | 初回借入日の翌日から30日間 |
---|---|
アイフル | 初回契約日の翌日から30日間 |
審査受付時間はどっちも24時間!電話の場合プロミスのほうが対応時間が長い
カードローンの申し込みを検討する際、多くの人が気になるのが「いつ申し込めるのか」という審査受付時間だろう。
プロミス | Web・アプリからの申込は24時間365日、 自動契約機や電話は9:00~21:00(※1) |
---|---|
アイフル | Web・アプリからの申込は24時間365日、 自動契約機は9時~21時、電話は9時~18時 |
結論から言うと、プロミスとアイフルはどちらもインターネットからの申し込みであれば24時間365日受け付けている。つまり、深夜や早朝であっても、自分の都合の良い時にWeb上で申し込み手続きを進められるため、忙しい人にとっては大きなメリットだ。
しかし、電話で直接相談したい場合や、オペレーターと話しながら手続きを進めたいと考える場合は、対応時間に違いがある。プロミスの電話申し込み・問い合わせ窓口は午前9時から午後9時まで対応している。一方、アイフルは午前9時から午後6時までの対応だ。
電話でのサポートを重視するなら、プロミスの方がアイフルより3時間長く対応しているため、日中に時間が取れない人でも、仕事終わりなどに相談しやすいだろう。
ただし、即日融資を目指す場合は、電話での申し込みであっても、受付時間内のできるだけ早い時間に手続きを完了させるのが鉄則だ。
ATMでの借入・返済の利便性やお得さはプロミスの方がアイフルより優位
ATMでの借入・返済の利便性やお得さを比べるとプロミスはアイフルより優位だ。
プロミス | インターネット振込、スマホアプリ、専用ATM、提携ATM、 プロミスコール(電話) |
---|---|
アイフル | 振込、スマホアプリ、専用ATM、提携ATM、電話 |
アイフル | プロミス | |
---|---|---|
セブン銀行 | 〇 | 〇 |
三井住友銀行 | - | 〇 |
ローソン銀行 | 〇 | 〇 |
イオン銀行 | 〇 | 〇 |
三菱UFJ銀行 | 〇 | 〇 |
西日本シティ銀行 | 〇 | 〇 |
Enet | 〇 | 〇 |
十八親和銀行 | 〇 | 〇 |
ゆうちょ銀行 | 〇 | 〇 |
福岡銀行 | - | 〇 |
熊本銀行 | - | 〇 |
広島銀行 | - | 〇 |
八十二銀行 | - | 〇 |
横浜銀行 | - | 〇 |
プロミスはアイフルよりも利用できるATMの数が多い。
アイフルは自社ATMに加え、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMなど主要なコンビニATMと提携しており、その設置台数は全国に数万台にのぼる。
一方、プロミスも同様にコンビニATMと広く提携している。加えて、プロミス最大の強みは、SMBCグループの一員として三井住友銀行のATMも手数料無料(プロミスATMと同様の扱い)で利用できる点にある。
三井住友銀行は全国に広範なATMネットワークを有しており、その台数はコンビニATMの提携数と合わせると、アイフルと比較してさらに多くの場所でATM利用が可能となる。
また、ATMでの借り入れ・返済の手数料に関しても、アイフルよりもプロミスのほうが有利だ。
その理由は、プロミスでは一部の提携ATM、特に三井住友銀行ATMを手数料無料で利用できる点にある。対して、アイフルはすべての提携ATMで利用時に手数料が発生する。
たとえば、提携ATMの手数料は、利用金額が1万円以下なら110円、1万円を超えると220円かかる。頻繁にATMを利用する場合は、こうした手数料の有無が大きな差になる。
返済方法はプロミスのほうがアイフルより利便性が高い
返済方法に関しては、プロミスのほうがアイフルよりもやや利便性が高い。
プロミスではVポイントを使った「ポイント返済」が可能であり、対応している提携金融機関の数もアイフルより多いためだ。
両社ともインターネット振込・口座振替・スマホATM・提携ATM・銀行振込といった基本的な返済方法に対応している点は共通している。
しかし、プロミスでは、利息200円ごとにVポイントが1ポイントたまり、そのポイントを借入金の返済に充てることができる。
日常的にVポイントを貯めている人にとっては、実質的な負担軽減につながるため、使い勝手が良いといえる。
また、返済に利用できる提携金融機関の数も、プロミスのほうがアイフルよりもやや多く、返済手段の選択肢が広がる点もメリットだ。
プロミス | インターネット振込、口座振替、スマホアプリ専用ATM、 提携ATM、銀行振込、ポイント返済 |
---|---|
アイフル | インターネット振込、口座振替、スマホアプリ専用ATM、 提携ATM、銀行振込 |
アイフル | プロミス | |
---|---|---|
セブン銀行 | 〇 | 〇 |
三井住友銀行 | - | 〇 |
ローソン銀行 | 〇 | 〇 |
イオン銀行 | 〇 | 〇 |
三菱UFJ銀行 | 〇 | 〇 |
西日本シティ銀行 | 〇 | 〇 |
Enet | 〇 | 〇 |
十八親和銀行 | 〇 | - |
ゆうちょ銀行 | 〇 | 〇 |
福岡銀行 | 〇 | 〇 |
熊本銀行 | 〇 | 〇 |
横浜銀行 | - | 〇 |
返済日はアイフルの方がプロミスより自由度が高い
返済日の柔軟性は、プロミスよりアイフルのほうが有利だ。
アイフルは、毎月一定の返済日を設定する「約定日制」と、35日ごとに返済日が訪れる「サイクル制」のいずれかを選べるため、ライフスタイルに合わせて返済日を調整できる。
ただし、アイフルでサイクル制を選ぶ場合、返済が35日ごとになるため、毎月一定日に返済する約定日制よりも元金の減りが遅くなり、結果的に総返済額が増える可能性があることに注意が必要だ。
一方、プロミスでは返済日は毎月5日、15日、25日、末日のいずれかから選ぶことができ、毎月の返済方法が基本だ。そのため、柔軟に返済日を設定したい人は少し不便に感じるかもしれない。
プロミス | 毎月5日、15日、25日、末日のいずれか |
---|---|
アイフル | 約定日制(毎月1回)かサイクル制(35日後ごと)のいずれか |
申込条件はプロミスの方が緩やか
申込条件を比べると、プロミスのほうがアイフルよりも年齢条件が幅広い。
プロミスでは学生でも18歳以上であれば申し込むことができるが、アイフルは20歳からだ。また、プロミスは74歳まで借りられるのに対し、アイフルは満70歳に達すると新たな借入れができなくなる。
したがって、年齢に関してはプロミスのほうがアイフルよりも柔軟な条件を提供している。
プロミス | ● 18~74歳で安定した収入がある人 (高校生や高等専門学校生は除く) |
---|---|
アイフル | ● 20~69歳までの定期的な収入がある人 |
審査通過率はプロミスの方が高めだがアイフルは柔軟な審査を期待できる
審査通過率は、プロミスが35.6%、アイフルが31.4%で、プロミスのほうがやや高い。
この数値だけを見ると、プロミスのほうが審査に通りやすい印象を受けるが、審査通過率は必ずしも審査の甘さを示すものではない。申し込みの時期や属性によって変動するため、単純な比較は難しい。
またアイフルは、銀行の傘下に入らない独立系企業であろ独自の基準で審査を実施しており、プロミスより柔軟な審査対応を期待できる。
プロミス | 35.6%(2024年5月〜2024年7月の平均値) |
---|---|
アイフル | 31.4%(2024年10月〜2025年2月の平均値) |
在籍確認はどっちも原則電話なし
プロミスとアイフルはいずれも、原則として電話による在籍確認を行わないため、この点においては両社に差はない。
基本的には、2社とも提出書類などによって勤務先を確認する対応が取られる。そのため、職場にいきなり電話がかかってくる心配は少ない。
ただし、プロミスもアイフルも、審査の過程で必要と判断された場合は、在籍確認の電話が行われる可能性もある。その場合でも、本人の同意なしに電話がかかることはなく、事前に相談すれば柔軟に対応してもらえるケースが多い。
プロミス | 原則、在籍確認の電話がない |
---|---|
アイフル | 原則、在籍確認の電話がない |
新規利用者数はアイフルの方がプロミスより多く人気が高い
月間の新規申込者数は、アイフルのほうがプロミスよりも多い。
新規申込者が多いということは、それだけ多くの利用者に選ばれていることを意味する。サービスへの信頼感や認知度の高さが背景にあると考えられる。
特にアイフルは、印象的なシリーズCMを継続的に展開しており、その影響でブランドイメージが定着し、新規申込につながっている可能性もある。
プロミス | 8万3,125人(2024年8月現在) |
---|---|
アイフル | 8万9,259人(2024年10月現在) |
スマホアプリはプロミスもアイフルもどっちも利用しやすい
スマホアプリの使いやすさはプロミスもアイフルも大きな差はなく、甲乙つけがたい。
どちらのアプリも、カードなしでの借入・返済に対応しており、利用残高や返済日の確認、Q&A機能などが充実しているため、利便性は高い。
ただし、プロミスのアプリでは、ログインするだけで月1回10ポイントが付与されるほか、アプリ内の「Vポイント獲得メニュー」をクリアするとポイントが追加で貯まる仕組みがある。機能に大きな違いはないが、ポイントが貯まるという点ではプロミスのほうがアイフルよりもお得といえる。
プロミス | アプリローンが利用できる |
---|---|
アイフル | スマホアプリが利用できる |
レディースローンはプロミスよりアイフルの方が女性への配慮が充実
女性がカードローンを利用する際、特に「誰にもバレたくない」「安心して相談したい」といったニーズは高い。
この点で、アイフルはプロミスと比較して、女性向けのサービスにおいてよりきめ細やかな配慮がされていると言える。
プロミス | レディースキャッシング |
---|---|
アイフル | SuLaLi |
アイフルには「SuLaLi(スラリ)」という女性専用カードローンが存在する。これは単に女性向けのデザインを採用しているだけでなく、女性オペレーターが在籍する専用ダイヤルを設けている点が大きな特徴だ。
これにより、女性利用者は、男性には話しにくいと感じるような内容であっても、同性のオペレーターに安心して相談できる環境が提供されている。
また、SuLaLiは通常のカードローンとは異なる専用デザインのカードを選ぶことができ、一見して消費者金融のカードとは分からないよう配慮されている点も、プライバシーを重視する女性にはメリットとなるだろう。
一方、プロミスには「レディースキャッシング」というサービスがある。これも女性専用のコールセンターを設けており、女性オペレーターが対応する点はアイフルと同様だ。しかし、アイフルのSuLaLiのように、専用のカードデザインや、より詳細に特化した商品設計は確認できない。
したがって、「周りの人にバレたくない」「女性ならではの悩みや質問を安心して相談したい」と考える女性にとっては、アイフルのSuLaLiの方が、よりきめ細やかなサポートと配慮が期待できるため、安心感を持って利用できる可能性が高い。
プロミスは「圧倒的な融資スピードを求める人」におすすめ
プロミスの大きな強みは、最短3分という業界最速クラスの融資スピードだ。
これは、急な出費や緊急でお金が必要になった際に、申し込んだその日のうちに借り入れを完了させたいと考える人に最適である。
少しでも早く手元にお金が欲しい場合、プロミスは最も有力な選択肢となるだろう。
また、プロミスは大手消費者金融の中で上限金利が年17.8%とわずかに低い点も魅力だ。金利は日々の利息に直結するため、少しでも利息負担を抑えたいと考える人には、この0.2%の差が長期的に見て有利に働く可能性がある。
さらに、初めての利用者を対象に、30日間の無利息期間を提供しているため、短期間で返済できる見込みがあるなら、利息を一切支払わずに借り入れすることも可能だ。Web完結申込を利用すれば、原則として職場への電話連絡や郵送物もなく、周囲にバレる心配も少ない。
プロミスの基本情報

プロミスを運営しているSMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、三井住友カード株式会社 100%の子会社だ。プロミスは消費者金融の利用がはじめてで不安な人でも安心して利用できるだろう。
またプロミスでお金を借りたり、返済したりするとき、三井住友銀行のATMなら無料で借入・返済ができるだけでなく、SMBCグループ各社で使えるVポイントもプロミスの利用で貯めたり使ったりできる。
プロミスのメリット・デメリット
- 上限金利が低い
- 無利息期間の開始時期を選べる
- 審査時間が速い
プロミスの上限金利は年17.8%で、アイフルやアコムなど大手消費者金融のなかでは低い。実際の金利は審査で決まるためわからないが、他社の消費者金融で申し込むよりも低い金利で利用できる可能性がある。
カードローンの無利息期間は、初回借入日の翌日から始まるのが一般的だ。しかし、プロミスの無利息期間は初回借入日の翌日からスタートする。つまり、無利息期間の開始時期を自身で選べるということだ。
プロミスは申し込みから融資までのスピードも、大手消費者金融のなかではトップクラスと言える。
- 借入限度額が少なめ
- 三井住友銀行以外の提携ATMの利用料が有料
プロミスの借入限度額は、多くの大手消費者金融が800万円であるのに対し、500万円と少なめだ。また三井住友銀行以外の提携ATMが有料で、取引額1万円以下の場合は借り入れ・返済時にいずれも110円、1万円超なら220円かかる点もデメリットと言える。
プロミスの口コミ・評判
プロミスは審査が早く、思ったより簡単に借りられたという口コミが目立った。一方、悪い口コミのなかでは、金利の高さを指摘する声が多かった。利用する前に確認して返済計画を立てることを心がけたい。

MS|30代|男性|東京都
プロミスは審査が厳しそうなイメージがありましたが、思いのほか審査に通ることができました。家族にばれてしまうのではないかと思いましたが、ばれずに借りることができました。

TY|40代|女性|岡山県
プロミスはアプリを入れて簡単な手続きですぐに借りることができ、確認の電話をしてくれた方もとても優しくて安心できました。返済も簡単にできるので便利でした。

DK|30代|男性|宮城県
プロミスは金利が少し高いと感じたのが正直な感想です。借入の難易度が低いので仕方ないのかもしれませんが、金利は余計なコストになるので、もう少し頑張ってほしいです。
アイフルは「周りにバレずに借りたい人」や「独自の審査基準を期待する人」におすすめ
アイフルは、原則として職場への電話連絡なしで借り入れが可能だ。加えて、Web完結で申し込めばローンカードなどの郵送物も一切ないため、家族や勤務先にカードローンの利用がバレるリスクを極限まで抑えたい人に最適である。
また、アイフルは大手消費者金融の中で唯一の独立系企業である。これは、銀行の傘下に入っていないため、独自の審査基準を持っていることを意味する。
そのため、「他社で審査に落ちてしまった」「他社の審査基準では難しいかもしれない」といった不安を持つ人でも、アイフルであれば柔軟な審査対応が期待でき、借り入れのチャンスがあるだろう。急ぎの融資を希望する場合も、最短18分というスピーディーな融資に対応している。
アイフルの基本情報

アイフルは大手消費者金融のなかで唯一、銀行傘下ではない独立系なので、独自基準の審査で柔軟に対応してくれるため、審査が不安な人にも向いている。
たとえば急いでお金を借りたい場合、申込後にアイフルに電話をしてその旨を伝えると、優先的に審査を進めてくれる場合がある。
アイフルのメリット・デメリット、実際に利用している人の口コミをみていこう。
アイフルのメリット・デメリット
- 下限金利が低い
- 借入限度額が大きい
プロミスが上限金利が低いのに対し、アイフルは下限金利が低めに設定されている。
アイフルは借入限度額が大きい点もメリットだ。
- 提携ATMを利用すると借入・返済に手数料がかかる
- 70歳以上は利用できない
プロミスは提携ATMのうち三井住友銀行のATMなら手数料がかからない。しかし、アイフルはすべての提携ATMで手数料がかかる。
またアイフルに申し込めるのは20~69歳に限られ、プロミスよりも年齢要件が狭い。さらに満70歳になると新たな借入ができなくなるため、70歳近い人は注意が必要だ。
アイフルの口コミ・評判
アイフルは審査スピードと、在籍確認の電話が勤務先にかかってこない点を評価する意見が多かった。一方、悪い口コミとしてアイフルも金利に関するものが多かったが、ATM手数料が負担になる口コミもあった。

DB|30代|男性|兵庫県
アイフルは、審査のスピードが速く、即日融資に対応している点が魅力です。無人契約機の利便性やアプリでの操作性が高く、初心者でも使いやすいサービスが整っています。

S.K|20代|女性|東京都
アイフルはすぐに無人契約機で借りることができました。ATMがどこにでもあるため、審査さえ通ればすぐに借りることができ、とても便利でよかったです。

TT|40代|男性|三重県
アイフルは銀行カードローンと比べて上限金利が高い点がネックでした。また、提携ATMの利用には手数料がかかるため、地味に出費が増えてしまうのが良くないと感じました。
プロミス・アイフル以外でおすすめの消費者金融はアコムとレイク
プロミス、アイフル以外におすすめの消費者金融はアコムとレイクだ。
アコムは、特にカードローン利用が初めてで不安を感じる人や、審査に自信がないと考える人におすすめだ。一方、レイクは、無利息期間を最大限に活用して利息負担を抑えたい人や、急ぎで審査結果を知りたいと考える人に特に推奨できるサービスを提供している。
各社の特徴を理解することで、自身の状況に最も適した選択が可能となるだろう。
レイクは「無利息期間を最大限活用したい人」や「審査結果を早く知りたい人」におすすめ
レイクの最大の特長は、業界トップクラスの無利息期間だ。初めて契約する人向けに、最長365日間もの無利息期間(※)を提供している。
これは他社(プロミス、アイフル、アコムは主に30日間)と比較して非常に長く、特に少額を長期間にわたって借りたいと考えている人にとって、利息を大幅に抑えられる大きなメリットとなる。
また、レイクは審査結果が最短15秒で分かるという迅速さも魅力だ。これは、急いで借り入れの可否を知りたい人にとって非常に心強い。
融資も最短25分で可能なので、スピーディーな対応が期待できる。さらに、Web申し込み後、指定の銀行口座へ振り込みで借り入れる場合、原則として電話による在籍確認がないため、勤務先への連絡を避けたい人にも適している。
(※)Web以外の申し込みは60日間。または5万円まで180日間。
アコムは「審査に不安がある人」や「初めてのカードローン利用で安心感を求める人」におすすめ
アコムは、大手消費者金融の中でも特にバランスの取れたサービスと高い顧客基盤を持つ。2024年3月期のデータでは、新規申込者数、成約件数ともに消費者金融業界でトップクラスの実績を誇っている。
そのため、初めてカードローンを利用する人でも、多数の利用実績と安定したサービス運営に安心感を覚えるだろう。
また、アコムの審査通過率は他の大手消費者金融と比較して高めの傾向があるため、「他社で審査に落ちた経験がある」または「審査に通るか不安がある」といった人にも有力な選択肢となる。
楽天銀行との連携による「楽天銀行スーパーローン」の保証会社も務めるなど、信頼性も高い。さらに、借入れた翌日から利息が発生するが、契約の翌日から30日間の無利息期間があり、短期間での返済を考えているなら利息を抑えることも可能だ。
返済に遅れそうになった場合でも、会員ページから「返済期日変更」を申請できるなど、柔軟な対応も期待できる。
よくあるQ&A
ただし、2社とも必要と判断すれば、電話での在籍確認は行われる。必要書類や申込内容に不備があると電話やメールで確認が入る可能性がある。
周囲に知られる確率を少しでも下げたいときは、申込フォームに正確な情報を入力し、必要書類も各社の要件を満たしたものをそろえよう。
どちらもアプリで用意に借入額を管理できるが、複数社になれば忙しいときなどに確認し忘れる可能性も高くなる。現在の借入額が把握できていないと、十分な返済額を銀行口座に入れておらず、返済日に残高不足になることも考えられる。
2つ目はお金を借り過ぎてしまう環境になることだ。審査の結果、2社ともに50万円の借入限度額となった場合、実際は100万円までの借入れが可能になってしまう。不用意に借りなければ防げる話ではあるが、借りれない環境にしておいたほうが確実に借り過ぎは防げる。