プロミスとアイフルを比較すると、前者は融資スピードが早いのに対して、後者は下限金利が低く借入限度額が大きい。すぐにお金を借りたい人はプロミス、長期間の利用を考えている人はアイフルがおすすめだ。
プロミスは融資スピードに優れており、急ぎで資金が必要な場合に向いている。一方、アイフルは金利が低く、借入限度額も大きいため、将来的な高額借入を見据えている人に適している。
申し込みから融資までの最短時間は、プロミスが3分、アイフルが18分(いずれもWeb申し込みの場合)と、プロミスのほうが早い。今すぐお金が必要な場面では、プロミスを選んだほうが良いだろう。
一方で、金利や借入限度額はアイフルのほうが優れている。アイフルの下限金利は年3.0%で、プロミスの年4.5%よりも低い。借入限度額もアイフルは最大800万円、プロミスは最大500万円と差がある。
カードローンは一般的に、初回借り入れ時には少額が設定されるが、取引を継続することで増額されたり、金利が引き下げられたりする傾向がある。将来的にまとまった金額を借りる予定があるなら、アイフルで早めに取引実績を積み、金利負担を抑えると良い。
プロミスとアイフルはいずれも大手消費者金融であり、サービス内容には似たところも多い。どちらを選ぶべきか迷う場合は、 「今すぐ必要か」「将来に備えるか」を考慮すると良いだろう。
この記事では、金利や融資スピードなど、様々な項目を比較し、どちらがご自身に合っているかの判断材料を提供する。
目次
プロミスとアイフルはどっちがいい?

プロミスとアイフルのどちらが自身に合っているかを知るために、借入計画やライフスタイルなどのタイプ別に整理する。
プロミスがおすすめの人
● 三井住友銀行を利用している
● 万が一のために余裕を持ってカードローンを作っておきたい
プロミスは大手消費者金融のなかでも、融資スピードが最短3分と速い。そのため、とにかく早くお金を借りたい人におすすめだ。
一方、プロミスは無利息期間が初回契約日ではなく、初回借入日の翌日から30日なので、万が一カードローンが必要になったときに備えて作っておきたい人にも向いている。
プロミスから借り入れ、返済する場合、 三井住友銀行のATMなら手数料が無料なので、三井住友銀行口座を持っていると使いやすいだろう。
アイフルがおすすめの人
● 長期間利用する予定がある
アイフルの借入限度額はプロミスの500万円に対して800万円と大きいため、500万円以上の高額を借りたい人にもおすすめだ。
ただしカードローンは初回借入の場合、借入限度額が少なめになるケースが多い。そのため最初から800万円を借りるのはかなり難しいが、取引を続けるうちに借入限度額が増額する可能性がある。
一般的にカードローンは借入限度額が高くなれば、金利が下がる傾向がある。
そのためアイフルは長期間のカードローン利用を想定している人におすすめだ。
プロミスとアイフルの違いは?それぞれの基本情報

プロミスとアイフルはいずれも大手消費者金融でサービス内容の類似点が多いが、大きな違いは「申込から融資までの時間」と「金利」、「借入限度額」だ。
それぞれのサービス内容を表で確認していこう。
ここではプロミスとアイフルの特徴を確認していこう。
プロミスは上限金利が低く融資スピードが早い

プロミスを運営しているSMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、三井住友カード株式会社 100%の子会社だ。プロミスは消費者金融の利用がはじめてで不安な人でも安心して利用できるだろう。
またプロミスでお金を借りたり、返済したりするとき、三井住友銀行のATMなら無料で借入・返済ができるだけでなく、三井住友グループ各社で使えるVポイントもプロミスの利用で貯めたり使ったりできる。
プロミスのメリット・デメリット、実際に利用している人の口コミをみていこう。
プロミスのメリット・デメリット
- 上限金利が低い
- 無利息期間の開始時期を選べる
- 審査時間が速い
プロミスの上限金利は年17.8%で、アイフルやアコムなど大手消費者金融のなかでは低い。実際の金利は審査で決まるためわからないが、他社の消費者金融で申し込むよりも低い金利で利用できる可能性がある。
カードローンの無利息期間は、初回借入日の翌日から始まるのが一般的だ。しかし、プロミスの無利息期間は初回借入日の翌日からスタートする。つまり、無利息期間の開始時期を自身で選べるということだ。
プロミスは申し込みから融資までのスピードも、大手消費者金融のなかではトップクラスと言える。
- 借入限度額が少なめ
- 三井住友銀行以外の提携ATMの利用料が有料
プロミスの借入限度額は、多くの大手消費者金融が800万円であるのに対し、500万円と少なめだ。また三井住友銀行以外の提携ATMが有料で、取引額1万円以下の場合は借り入れ・返済時にいずれも110円、1万円超なら220円かかる点もデメリットと言える。
プロミスの口コミ
プロミスは審査が早く、思ったより簡単に借りられたという口コミが目立った。一方、悪い口コミのなかでは、金利の高さを指摘する声が多かった。利用する前に確認して返済計画を立てることを心がけたい。

MS|30代|男性|東京都
プロミスは審査が厳しそうなイメージがありましたが、思いのほか審査に通ることができました。家族にばれてしまうのではないかと思いましたが、ばれずに借りることができました。

TY|40代|女性|岡山県
プロミスはアプリを入れて簡単な手続きですぐに借りることができ、確認の電話をしてくれた方もとても優しくて安心できました。返済も簡単にできるので便利でした。

DK|30代|男性|宮城県
プロミスは金利が少し高いと感じたのが正直な感想です。借入の難易度が低いので仕方ないのかもしれませんが、金利は余計なコストになるので、もう少し頑張ってほしいです。
アイフルは下限金利が低く借り入れ限度額が大きい

アイフルは大手消費者金融のなかで唯一、銀行傘下ではない独立系なので、独自基準の審査で柔軟に対応してくれるため、審査が不安な人にも向いている。
たとえば急いでお金を借りたい場合、申込後にアイフルに電話をしてその旨を伝えると、優先的に審査を進めてくれる場合がある。
アイフルのメリット・デメリット、実際に利用している人の口コミをみていこう。
アイフルのメリット・デメリット
- 下限金利が低い
- 借入限度額が大きい
プロミスが上限金利が低いのに対し、アイフルは下限金利が低めに設定されている。
アイフルは借入限度額が大きい点もメリットだ。
- 提携ATMを利用すると借入・返済に手数料がかかる
- 70歳以上は利用できない
プロミスは提携ATMのうち三井住友銀行のATMなら手数料がかからない。しかし、アイフルはすべての提携ATMで手数料がかかる。
またアイフルに申し込めるのは20~69歳に限られ、プロミスよりも年齢要件が狭い。さらに満70歳になると新たな借入ができなくなるため、70歳近い人は注意が必要だ。
アイフルの口コミ
アイフルは審査スピードと、在籍確認の電話が勤務先にかかってこない点を評価する意見が多かった。一方、悪い口コミとしてアイフルも金利に関するものが多かったが、ATM手数料が負担になる口コミもあった。

DB|30代|男性|兵庫県
アイフルは、審査のスピードが速く、即日融資に対応している点が魅力です。無人契約機の利便性やアプリでの操作性が高く、初心者でも使いやすいサービスが整っています。

S.K|20代|女性|東京都
アイフルはすぐに無人契約機で借りることができました。ATMがどこにでもあるため、審査さえ通ればすぐに借りることができ、とても便利でよかったです。

TT|40代|男性|三重県
アイフルは銀行カードローンと比べて上限金利が高い点がネックでした。また、提携ATMの利用には手数料がかかるため、地味に出費が増えてしまうのが良くないと感じました。
【項目別】プロミスとアイフルを徹底比較

プロミスとアイフルを15項目で比較すると、プロミスのほうが優れている点が多かった。
カードローンで金利や融資スピード、審査基準など、次の10項目を重視する人は、プロミスのほうがおすすめだ。
借り入れ限度額の大きさや新規の利用者数を重視したい人は、プロミスよりアイフルのほうが良いだろう。
申し込み方法と在籍確認方法については、プロミスとアイフルで大きな差はない。
金利
上限金利はプロミスが17.8%、アイフルが18.0%で、プロミスのほうがわずかに低い。
一方、下限金利はアイフルが3.0%、プロミスが4.5%であり、低金利で借りられる可能性があるのはアイフルだ。
ただし、初めて利用する場合は借入限度額が低く設定されることが多く、その際は上限金利が適用されやすい。そのため、初回利用時はプロミスのほうがアイフルよりも金利面で有利になる可能性が高い。
一方で、カードローンは利用実績に応じて限度額が増え、金利が引き下げられることもある。長期的に利用するのであれば、下限金利が3.0%と低いアイフルのほうが、プロミスよりも有利になるケースもある。
プロミス | 年4.5%~17.8% |
---|---|
アイフル | 年3.0%~18.0% |
借入限度額
借入限度額は、アイフルが800万円、プロミスが500万円と、アイフルのほうが大きい。
ただし、初回から限度額いっぱいまで借りるケースはほとんどないため、実際の利用では大きな差にはなりにくい。
そもそも消費者金融は、貸金業法の「総量規制」により、年収の3分の1を超える金額を借りられない。たとえば、年収500万円の人が借りられる上限は150万円になる。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
800万円を借りるには、年収が2,400万円以上必要になるため、実際には限られた層しか利用できない。
そのため、プロミスとアイフルを比較する際、一般的な利用者にとっては借入限度額の違いはあまり重要ではないことを理解しておこう。
プロミス | 500万円 |
---|---|
アイフル | 800万円 |
融資スピード
融資スピードは、プロミスのほうがアイフルよりも早い。
Web申し込みの場合、プロミスは最短3分で融資可能なのに対し、アイフルは最短18分となっており、スピード重視ならプロミスに分がある。
ただし、最短で融資を受けるには、必要書類をすべてそろえ、申込フォームに不備なく正確な情報を入力することが前提だ。不備や不足があると審査が遅れ、即日融資が難しくなる。
また、審査は受付時間内に申し込まなければ当日中に行われない。
プロミス・アイフルともに審査受付時間は9時〜21時で、土日祝日も対応しているが、この時間を過ぎての申し込みは翌営業日以降の審査になるため注意が必要だ。
プロミス | 最短3分 |
---|---|
アイフル | Web申込の場合最短18分 |
無利息期間
無利息期間は両社とも30日間だが、起算日の違いによりプロミスのほうが有利な場合がある。
プロミスでは無利息期間が「初回借入日の翌日」から始まるのに対し、アイフルは「初回契約日の翌日」からスタートする。
そのため、契約後すぐに借入れをしない場合は、プロミスのほうが無利息期間を無駄なく使える。
たとえば、契約から実際の借入れまで数日空く場合でも、プロミスならその分だけ無利息期間の終了を先延ばしできるメリットがある。
プロミス | 初回借入日の翌日から30日間 |
---|---|
アイフル | 初回契約日の翌日から30日間 |
申し込み受付時間
申し込み受付時間に関しては、電話で申し込む場合はアイフルよりもプロミスのほうが対応時間が長い。
Webやアプリからの申し込みは、2社ともに24時間365日で、自動契約機もに9時〜21時まで利用できる。
ただし、電話での申し込み受付時間には差があり、プロミスは9時〜21時まで対応しているのに対し、アイフルは9時〜18時までと短くなっている。
電話での申し込みや相談を希望する場合は、プロミスのほうが時間的に柔軟に対応してもらえる。
プロミス | Web・アプリからの申込は24時間365日、 自動契約機や電話は9:00~21:00(※1) |
---|---|
アイフル | Web・アプリからの申込は24時間365日、 自動契約機は9時~21時、電話は9時~18時 |
申し込み方法
申し込み方法に関しては、プロミスとアイフルの間に大きな違いはない。
どちらもWeb・アプリ・電話・無人契約機を通じて申し込むことができるため、手続きのしやすさという点では共通している。
ただし、強いて違いを挙げるとすれば、無人契約機の設置場所やアクセスのしやすさだ。自宅や勤務先の近くに無人契約機があるほうが、カードの即時発行やその場での本人確認ができるため、より利便性が高いといえる。
プロミス | Web・アプリ、プロミスコール(電話)、来店(無人契約機) |
---|---|
アイフル | Web・アプリ、電話、来店(無人契約機) |
借り入れ方法
ATMでの借り入れに関しては、アイフルよりもプロミスのほうが有利だ。
その理由は、プロミスでは一部の提携ATM、特に三井住友銀行ATMを手数料無料で利用できる点にある。対して、アイフルはすべての提携ATMで利用時に手数料が発生する。
たとえば、提携ATMの手数料は、利用金額が1万円以下なら110円、1万円を超えると220円かかる。頻繁にATMを利用する場合は、こうした手数料の有無が大きな差になる。
さらに、プロミスは利用できる提携金融機関の数もアイフルより多く、利便性の面でも優れている。
プロミス | インターネット振込、スマホアプリ、専用ATM、提携ATM、 プロミスコール(電話) |
---|---|
アイフル | 振込、スマホアプリ、専用ATM、提携ATM、電話 |
アイフル | プロミス | |
---|---|---|
セブン銀行 | 〇 | 〇 |
三井住友銀行 | - | 〇 |
ローソン銀行 | 〇 | 〇 |
イオン銀行 | 〇 | 〇 |
三菱UFJ銀行 | 〇 | 〇 |
西日本シティ銀行 | 〇 | 〇 |
Enet | 〇 | 〇 |
十八親和銀行 | 〇 | 〇 |
ゆうちょ銀行 | 〇 | 〇 |
福岡銀行 | - | 〇 |
熊本銀行 | - | 〇 |
広島銀行 | - | 〇 |
八十二銀行 | - | 〇 |
横浜銀行 | - | 〇 |
返済方法
返済方法に関しては、プロミスのほうがアイフルよりもやや利便性が高い。
プロミスではVポイントを使った「ポイント返済」が可能であり、対応している提携金融機関の数もアイフルより多いためだ。
両社ともインターネット振込・口座振替・スマホATM・提携ATM・銀行振込といった基本的な返済方法に対応している点は共通している。
しかし、プロミスでは、利息200円ごとにVポイントが1ポイントたまり、そのポイントを借入金の返済に充てることができる。
日常的にVポイントを貯めている人にとっては、実質的な負担軽減につながるため、使い勝手が良いといえる。
また、返済に利用できる提携金融機関の数も、プロミスのほうがアイフルよりもやや多く、返済手段の選択肢が広がる点もメリットだ。
プロミス | インターネット振込、口座振替、スマホアプリ専用ATM、 提携ATM、銀行振込、ポイント返済 |
---|---|
アイフル | インターネット振込、口座振替、スマホアプリ専用ATM、 提携ATM、銀行振込 |
アイフル | プロミス | |
---|---|---|
セブン銀行 | 〇 | 〇 |
三井住友銀行 | - | 〇 |
ローソン銀行 | 〇 | 〇 |
イオン銀行 | 〇 | 〇 |
三菱UFJ銀行 | 〇 | 〇 |
西日本シティ銀行 | 〇 | 〇 |
Enet | 〇 | 〇 |
十八親和銀行 | 〇 | - |
ゆうちょ銀行 | 〇 | 〇 |
福岡銀行 | 〇 | 〇 |
熊本銀行 | 〇 | 〇 |
横浜銀行 | - | 〇 |
返済日
返済日の柔軟性は、プロミスよりアイフルのほうが有利だ。
アイフルは、毎月一定の返済日を設定する「約定日制」と、35日ごとに返済日が訪れる「サイクル制」のいずれかを選べるため、ライフスタイルに合わせて返済日を調整できる。
ただし、アイフルでサイクル制を選ぶ場合、返済が35日ごとになるため、毎月一定日に返済する約定日制よりも元金の減りが遅くなり、結果的に総返済額が増える可能性があることに注意が必要だ。
一方、プロミスでは返済日は毎月5日、15日、25日、末日のいずれかから選ぶことができ、毎月の返済方法が基本だ。そのため、柔軟に返済日を設定したい人は少し不便に感じるかもしれない。
プロミス | 毎月5日、15日、25日、末日のいずれか |
---|---|
アイフル | 約定日制(毎月1回)かサイクル制(35日後ごと)のいずれか |
審査基準
プロミスとアイフルはいずれも具体的な審査基準を公開していないため、どちらが優れているか一概には言えない。
申込条件という観点では、プロミスのほうがアイフルよりも年齢条件が幅広い。
プロミスでは学生でも18歳以上であれば申し込むことができるが、アイフルは20歳からだ。また、プロミスは74歳まで借りられるのに対し、アイフルは満70歳に達すると新たな借入れができなくなる。
したがって、年齢に関してはプロミスのほうがアイフルよりも柔軟な条件を提供している。
プロミス | ● 18~74歳で安定した収入がある人 (高校生や高等専門学校生は除く) |
---|---|
アイフル | ● 20~69歳までの定期的な収入がある人 |
審査通過率
審査通過率は、プロミスが35.6%、アイフルが31.4%で、プロミスのほうがやや高い。
この数値だけを見ると、プロミスのほうが審査に通りやすい印象を受けるが、審査通過率は必ずしも審査の甘さを示すものではない。申し込みの時期や属性によって変動するため、単純な比較は難しい。
あくまで「プロミスのほうが若干通りやすい可能性がある」程度にとどめておくとよいだろう。
プロミス | 35.6%(2024年5月〜2024年7月の平均値) |
---|---|
アイフル | 31.4%(2024年10月〜2025年2月の平均値) |
在籍確認方法
プロミスとアイフルはいずれも、原則として電話による在籍確認を行わないため、この点においては両社に差はない。
基本的には、2社とも提出書類などによって勤務先を確認する対応が取られる。そのため、職場にいきなり電話がかかってくる心配は少ない。
ただし、プロミスもアイフルも、審査の過程で必要と判断された場合は、在籍確認の電話が行われる可能性もある。その場合でも、本人の同意なしに電話がかかることはなく、事前に相談すれば柔軟に対応してもらえるケースが多い。
プロミス | 原則、在籍確認の電話がない |
---|---|
アイフル | 原則、在籍確認の電話がない |
新規利用者数
月間の新規申込者数は、アイフルのほうがプロミスよりも多い。
新規申込者が多いということは、それだけ多くの利用者に選ばれていることを意味する。サービスへの信頼感や認知度の高さが背景にあると考えられる。
特にアイフルは、印象的なシリーズCMを継続的に展開しており、その影響でブランドイメージが定着し、新規申込につながっている可能性もある。
プロミス | 8万3,125人(2024年8月現在) |
---|---|
アイフル | 8万9,259人(2024年10月現在) |
利用のしやすさ
スマホアプリの使いやすさはプロミスもアイフルも大きな差はなく、甲乙つけがたい。
どちらのアプリも、カードなしでの借入・返済に対応しており、利用残高や返済日の確認、Q&A機能などが充実しているため、利便性は高い。
ただし、プロミスのアプリでは、ログインするだけで月1回10ポイントが付与されるほか、アプリ内の「Vポイント獲得メニュー」をクリアするとポイントが追加で貯まる仕組みがある。機能に大きな違いはないが、ポイントが貯まるという点ではプロミスのほうがアイフルよりもお得といえる。
プロミス | アプリローンが利用できる |
---|---|
アイフル | スマホアプリが利用できる |
女性向けサービスの有無
女性向けサービスを重視し、10万円以上を借りたいならプロミスのほうが適している。
アイフル、プロミスいずれも、相談や質問に専用の女性オペレーターが対応するサービスを用意しており、初めての人でも安心して利用しやすい。
ただし、プロミスの「レディースキャッシング」は通常のカードローンと同じ条件で利用できるのに対し、アイフルの「SuLaLi」は利用限度額が10万円に制限されている。
そのため、柔軟な借入を希望する女性にとっては、プロミスのほうが使い勝手が良いといえる。
プロミス | レディースキャッシング |
---|---|
アイフル | SuLaLi |
よくあるQ&A
ただし、2社とも必要と判断すれば、電話での在籍確認は行われる。必要書類や申込内容に不備があると電話やメールで確認が入る可能性がある。
周囲に知られる確率を少しでも下げたいときは、申込フォームに正確な情報を入力し、必要書類も各社の要件を満たしたものをそろえよう。
どちらもアプリで用意に借入額を管理できるが、複数社になれば忙しいときなどに確認し忘れる可能性も高くなる。現在の借入額が把握できていないと、十分な返済額を銀行口座に入れておらず、返済日に残高不足になることも考えられる。
2つ目はお金を借り過ぎてしまう環境になることだ。審査の結果、2社ともに50万円の借入限度額となった場合、実際は100万円までの借入れが可能になってしまう。不用意に借りなければ防げる話ではあるが、借りれない環境にしておいたほうが確実に借り過ぎは防げる。