投資では「卵は一つのカゴに盛るな」という格言がよく引用される。特定の地域や商品だけに投資をするのではなく、様々な地域やものに投資させる「リスク分散」の重要性を説いたものだ。分散投資では株式や債券、コモディティ(原油や金、銀、穀物などの商品)など投資対象を分散させること、投資するタイミングを変える時間の分散、そして日本以外にも欧米、アジアなど地域分散(国際分散投資)することが大切だ。国際分散投資は投資信託でもできるが、今回は低コストのETFで考えてみたい。

ETFを利用し簡単に国際分散投資を実現

ETF(Exchange Traded Fund)は「上場投資信託」とも呼ばれる「証券取引所に上場している投資信託」のことだ。投資信託よりも各種手数料が安いことが大きなメリットだ。2018年9月現在、東証に上場しているものだけでも200銘柄以上ある。

ETFには、海外の株式指数に連動するものが多数存在する。日本で言うならば日経平均株価やTOPIXに連動するETFだ。この株式指数に連動するETFを購入すれば、その国の指数に組み入れられている銘柄すべてに分散投資したことになる。

海外株式指数と連動したETFには、東証で購入できるものも多い。対象国も米国、中国、韓国、インド、南アフリカ、ロシア、ブラジル、イギリス、スイス、タイ、マレーシアなど多岐に渡る。

一つの国・地域だけでなく、特定の国・地域の株式に投資するETFもある。例えば欧州やアジアといった広い地域に投資するETFや、先進国や新興国といった分け方で投資するETFだ。このようなETFを購入することで、様々な国や地域の株式に分散投資できる。

債券や不動産、商品への分散も可能

ETFには東証が取り扱っている銘柄だけでも様々な種類があり、株式以外にも様々な国や地域の債券や不動産に投資するETFも存在する。

投資対象も米国やもの、アジアの債券、もの米国、豪州、シンガポール、アジアの不動産など、ものもの数多くの種類がある。

また債券や不動産だけでなく、様々な商品にもETFで投資できる。例えば金、プラチナ、銀、パラジウム、アルミ、銅、ニッケル、原油、天然ガス、小麦、トウモロコシ、大豆などを対象にしたETFがあるア。ETFを使って国や地域を分散し、さらに投資対象も分散すると、より理想的な国際分散投資を実現できる。

特にETFの場合は低コストで投資でき、自分の采配で自由に分散投資の割合を決められる。ETFで自分の理想のポートフォリオを組んでみてはいかがだろうか。

文・右田創一朗(元証券マンのフリーライター)

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