松井証券のNISAの特徴は?投資信託人気ランキングも紹介

2019.12.13
INVESTMENT
(写真=yokoken/Shutterstock.com)
(写真=yokoken/Shutterstock.com)
非課税枠が魅力のNISA。多くの証券会社で取り扱いがあるが、老舗ネット証券である松井証券のNISAにはどんな特徴があるのだろうか。今回は松井証券のNISAの特徴と、そこで買える投資信託の人気ランキングを紹介する。NISA口座を開設しようと考えている人は、参考にしてほしい。

松井証券のNISA 4つの特徴

松井証券は、100年近い歴史のある証券会社だ。1998年にネット証券に進出し、国内初のインターネットによる信用取引を開始した。2019年3月時点の口座開設数は約118万口座で、系列企業を一切持たない独立企業としても知られている。

そんな松井証券のNISAの特徴は、以下の4つだ。

国内株式の売買手数料が無料

松井証券のNISAでは、国内株式の売買手数料が無料だ。非課税であることに加え、取引コストがかからないので一層お得だ。

投資信託の購入時手数料が実質無料

松井証券のNISAは、投資信託の購入時に発生する手数料が実質無料だ。投資信託の購入時には手数料がかかるが、全額ポイントバック(一部投資信託、消費税分を除く)されるからだ。

ロボアドバイザーを利用できる

松井証券のNISAでは、ロボアドバイザーを利用できる。ロボアドバイザーは、インターネット上で投資の診断やアドバイスをしたり、売買を代行したりするサービスだ。松井証券では、NISA口座でも「投信工房」というロボアドバイザーを利用できる。

投信工房では、最低投資金額100円からポートフォリオ(投資信託の組み合わせ)の提案や運用のメンテナンスなど、資産運用をトータルで任せられる。

リモートサポートなど充実のサポート体制

松井証券のNISAは、サポート体制が充実している。松井証券は平日8:30から17:00まで電話問い合わせを受け付けている。電話サポートだけでなくリモートサポートも用意されているため、初心者でも安心して売買できるだろう。

リモートサポートとは、顧客とオペレーターが同じ画面をインターネットで共有しながら説明するサービスだ。料金は無料なので、気軽に利用できる。パソコン操作に慣れていない人や、アプリの利用方法・ダウンロード方法がわからない人は、リモートサポートを利用するといいだろう。

松井証券のNISAは通常の口座と同じ金融商品を取り扱う

松井証券のNISAで取り扱う商品は、現物取引・投資信託の取扱銘柄に準じると定められている。つまり、通常の口座と同じ金融商品をNISA口座でも取引できるのだ。

現物取引では、以下の金融商品を取り扱っている。

<松井証券のNISAが取扱う銘柄(現物取引)>
  • 上場株式
  • ETF(上場投資信託)
  • REIT(不動産投資信託)
  • インフラファンド
  • ベンチャーファンド
  • ETN(上場投資証券)
楽天証券などはNISAではIPOを取り扱っていないが、松井証券では取り扱っている。IPOは「Initial Public Offering」の略語で、新規公開株のことだ。一般的に値上がり期待が高いと言われるIPOをNISA口座で取引できれば、節税効果も大きくなることが期待できる。

ただし、松井証券のNISAでは外国株の取扱がないので、外国株に投資したい人には松井証券のNISAは向かないだろう。なお、楽天証券やSBI証券などはNISAで外国株も取引できる。

松井証券のNISAで買える投資信託ランキングトップ3

松井証券では、2019年11月現在1,134銘柄の投資信託を取り扱っている。NISAでこれらの投資信託も購入できるが、数が多いため銘柄を選ぶのも一苦労だ。

そこで、松井証券のNISAで買える人気の投資信託を、過去1週間の資金の流入金額(購入金額)をもとにランキングにして紹介する(ランキングは2019年11月18日~11月22日のもの)。

第3位……グローバル3倍3分法ファンド(隔月分配型)

流入資金額:1,662.1億円
信託報酬:0.396%

日本を含む世界の株式、REIT、債券などに分散投資を行なう投資信託だ。現物資産と先物などを活用し、投資額が純資産総額の3倍相当になるように投資する。

2ヵ月に1回決算を行う隔月分配型なので、隔月で分配金を受け取れる。分配金は運用状況によって変化し、支払われないこともある。

ただし、一般的に毎月または隔月で分配金がもらえるファンドは分配金を超える利益が出なかった場合、不足分は投資元本を取り崩して補うことがある。また、元本から取り崩した分配金は利益ではないため、運用益が非課税になるNISA口座で購入しても、NISAの恩恵を受けられない。

長期的にしっかり資産を増やしたい人に向くファンドだが、基準価格変動リスクや為替変動リスクもある。投資する際は、慎重に検討しよう。

第2位……グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)

流入資金額:3,144.8億円
信託報酬:0.396%

3位の投資信託と投資内容は同じだが、こちらは1年決算型だ。隔月分配型と比べて運用益を複利で運用できる分、運用効率は良くなる。ただし、こちらも基準価格変動リスクなどがあることに注意したい。

第1位……ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)

流入資金額:9,272.7億円
信託報酬:1.21%

主に高配当の電力、ガス、水道、通信などの公益株に投資する投資信託だ。米国を中心に、世界の公益株へ投資している。生活に不可欠なインフラを提供する企業の業績は比較的安定していることから、価格変動が少ないことが魅力だ。世界的に見ても需要が拡大する分野であり、今後の値上がりも期待できる。

毎月分配型なので、分配金を毎月受け取ることができる。ただし、前述のように毎月分配金がもらえるファンドは利益が分配金を超えなかった場合、不足分は投資元本を取り崩して補うことに注意してほしい。

世界の株式に投資するため、価格変動リスクだけでなく為替変動リスクもある。

松井証券のNISAが向いている人

証券会社によってNISAのサービスは異なるが、以下の人は松井証券でNISA口座を開設すべきだろう。
  • IPOをNISAで取引したい人
  • 外国株の取引をしない人
  • NISA口座でもロボアドバイザーを利用したい人
  • 投資初心者で少額投資をしたい人

松井証券のNISAは少額からロボアドが利用できIPO投資もできる

松井証券に限らないが、NISAは基本的に1人1口座しか開設できない。また、NISA口座では信用取引ができないことも覚えておこう。松井証券のNISAの主なメリットは、「少額から投資できる」「ロボアドを利用できる」「IPOに投資できる」に集約されるだろう。

文・右田創一朗(元証券マンのフリーライター)
 

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