投資信託の運用には、さまざまなコストが発生する。購入時や解約時には手数料がかかり、保有し続ける限り信託報酬も支払わなければならない。これらのコストをかけてまで、投資信託を利用するメリットはあるのだろうか。コストがかかってでも利用したい投資信託の6つのメリットとは。

メリット1……投資信託は少ない金額でも投資が始められる

株式投資や債券投資にはある程度まとまった資金が必要だが、投資信託であれば少額でも投資が始められる。多くの投資信託は1万円程度から購入でき、最近では500円や5,000円といったさらに少ない金額で購入できる投資信託もある。

株式や債券は、数銘柄購入するだけで数百万円、数千万円の資金が必要となることもある。しかし投資信託は、多くの投資家から少額の資金を集めて、大きな資金として運用している。株式や債券のように多額の資金を用意できなくても、株式や債券に投資できるのだ。

メリット2……投資信託の運用を専門家に任せられる

投資信託では、多くの投資家から集めた小口の資金が、数十億円、数百億円という巨額な資金になる。中には、1兆円を超える規模の投資信託もある。

こうした巨額資金を実際に運用するのは、運用会社の「ファンドマネージャー」と呼ばれる運用のプロであり、彼らによって運用指図がなされている。ファンドマネージャーは、企業分析をするアナリストやエコノミストなどの専門家から得た情報をもとに投資先を決定している。

つまり投資信託を利用すれば、少額の資金でも運用会社の専門家が運用してくれるのだ。

投資の知識や経験が乏しいためプロに運用を任せたいという人にとって、投資信託は最適な商品と言えるだろう。

メリット3……株式や債券などに分散投資ができる

リスクを分散させるために、資産をいくつかの商品に分ける「分散投資」を推奨する専門家は多い。

投資信託は分散投資にも適しており、個人でも容易に分散投資を実現できるというメリットがある。

もともと投資信託は、分散投資という考え方から生まれた金融商品なのだ。

例えば、株式に投資する投資信託に集められた資金は、複数の銘柄に投資される。投資先として複数の銘柄を組み合わせることで、リスクを分散することができるからだ。実際に、投資先が数百銘柄もある投資信託も存在する。

また、投資信託の中には複数の資産(株式、債券、不動産など)に投資をして、さらにリスクを分散しているものもある。

メリット4……投資信託なら個人では買えない金融商品にも投資できる

投資信託を経由することで、個人では投資できない金融商品にも投資することができる。

例えば、発展著しい新興国の株式や債券を購入しようとしても、一般の証券会社などでは取り扱いがないことも多い。現地の金融機関まで赴いて、口座開設するのは現実的ではない。このように個人では買えないような特殊な金融商品でも、投資信託を通じて投資できることがあるのだ。

資金の問題で個人投資家が投資しにくい状況も、投資信託が解決してくれる。日本の上場企業株式であれば、どこの証券会社でも取引できるが、1銘柄を購入するのに100万円以上の資金が必要な株式も少なくない。しかし投資信託を利用すれば、資金が少額であっても間接的にそのような銘柄に投資できるのだ。

メリット5……高い透明性が確保されている

投資信託の資金がどのように投資されているのか不安に感じるかもしれないが、透明性は担保されている。

投資信託は、原則として決算ごとに監査法人などによる監査を受けることになっている。また、決算ごとに運用報告書も作成され、投資信託を保有する投資家に交付される。

監査法人による定期的な監査と、運用報告書で投資家に詳細が報告される仕組みにより、高い透明性が担保されていることも投資信託もメリットだ。

メリット6……自分のニーズに合う投資信託を選べる

投資信託は、種類が豊富にある。現在日本では、6,000近い投資信託が販売されている。

トヨタ自動車やファーストリテイリングといった日本企業の株式で運用する投資信託もあれば、外国企業の株式で運用するものもある。また、株式だけではなく、国債や社債、不動産に投資する投資信託もある。

さらに、TOPIX(東証株価指数)などの指数に連動するような運用を行う「インデックス・ファンド」というジャンルの投資信託もある。

このようにさまざまな種類があり、この中から自分のニーズに合ったものを選べるのも投資信託のメリットと言えるだろう。

投資信託は投資初心者でも始めやすい

投資信託を利用する6つのメリットを知れば、多少の手数料が必要になるとしても多くの投資家が投資信託に投資する理由が分かるだろう。

投資信託は、投資初心者でも始めやすい金融商品だ。自分の投資スタイルに合った投資信託を見つけて、投資の第一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。

文・潮見孝幸(金融ライター)

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