せっかくネット証券会社に口座開設したものの、自分にとってメリットがなかった、使い勝手が悪かったという経験をしている人もいるだろう。そこで株取引の初心者がネット証券で口座開設する場合に、どんなポイントに注目すればいいのかを、ネット証券大手5社で比較した。

ネット証券の4つポイントは「手数料」「取扱商品」「サービス」「ツール」

ネット証券を選ぶ最大のメリットは手数料が安いことだろう。そのため初心者はとにかく手数料が安いネット証券を選択しがちだ。しかし手数料の安さだけに着目して実際に口座開設してみたら、使い勝手が悪かったなんてこともある。そこで手数料の他に、取扱商品、サービス、ツールといったポイントでもネット証券を比較した。

ポイント1 「手数料」は安いか?

初心者がネット証券で最初に取引する商品は国内現物株式だろう。株式売買の手数料の安さはネット証券の最大のメリット。ネット証券数社で手数料にどれほどの開きがあるかは必ず確認しておきたい。

初心者が株式を売買する場合、取引金額が比較的少額であることが想定される。そのため1注文の約定代金が5万円以下から、50万円以下の手数料は最低限チェックすること。1日に何度も取引する可能性があれば、1日定額の手数料も併せて比較しておきたい。

ポイント2 必要とする「取扱商品」はあるか?

国内株式以外も取引したいのであれば取扱商品も確認したい。初心者ならば投資信託、債券などの取引が入りやすいのだが、投資信託の手数料は証券会社ごと銘柄ごとに違うため、取引手数料が無料または信託報酬が安い銘柄が豊富にそろっている証券会社を選ぶといいだろう。

またネット証券が取引したい国の株式を取り扱かっているか、IPOの取扱いがあるか、NISA口座で選択できる銘柄がたくさんあるかなども確認したい。

ポイント3 役立つ便利な「サービス」があるか?

日中に取引できないのであれば、夜間取引がある、夜間までメールの問い合わせに応じてくれるネット証券を選ぶのもいい。ポイントプログラムやキャッシュバックキャンペーンがあるか、初心者向けのセミナーや各種投資情報が数多く用意されているかなどもチェックしたい。

ポイント4 利用価値の高い「ツール」が提供されているか?

デイトレードを中心に取引するのであれば、高機能高性能なトレーディングツールを提供しているネット証券を選びたい。外出先で取引する機会が多いのなら、スマートフォンの株アプリが使いやすいのかもポイント。配当利回りや一株配当金、株主優待、一株利益、ROE、純資産、売上高など、さまざまな検索条件でスクリーニングできるツールがあることも重要だ。

SBI証券、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券、DMM.com証券を比較

ネット証券5社を対象に、「手数料」「取扱商品」「サービス」「ツール」の4つのポイントで比較した。
 

ネット証券各社の比較表
SBI証券 楽天証券 松井証券 カブドットコム証券 DMM.com証券
一注文ごと手数料(税込) 約定代金5万円以下 54円 54円 97円 54円
約定代金10万円以下 97円 97円 86円
合計約定代金20万円超50万円以下 113円~270円 113円~270円 194円~270円 104円~194円
一日定額手数料(税込) 合計約定代金10万円以下 0円 0円 0円
※2
合計約定金額10万円超50万円以 206円~463円 206円~463円 300円~500円
(税抜)
取扱商品の特徴 ノーロードの投資信託が多い

IPO取扱銘柄数が豊富

外国株式の対象国が多い
ノーロードの投資信託が多い

無料ETFが多い
外国株式・債券の取扱なし IPO取扱銘柄数が豊富

フリーETFあり
外国株式は米国株式のみ
特徴的なサービス 夜間取引 日経テレコン、四季報が読める 夜間取引

損益通算支援サービス
自動売買 LINEでの問い合わせ
主な取引ツール HYPER SBI MARKET SPEEDⅡ ネットストック・ハイスピード kabuステーション DMM株プロ

※カブドットコム証券では1日定額手数料の設定なし。複数単元の注文が複数日にわたって約定しても1注文1約定として手数料を計算。

手数料だけでなく各社の主力取扱商品やサービスも考慮したい

一覧表の手数料だけに着目すると、国内現物株式手数料の最安値はDMM.com証券であり、SBI証券と楽天証券が続く。しかし取扱商品やサービスなどに違いがあり、トレーディングツールもそれぞれ操作性や機能性が異なる。口座開設後に使いにくさを感じることがないように、実際の取引をイメージして自分にあったネット証券会社を選んでほしい。

文・近藤真理(フリーライター)

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