カードローンを使うメリットは何?デメリット、特徴、キャッシングとの違いなどわかりやすく解説

2020.1.21
FINANCE
(写真=Maryna Pleshkun/Shutterstock.com)
(写真=Maryna Pleshkun/Shutterstock.com)
カードローンを良く思わない人は多い。しかし、目的別ローンやクレジットカードのキャッシングと比較し、そのメリットとデメリットを踏まえた上で使うなら、便利に使えるシーンもある。ここでは、カードローンとはどんなものか、そのメリット・デメリットを解説する。

目次
1,カードローンとはどういうものか?
2,カードローンの2種類 銀行系と消費者金融系
3,カードローンの3つのメリット
4,カードローンの3つのデメリット
5,メリットとデメリットを踏まえた「賢い使い方」は?

1,カードローンとはどういうものか?キャッシングとの違い

まずは、カードローンとはどういうものかを説明しよう。混同しやすいキャッシングとの違いなども解説する。

カードローンの3つの特徴

  1. 無担保・保証人なしで借り入れできる
  2. 借りたお金の利用目的は問われない
  3. 利用可能枠(借入限度額)の範囲内なら、いつでも何度でも借り入れできる
カードローン会社が発行する専用のカードを使うか、銀行系カードローン会社であれば銀行のキャッシュカードを使って借り入れる。

自動車ローンやキャッシングとの違い

カードローンは住宅ローンや自動車ローンなどの目的別ローンと違い、利用目的を問われることはない。ただし、事業目的の借り入れはできないものが多い。

クレジットカードのキャッシングと似ているが、キャッシングと違って海外での借り入れはできない。また、クレジットカードはショッピング利用の残債が多い場合、キャッシング額が制限される、あるいはキャッシングができないこともある。

借入・返済はどこでできるか

カードローン会社のATMのほか、コンビニATMでも借り入れ・返済ができる。ただし、コンビニでは手数料がかかることがある。

後述の銀行系カードローンは、銀行ATMで借り入れ・返済ができるものが多い。銀行系カードローンの多くは、借り入れたお金を自分の金融機関口座に振込んでくれる。

主な返済方法は、以下の3つだ。
  • 所定の金額を金融機関の口座から毎月引き落とす
  • カードローン口座に入金
  • ATMから現金で返済
毎月の返済額や返済日を柔軟に変更できるカードローンも多いので、自分のキャッシュフローをコントロールしやすいだろう。

2,カードローンの2種類 銀行系と消費者金融系の特徴は?

カードローンは、銀行がカードを発行(あるいは既存のキャッシュカードを流用)するものと、消費者金融がカードを発行するものに大別される。それぞれの特徴を説明しよう。

銀行系カードローンの特徴 金利が低いが、審査に時間がかかる

銀行系カードローンは、消費者金融系カードローンよりも金利が低く設定されているものが多い。借入額が大きい場合や、比較的長い期間借りたい場合に向いている。

ただし、消費者金融系カードローンと比べて審査に時間がかかるので、急ぐ場合には向いていない。

消費者金融系カードローン 金利は高いが、審査は短時間

消費者金融系カードローンは、銀行系カードローンよりも金利が高いものが多い。審査は比較的短期間で済み、即日発行され借り入れできるものもある。急遽現金が必要になった場合などは、役に立つだろう。

また、「借り入れから一定期間は無利息」というサービスも多い。

3,カードローンの3つのメリット 利用目的、借入可能額、審査

自動車・住宅ローンやキャッシングなどと比べた場合のカードローンのメリットと何だろうか。主な3つのメリットを見ていこう。

メリット1,利用目的が問われない

目的別ローンと違い、カードローンは基本的に使い道が自由だ。その時々の都合に合わせて利用できるのはメリットと言えるだろう。

メリット2,借入可能額を把握しやすい

クレジットカードのキャッシングで借り入れる場合、ショッピング利用分の残債によってはキャッシング可能額が変動することがあるため、どれくらい借りられるかがわかりにくい。逆に、キャッシングをしすぎてショッピング枠が足りなくなることもあるだろう。カードローンなら、あとどれくらい借り入れできるかがわかりやすい。

メリット3,銀行からの融資と比べて審査に通りやすい

お金を借り入れるには、カードローンやキャッシングのほか、銀行から融資を受ける方法もある。しかし、融資審査には時間がかかることが多い。

少額でも借りられて、審査に通りやすく、繰り返し借り入れができるカードローンのほうが使いやすいと言えるだろう。

4,カードローンの3つのデメリット 金利、完済時間、借りすぎ

カードローンは使い勝手が良いが、もちろんデメリットもある。ここからは、カードローンの主なデメリットを3つ挙げる。

デメリット1,目的別ローンよりも金利が高い

カードローンは、目的別ローンと比べると金利が高く設定されているものが多い。これは、無担保・保証人なしで借り入れできて、用途も自由であることの代償と考えていいだろう。

目的別ローンには、子どもの学費に使える教育ローンや、結婚費用に充てるブライダルローン、高額な歯科治療に使えるデンタルローンなどもある。カードローンを申し込む前に、金利の安い目的別ローンの利用を検討したほうがいい。

デメリット2,完済までの時間がかかることが多い

カードローンは、高額をまとめて借り入れて少しずつ返済していくケースが多い。また、返済を終える前に新たに借り入れてしまい、返済がなかなか終わらないケースも少なくない。いずれにしても、完済するまでに時間がかかり、支払利息の総額が大きくなってしまう。

デメリット3,借り過ぎてしまうことが多い

少額の借り入れを繰り返していると、いくら借りているかがわからなくなり、いつの間にか多額の借金になっていることがある。すると、住宅ローンや自動車ローンを組もうとしても、審査に通らない可能性が高い。

5,メリットとデメリットを踏まえた「賢い使い方」は?

カードローンのメリットとデメリットを踏まえた上での“賢い使い方”があるとすれば、以下の3点になるだろう。
  • 目的別ローンで対処できない場合に使う
  • カードローンがベストな選択肢と思われる場面で使う
  • 返済できる金額を借り入れる
借り入れた後は、常に残債を意識して計画的に返済することだ。もちろん、返済を終える前に追加で借り入れることは避けたい。

それとは別に、いざという時のために「カードローンのためのカード」を作っておくというのも“賢い使い方”と言えるだろう。年会費無料のカードなら、所有すること自体にマイナスはない。時間に余裕のある時に、金利が安いカードローンを調べて検討しておくことをおすすめする。

文・モリソウイチロウ(ライター)
 

【関連記事 PR】
iDeCo(イデコ)を40代から始めるのは遅いのか
iDeCo(イデコ)をSBI証券で始める場合の手数料は?他の証券会社と比較
楽天証券でiDeCo(イデコ)を始めるメリット
「楽天ブラックカード」の魅力 最上位クレジットカードのインビテーションや年収条件も紹介
ポイント還元率の高いクレジットカード11選

PREV 老後でもできる仕事4選 老後の資金不足を防ぐための「働く」という選択肢
NEXT 「セブンカード・プラス」のメリット・特徴 nanacoポイント二重取りで還元率1.5%も!セブン-イレブンでお得な...

READ MORE...