ゴールドカードの審査に通る年収は?代表的なクレジットカード5枚を比較

2019.7.11
FINANCE
(写真=279photo Studio/Shutterstock.com)
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ゴールドカードに申し込もうとするときに心配なのが審査に通るための条件だ。年収目安、年間利用金額など審査では何が重視されるのだろうか。ゴールドカードをめぐる現状も含めて解説する。

ゴールドカードの審査基準が緩和されてきた理由

以前はゴールドカード=富裕層というイメージもあったが、現在では多種多様なゴールドカードが発行されており、必ずしもそうとは言えなくなってきた。

たとえば「楽天ゴールドカード」の年会費は2,160円(税込)、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD(オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド)」の年会費は1,950円(税込)に設定されている。

これらのカードの特典・サービス内容が年会費1万円前後のゴールドカードと同じではなく、空港ラウンジサービスがなかったり利用回数が制限されていたりする。つまり、ゴールドカードにもグレードの高低が存在するのだ。

こうした“格安ゴールドカード”の存在に影響されてか、年会費1万円前後の従来型のゴールドカードの審査基準がだいぶ緩和されているようである。

かつてゴールドカードは、年齢30歳以上で年収500万円以上を申し込みの目安とするものが多かったが、現在は20歳代かつ年収300~400万円の年収でも審査を通る場合がある。

ゴールドカードのステイタスが下がったととらえることもできるが、実用面を重視するなら、ゴールドグレードの特典やサービスがより身近になったと考えてもいいだろう。

年会費が安いカードの方が年収条件は低く設定されている?

クレジットカードの審査基準はどのカード発行会社も非公開としているため、はっきりしたことは言えないが、一般論としては、年会費が安いカードや申し込み条件の年齢が低いカードの審査は厳しくないと考えていいだろう。

一部には申し込みの目安となる年収が記されているカードもあり、たとえば三井住友トラストクラブが発行するゴールドカード「SuMi TRUST CLUB エリートカード」の公式サイトには入会の目安として「22歳以上 年収200万円以上」と記載されている。カードの年会費は3,000円(税別)。

200万円以上の年収があれば確実に審査を通るという意味ではないが、1,000万円などといった一般的に高い年収の条件は求められていないと考えることはできる。

目安として年会費が1万円未満の格安ゴールドカードや20歳代限定ゴールドカードなどは年収200~300万円、年会費1万円以上2万円未満の一般的なゴールドカードは年収300~500万円、それ以上の年会費のゴールドカードは年収500万円以上の条件が設定されていると考えていいだろう。

人気の5つのゴールドカードの年収条件を紹介

代表的なゴールドカード5種について、審査に通るのに必要な年収条件を表にまとめてみた。なお、繰り返しになるが、各社とも審査に関しても情報を公開していないため、2019年6月25日時点のネットでのクチコミ情報を参照にしている。
 
カード名 年会費 申し込み対象 年収条件(推定)
三井住友VISAゴールドカード 1万円(税別) 満30歳以上で本人に安定継続収入のある方 400~500万円
JCBゴールド 1万円(税別) 20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方(学生不可) 350~400万円
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 2万9,000円(税別) 20歳以上で定職がある方 300~400万円
MUFGカード ゴールド 1,905円(税別) 18歳以上で安定した収入のある方(学生を除く) 200~300万円
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD 1,950円(税込) 原則として年齢20歳以上 安定した収入がある方 200万円

年収よりも重視されるクレジットヒストリー

表を見ると年収条件がそこまで高くないが、それよりも過去のクレジットヒストリー(クレジット利用履歴)のほうを、より重視しているからだと考えられる。つまり現在の年収よりも、今までのクレジットカードの使い方のほうを重視しているのだ。

そこで、欲しいゴールドカードがあるなら、まず同じ会社の一般カードを取得して年間100万円以上のクレジット利用を2~3年ほど続けると、ゴールドカードの審査に通る可能性が高まる。

ただし、この方法をとる場合にはうっかり支払いを延滞してしまったり、キャッシングの利用が多かったりすると逆に信用を損ねてしまうため、そのような審査にマイナスとなる行動をとらないよう十分注意したい。

文・モリソウイチロウ(ライター)
 

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