「処理能力」と「理解度」の関係とは

2020.3.27
BUSINESS
(画像=taa22/Shutterstock.com、ZUU online libraryより引用)
(画像=taa22/Shutterstock.com、ZUU online libraryより引用)
(本記事は、呉 真由美の著書『頭の回転が超速くなる! 「速読脳トレ」で成功する勉強法』辰巳出版2019年4月16日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

速読できると処理能力はアップするが、理解度が上がるわけではない

「速く読めるようになっても、読んだ気がしないのでは?」とか「本当にわかってるのかな」と心配される人が多いですが、それは逆なのです。

なぜなら、速読することで速く情報が入ってくるので、前後の関係性や全体の状況を把握しやすくなり、よりイメージできるようになるからです。

よく、「速読脳トレ」を始めたばかりの人から、
「速読できるようになってから、学校の授業がよくわかりようになり、授業についていけるようになりました」

という感想を聞きます。

これも「速読脳トレ」によって、頭の処理能力が上がり、読むだけでなく話すスピードの速さにも対応でき、イメージしやすくなることで、よく分かるようになるからです。

ただ、ここで誤解していただきたくないのは、「速読脳トレ」をしたからといって、なんでも理解できるようになるわけではない、ということです。

速く読めるようになることと、理解できるようになることは別ものなのです。仮にあなたが、分厚い六法全書を最後まで読んだとしても、難しくて意味がわからなかった、ということはあると思います。

そもそも理解する、というのは、本来そのことに関して知識や経験があって初めてイメージできたり、どのような意味なのかが分かったりしますよね。

なので、読むのが速かろうが、遅かろうが、その分野の知識がなければ理解することはできないのです。

速読できれば、短時間で理解を深めることができる

「速読さえできれば、どんなことでも理解できる」
と思っていた人にとっては残念な話かもしれませんが、それでも「速読脳トレ」は最強なのです。

なぜかというと、同じ時間でも速く本をたくさん読むことができるので、結果的にはスピーディにより多くの知識を増やすことができるのです。

たとえ理解できないことがあっても、短時間で読み返すことができるので、すぐにリカバーすることができます。

1冊の本をゆっくり1回読むのと、2、3冊の同じ分野の本を読むのとでは、理解力が違ってきます。

「速読脳トレ」で速く読めるようになるれば、同じ本を数回読むこともできるので、必然的に1回目よりも理解が深まるのです。

この積み重ねと繰り返しは、勉強において最強です。本を速く読めるようになることを活用して、理解度をアップさせたり、合格を着実に手に入れることができるのです。

理解とは、コップから水があふれる瞬間と同じ

「毎日速読脳トレをやっていても、今ひとつ効果が出ないのですが……」というご相談をよくいただきます。効果が実感できないと、「自分には向いてないかも」とか「特別な人だけができるのでは?」とちょっと不安になりますよね。

ところが、速読脳トレのスゴイところは、「誰でもできるようになるところ」なのです。年齢や、スタートした時の読書スピードは、全然、関係ありません。“誰でも”なんです。秘訣はただひとつ。信じて続けること。これさえできれば、必ず皆さん、これまでより速く読める自分になるのです。

勉強や、スポーツでも、何かが「分かった!」とか「体得した!」という瞬間は、“コップのフチから水があふれ出る”瞬間によく似ています。

コップの中に水を1滴ずつ入れていくと、やがてコップがいっぱいになり、ついにはコップから水があふれ出します。

速読脳トレが、「身についた」とか、「できるようになった」と実感するまでは、“コップに水を1滴ずつ入れている途中”なのです。一見すると変化はよく分かりませんが、実際は速読の感覚を体得する瞬間に近づいています。一度入れた水は、コップから逃げないからです。

勉強やトレーニングでも、同じことが言えます。教科書やテキストを読んだり、書いたりしているうちに、ある日その言葉を聞いた瞬間に、その意味やこれから起こる状況が分かるようになります。

そのときが、理解のコップの水が溢れ出た「分かった!」という瞬間なのです。皆さんの理解のコップはいくつもあって、コップの大きさも深さもまちまちです。ですから、一度でわかることもあるでしょう。何度も繰り返してようやく理解する、そんな大変な時もあるかもしれません。

速読脳トレをしていると、何度も繰り返すその作業が、短時間でできるようになります。そうすると、何度も繰り返すことで、自分のものにすることができる可能性が、グッと高くなります。ですから、速読脳トレをすると、基本から理解を進めることが苦にならなくなるのです。

脳の作りが変わるわけではないのですが、“短時間で繰り返すことができる”強みができます。速読脳トレを続ければ、あなたの勉強は、すいすい進むようになるのです!
 
ZUU online library
(画像=頭の回転が超速くなる! 「速読脳トレ」で成功する勉強法、ZUU online libraryより引用)
頭の回転が超速くなる! 「速読脳トレ」で成功する勉強法
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呉 真由美(くれ・まゆみ)
一般社団法人脳開コンサルタント協会会長。「速読コンサルタント」として、全国で速読脳トレセミナーを開催。サッカー柴崎岳選手、ハンドボール宮崎大輔選手など「速読脳トレ」で実力をさらに開花させたスポーツ選手、著名人多数。多くのテレビ番組にも出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

提供元・ZUU online library

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