(本記事は、呉 真由美の著書『頭の回転が超速くなる! 「速読脳トレ」で成功する勉強法』辰巳出版2019年4月16日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

頭の回転が速くなることで同時タスクが可能になる

あなたの周りには、仕事がテキパキできる憧れの人はいませんか? 自分の業務だけでなく、大きなプロジェクトの主要メンバーだったりして、同時進行でいくつもの仕事をサクサク進めている人。カッコイイですね。いかにも、頭の回転が速い人に見えます。

そんな人達は、どのように仕事を進めているのでしょうか。

ポイントは、「マルチタスク」にあります。同時タスクとも言われており、いくつかの仕事を同時進行で行なっていく仕事のやり方です。

「ひとつずつやっても、時々失敗するのに…」という心配の声も聞こえてきそうですが、速読脳トレで、脳の情報処理速度を高速処理に上げてあげると、誰でも同時タスクが可能になります。というのも、脳の本来のスピードはとても速く、処理できる情報量も膨大なので、本来は仕事の同時進行も楽々できるキャパシティを持っているのです。

あなたも、速読脳トレで頭の回転スピードを上げて、同時タスクを楽にこなす楽しさを味わってくださいね。

視野を広げて”生産性革命”にも楽々対応!

企業にお勤めの会社員の方や自営業の方は、最近は「生産性革命」「業務の効率アップ」をいつも求められているかと思います。そもそもの始まりは、2013年に第2次安倍内閣が閣議決定した「日本再興戦略」のサブタイトルとして登場した、”未来への投資・生産性革命”でした。

私たちの住んでいる日本は、GDPは世界第3位の先進国ですが、諸外国から「労働生産性が低い」と揶揄されています。たしかに、総GDPは3位ですが、ひとり当たりのGDPは、ドーンと下がって、30位とも言われています。

「こんなに残業したりして頑張っているのに、なぜ?」と思いますよね。その残業も、「働き方改革関連法案」が可決・成立して、2019年4月1日から施行されると、規制が強化されます。社会問題になっている過労死やブラック企業などを、行政からしっかり取り締まっていこう!という流れなのです。

「法律だけできても、仕事を家に持ち帰ることになるのでは?」という懸念もあって、それじゃいかん、と各企業は業務自体をスリム化したり、通信インフラやクラウドシステムを活用してペーパーレスにチャレンジしたりして、新しい職場づくりに取り組んでいます。

AIを活用したり、業務の効率アップをして、大きな効果をあげている企業もニュースで目にするようになりました。

「うちの会社もやらなくては…」「業務効率化のリーダーになってしまった」という時に活用してほしいのが、速読脳トレです。

視野を広げるトレーニングで全体像を素早くつかむ。様々な立場からの意見を集約する。全体像を把握しながら書類がサクサク読めたら、業務効率アップも可能でしょう。自分の業務だけでなく、全体の業務改善にも目配りできるかもしれません。毎日の業務と合わせての社内改善に、大いに役立ててほしいと考えています。
 

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呉 真由美(くれ・まゆみ)
一般社団法人脳開コンサルタント協会会長。「速読コンサルタント」として、全国で速読脳トレセミナーを開催。サッカー柴崎岳選手、ハンドボール宮崎大輔選手など「速読脳トレ」で実力をさらに開花させたスポーツ選手、著名人多数。多くのテレビ番組にも出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

提供元・ZUU online library

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