明治安田生命J2リーグのモンテディオ山形への移籍が噂されているポルトガル人FWチアゴ・アウベス（25）が、エクストラクラサ（ポーランド1部）のピアスト・グリビツェ退団を認めた。21日、ポーランドメディア『Sportowe Fakty』が伝えている。
ウイングやトップ下をこなす同選手は、プリメイラリーガ（ポルトガル1部）の強豪スポルティングCPの下部組織出身。これまでポルトガル国内の複数クラブを渡り歩くと、2019年2月に当時ポルトガル3部所属のオリンピア・グルジョンツへ加入。わずか半年でピアスト・グリビツェへ移籍している。そのピアスト・グリビツェでは、2019/20シーズンにリーグ戦10試合の出場にとどまっていたが、昨季は21試合出場で5ゴール2アシストと一定の結果を残していた。
しかし、今季は序盤にトップ下でレギュラーに定着していたものの、徐々に出場機会が減少。昨年10月30日に行われたリーグ戦を最後に出番が無くなると、監督から移籍を許可された模様。また、日本国内の一部メディアは、モンテディオ山形がチアゴ・アウベスの獲得で合意に至ったと報じている。
その中、本人は20日にSNSを更新。「2年半、ピアスト・グリビツェの家族の一員だったことをうれしく思っている。クラブ、スタッフ全員、チームメイト、そして応援してくれたファンの皆さんに感謝しているよ。困難な時もあったけど、常にベストを尽くすよう心がけてきた。ありがとう。クラブの幸運を祈っているよ！」とピアスト・グリビツェに対する感謝の思いを伝えている。
なお、『Sportowe Fakty』の報道によると、チアゴ・アウベスとピアスト・グリビツェの現行契約は今年6月までであるとのこと。モンテディオ山形は移籍金を支払ってでも獲得に踏み切ったかもしれない。
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