札幌ガブリエル、J3福島退団も既定路線か!昨夏の期限付き移籍も…
(画像=北海道コンサドーレ札幌のホーム 札幌ドーム 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌から福島ユナイテッドへ期限付き移籍により加入していたナイジェリア代表FWガブリエル・オケチュク(26)は、福島ユナイテッドを退団する可能性が高いようだ。

 ガブリエルは昨年1月に北海道コンサドーレ札幌へ加入。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により入国が4月までずれ込むと、コンディション調整やチーム戦術への順応に時間を要し、YBCルヴァンカップ1試合、天皇杯2試合の出場にとどまっていた。そして、昨年8月に福島ユナイテッドへ期限付き移籍したものの、J3リーグでも2試合の出場、出場時間13分という結果に終わっている。

 一方、北海道コンサドーレ札幌は今月13日に2022シーズンの契約合意選手を公式発表。FWジェイ・ボスロイド(39)や川崎フロンターレへ完全移籍したタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)をのぞき、主力メンバーではほぼ全員が残留している。ただ、契約合意選手一覧にガブリエルの名前が含まれていないことに、サポーターから同選手の去就を心配する声が上がっていた。

 その中、福島ユナイテッドは19日、2022シーズンを戦う選手の背番号を公式発表。ここにもガブリエルの名前はないことから、福島ユナイテッド退団も既定路線という見方が広まっている。

 なお、ガブリエルは2013年に母国ナイジェリアのクラブでプロデビューを果たした後、マルタ、ウクライナのクラブをへて一度ナイジェリアの国内リーグに復帰。2018年にはナイジェリア代表としてアフリカネーションズカップの登録メンバーに名を連ねると、ボトラ(モロッコ1部)のウィダード・カサブランカをへて、昨年1月に北海道コンサドーレ札幌の一員となっていた。

提供元・Football Tribe Japan

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