鹿島エヴェラウドに母国から再び関心も…残留濃厚なワケとは…
(画像=鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するブラジル人FWエヴェラウド(30)は、再び母国クラブが関心を寄せられているようだ。19日、ブラジルメディア『esportegoiano』が伝えている。

 エヴェラウドの去就については、契約を更新することなく鹿島アントラーズを退団する可能性が高いと、昨年11月下旬にブラジルメディア『MERCADO DA BOLA』が報道。移籍先候補にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のコリンチャンスやサントス、セリエB(ブラジル2部)のヴァスコ・ダ・ガマ、それに1部昇格を果たしたゴイアスなどがあがっていた。

 また、ヴァスコ・ダ・ガマはレギュラーに定着するだけのクオリティを備えたストライカーの獲得を目指す中、エヴェラウドをリストアップ。ただ、今月中旬に選手サイドと交渉を続けることが不可能な状況になったと伝えられると、ヴァスコ・ダ・ガマはトンベンセFCが保有権を持つブラジル人FWジェトゥリオ(24)の獲得に近づいているという。

 一方、鹿島アントラーズは今月11日に2022シーズンの選手背番号を発表。エヴェラウドは2021シーズンと同じく背番号「9」でメンバーリストに名を連ねている。また、エヴェラウドは入国後の隔離期間を終えると、今月18日にブラジル人MFディエゴ・ピトゥカ(29)らとともにチームに合流している。

 その中、『esportegoiano』の報道によると、アトレチコ・ゴイアニエンセが依然としてエヴェラウドに関心を寄せている模様。しかし、アトレチコ・ゴイアニエンセの会長は、同選手の代理人が交渉を複雑なものにしていることを明かしており、獲得の可能性はかなり低いという見解を示しているようだ。

 なお、エヴェラウドは2020年1月にリーガMX(メキシコ1部)のケレタロから鹿島アントラーズへ完全移籍。2020シーズンはJ1リーグ33試合に出場し18ゴールをあげると、Jリーグベストイレブンにも選出。カルロス・ザーゴ元監督のもとで不動のストライカーとしての地位を確立していた。

 しかし、2021シーズンは東京五輪終了後から先発での出場機会が減少。8月25日の第26節・清水エスパルス戦以降はリーグ戦でわずか1試合の先発出場にとどまったほか、シーズン通して1得点に終わっていた。

提供元・Football Tribe Japan

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