佐古賢一氏 FIBAが殿堂入りを発表 “ミスターバスケットボール” が世界の佐古賢一へ
「日本のバスケが変わる」
「日本のバスケに革命が起きる」
こんなフレーズを日本にもたらした佐古賢一氏の名誉ある表彰が発表された。
国際バスケットボール連盟 (FIBA) は、3月30日 (火)、現在男子日本代表チームのアシスタントコーチを務める佐古賢一氏の FIBA 殿堂入りを発表した。
元 NBA 選手、現在ネッツのHCのスティーブ・ナッシュ他9名が選手枠で選出。
2020年FIBA殿堂9名
イザベルフィジャルコフスキー(フランス)
Mieczyslaw Lopatka(ポーランド)
スティーブナッシュ(カナダ)
アグネス・ネメス(ハンガリー)
パク・シンジャ(韓国)
モデスタス・パウラウスカス(リトアニア)
佐古賢一(日本)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ウクライナ)
Jure Zdovc(スロベニア)
佐古賢一氏とは一言では絶対無理だが
ミスターバスケットボール
天皇杯優勝12回
リーグ優勝9回
アジアNo.1ガード
NBA選手らから認められる
日本代表AC
日本代表アンダーカテゴリーHC
佐古賢一氏 コメント
「このたび、FIBA から殿堂入りが決定したというご連絡をいただき、大変驚いています。と同時に、大変 に名誉なことと嬉しく思います。今回のお話は自分ひとりの力でいただいたお話ではなく、自分に関わって くださった指導者の方、チームメートをはじめとする仲間たち、そして応援してくださった皆さまなど、多くの 方のご助力があってのことと思っています。この場をお借りいたしまして、あらためて感謝をお伝えします。 ありがとうございました。
現在、私は男子日本代表チームのアシスタントコートとして、またアンダーカテゴリー代表チームのヘッ ドコーチやアソシエイトコーチとして、若い選手たちの育成に携わっています。今の私にできることは、選手 たちのために私自身が指導者としての学びを続け、また自らの選手としての経験を彼らに伝えていくこと だと思います。スキルや戦術だけではなく、ハートの部分をも育てていける指導者になるべく努力し、私が かつてそうしていただいたように、今度は自分が若い選手たちの飛躍のお手伝いをしていきたいと思いま す。
今後ともご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします」
<主な競技歴>
佐古 賢一
1970年7月17日 (50歳)
神奈川県横浜市
横浜市立汲沢中学校 → 北陸高校 → 中央大学 → いすゞ自動車 (1993~2002)→ アイシン (2002~2011)
(※2002年~プロフェッショナルプレーヤー登録)
○1988年全国高校総体 (インターハイ) 優勝
○天皇杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
優勝12 回 (1994、96、98、99、2001、03~05、2008~11)
○JBL (日本リーグ、スーパーリーグ時代を含む、現在のBリーグ前身)
優勝9回 (1996~99、2001、2003、04、08、09)
○リーグMVP 3回受賞ほか、個人賞多数
<主な日本代表歴>
○1989年 全日本ジュニア代表 (現・U18 日本代表) に選出
○1991年 日本代表に初選出 (大学 3 年次)
○1995年 ユニバーシアード日本代表に選出 (福岡ユニバーシアード競技大会 準優勝)
○1997年 リヤド アジア選手権大会 (サウジアラビア) 準優勝
男子日本代表チームとして31年ぶりの FIBA 世界選手権大会 (現・FIBAワールドカップ) 出場権獲得
○1998年 FIBA 世界選手権大会出場 (14 位) ※その他、アジア選手権大会、アジア大会等、国際大会に多数出場。
○アジアNo1ポイントガードといつの日から言われるようになる。
その後は、日本バスケットボール協会に入って、広島ドラゴンフライズの参入とともにヘッドコーチに就任。3年間ヘッドコーチ後は、男子日本代表に戻ってくる。男子日本代表のアシスタントコーチに就任。現在に至る。
さらに、現在は日本代表アンダーカテゴリーのヘッドコーチも務めていて、日本のバスケットボールの未来を背負って日々戦っている。
Jbasket編集長 x 佐古賢一氏と対談
現在の日本代表、アンダー、NBAを語る
提供元・Jbasket
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