世界各地で猛威を振るっているコロナウイルス。2020年が始まった時には、「いよいよオリンピックイヤーだね！」ってワクワクしていたのに、あっという間に世界が不安と恐怖に包まれてしまいました。こんなにも広くて大きな地球なのに、数カ月のうちに、どこも同じような状況になる。こんなことが現実に起きるなんて、いまだに信じられない思いの人もいるのではないでしょうか？
当たり前の日常が当たり前じゃなくなった時、不安に押しつぶされるような気持ちになるのは誰しもあること。でも、その状況をどうとらえるかは人によってまったく異なります。できることをやろう！と立ち上がる人もいます。力強いメッセージを発信をしている人の話は、聞いているだけで勇気が湧いてくるもの。そんな元気が出る企画をいくつかご紹介します。
＃想像力で世界を救え
常に情報を受け取り続ける現代人にとって、何か正しい情報で、何がそうでないかの区別をつけることが難しくなっています。特に一日ごとに状況が変わるような非常事態の時は、冷静に考えれば判断できることもできなくなってしまったりしますよね。
クリエイターやインフルエンサーに対して、誰にでも理解できるようなコロナに関する正しい情報発信の募集をする、と国連から声明が出されました。これに対し、日本ではLINEをはじめとした企業や、個人が動き始めています。SNSではすでに多くのコンテンツが公開されているので、「＃想像力で世界を救え」を検索してみて。
＃おうちで踊ろう
すでに動画をチェックした人は多いと思いますが、星野源さんが発信した「＃おうちで踊ろう」の楽曲に対して、アーティストや芸人さんが次々にセッション動画をアップしています。中にはセッションと言えるのか疑問のものもありますが…見ているだけで元気になること必須です。同じように「＃ギャグリレー」も盛り上がっているハッシュタグの一つ。気持ちが落ち込んでいる時には、声に出して笑うと心と体が緩みますよ。
＃だいじょうぶメソッド
上の二つは社会的に大きなインパクトがあるプロジェクト。でも、自分自身が不安や恐怖に押しつぶされそうになっていたら？抱えている思いを外に出せなくてツラい思いをしていたら？
そんなあなたに提案したいのが、「だいじょうぶメソッド」です。アーティストであるRIEさんがプロデュースした「だいじょうぶカード」は、今のような何が正解かわからない時に寄り添ってくれるカード。もちろん何を決めるにも自分が基準であることは変わりがないけれど、冷静な判断がしにくくなっている時にはカードに頼るのもアリだと思います。きっと何か新しい気づきを与えてくれるはず。
コロナが終息する目処はいまだついていませんが、自宅にいる時間が増えたからこそできることもあります。しっかり自分軸を持っていたいけれど、何かに頼る選択肢もあってもいいはず。長期戦が予想されるコロナとの戦い、お互いに助け合いながら乗り切りましょう。
CREDIT :
Photo=樋口勇一郎
Text=Saori Suzuki
Yogini 編集部
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