キャリーワゴンのDIY方法と手順

それでは準備もできたところで、早速キャリーワゴンの自作をはじめていきます。まずは木材の切り出しからです。自作キャリーワゴンは木箱にタイヤとストッパーが付いているものと考えると、難易度が高そうという考えが払拭でき、気楽に作り始めることができますよ!

キャリーワゴンの自作DIY1.

板材を切り出す

準備する材料のところでご紹介した寸法どうりに板材をカットして用意します。材料外で端材を同じ長さに5本用意しておいてください。こちらは持ち手付けで、引き出す棒をキャリーワゴン本体外側底部分に固定するためのギミックに必要となるためです。

キャリーワゴンの自作DIY2.

組み立てる前に塗装しておく

【DIY】キャリーワゴンの自作方法、徹底ガイド!キャンプの荷物もらくらく運べる!
(画像=pixabay Photo bysweetlouise、『暮らし〜の』より引用)

キャリーワゴンの箱部分の木材が切り出せたら、ワックスなど塗料を縫っておきます。こうすることでアウトドアで使用する木製品の寿命が長くなるためです。

キャリーワゴンの自作DIY3.

木箱の形に組み立てる

キャリーワゴンは木箱にタイヤが付いたものなので、まずは木箱の形に組み立てます。箱の組み立て方は柱材に横板を付けたものを2枚同じものを作成し、その2枚を短い横板でつないでください。

キャリーワゴンの自作DIY4.

キャスターやストッパー・持ち手を付けて完成

キャリーワゴンの箱の形ができたら、それにパーツを取り付けていきます。キャリー系の自作にはホームセンターで購入できるキャスターが大活躍です。

サイズもいろいろありますので耐荷重を考え選んでください。持ち手は箱をひっくり返して金属持ち手を取り付けた角材を差し込むギミックを端材で作っています。

キャリーワゴンの自作のコツと注意点

最後になりますが、自作の木工品(今回はキャリーワゴン)をきれいに仕上げるためのポイント、やっておきたいことと安くパーツを手に入れる方法も伝授しましょう。慣れている方は何も考えずにやっていることですが、DIY初心者の方は意外と忘れがちなのでチェックしてくださいね!

木材は切り出したら面倒でもやすりがけ

木工をはじめてされる方がついうっかりと忘れてしまうのが、切り出した木材パーツのやすりがけです。これを忘れるとまず出来上がり作品の見た目がダウンします。また触れたときにトゲがささったり、ざらざらと感触が悪かったりもするでしょう。

何よりもやすりがけをしっかりしておくことで、塗装をするときにきれいに手早く塗れるようになりますよ。木材をカットしたらやすりがけは、何を自作するときも忘れずにやることです。

塗装の順番は初心者は組み立て前に

【DIY】キャリーワゴンの自作方法、徹底ガイド!キャンプの荷物もらくらく運べる!
(画像=pixabay Photo bySkitterphoto、『暮らし〜の』より引用)

塗装の順番は組み立て前と後で人によって手順が変わってきます。しかし先に塗って乾燥させてから組み立てた方が塗りやすいので、初心者の方は特にこの順番がおすすめです。

素早く木工自作をするためには、設計図から板のサイズと枚数を抜き出し一気に全部カット、全部のパーツをまとめて塗装し乾燥させるとこの手順を癖にすることで作成時間が大幅に短縮できます。

金具はリサイクルショップも探す

自作は作るのが楽しい、オリジナリティのあるキャンプギアを使いたいと目的は人それぞれです。しかしいかに安く仕上げるかというのもDIYの醍醐味でもあります。

特に代用品がなかなかなく1から自作するのも難しいものが金属パーツです。これらを探すときに準備の項目でも触れましたが、リサイクルショップはひとつの穴場的な場所といえます。

パーツそのものでなくても古い家具などから金属製品が取れるものもあるでしょう。