神戸・三木谷浩史会長が阪神淡路大震災を振り返る「火の手がおさまっていない街を…」
(画像=三木谷浩史氏 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸を運営する楽天ヴィッセル神戸株式会社の三木谷浩史代表取締役会長が、1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災を振り返っている。

 淡路島北部沖の明石海峡を震源として起こった阪神淡路大震災では、多くの建物が倒壊したほか、阪神高速道路やJR神戸線、阪急電車等の線路も一部で崩落。公共交通機関にも甚大な被害を与えている。また早朝の時間帯だったこともあり、神戸市内の複数箇所で大規模な火災が発生。消防車が現場に到着できないケースが相次ぎ、多くの犠牲者を出している。

 そんな阪神淡路大震災発生から27年が経つ中、今年も神戸市内で追悼行事が行われた。その中、三木谷浩史氏は18日にSNSを更新。「この日は実は投資銀行家として、孫さんとアメリカに出張のみ予定だったw。可愛がってくれた叔父と叔母、友達を三人亡なくした。火の手がおさまっていない神戸の街を自転車で駆け回った。そんなこともあり、ヴィッセルが消滅する危機と聞き、赤字覚悟で引き受けるこなとにしました(原文ママ)」と当時の記憶を呼び起こすとともに、ヴィッセル神戸の経営権を取得した背景を明かした。

 なお、ヴィッセル神戸は1995年1月1日に始動したが、阪神淡路大震災の影響により運営会社の筆頭株主である株式会社ダイエーが3月に撤退。以降は母体企業を持たない状態が続いていたが、2004年1月に三木谷浩史氏が営業権を取得。現在では元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)を獲得するなど、Jリーグでも注目を集める存在となっている。

提供元・Football Tribe Japan

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