「ギャップ(Gap)」は1月12日、ブランド初となるNFTコレクションの立ち上げを発表した。今回の立ち上げに際し「ギャップ」は、ゲーム化されたデジタルエクスペリエンスを紹介し、限定フーディーをゲットする機会が提供される。

今回のNFTコレクションで「ギャップ」は、米・ニューヨークのアーティストであるブランドン・サインズ(Brandon Sines)が手がけるアートシリーズ「フランク・エイプ(Frank Ape)」との限定コラボレーションアイテムとして、デジタルアートと現物で入手可能なフーディーをドロップする。ブランドンが重要な価値観としているコミュニティ、創造性、自己表現は、積極性と平等性を体現し、「ギャップ」が掲げる現代アメリカの楽観主義の価値観とも一致している。

「ギャップ」の北米チーフプロダクトオフィサー兼ゼネラルマネージャーであるクリス・ゴーブル(Chris Goble)は、「地球のために正しいことをするという会社のコミットメントの一環として、オープンソースのブロックチェーンであるテゾス(Tezos)を活用して顧客体験を生み出すことを選択しました。テゾスは、よりエネルギー効率の高いアプローチを使用してネットワークを保護し、最小限のエネルギー消費と低炭素フットプリントで運用できるようにします」と述べている。

1月13日から発売されている「ギャップ」のNFTコレクションは、コモン(普通)、レア(希少)、エピック(最高)、ワン・オブ・ア・カインド(唯一無二)の4つのレベルに分かれ、それぞれ価格が異なる。発表されている範囲では、コモンが2テズ(約983円*)、レアは6テズ(約2,950円)、エピックは100テズ(約4万9,180円)。コモンは1月13日から15日までの期間限定販売で、レアとエピックは先着順での販売、ワン・オブ・ア・カインドはオークション形式で販売される予定だ。

*1テゾス(XYZ)=491.8円(1月15日時点)

文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO

【関連記事】
「オニツカタイガー」からファッションと快適性の両面にこだわった新作シューズが登場
「ニューバランス」から90年代のアウトドア小物に着想を得た限定カラーの「992」が登場
「ザ・ノース・フェイス」が独自に開発した防水透湿素材を使用したコーチジャケットを発売
「ミズノ」が高反発ソール素材を搭載したランニングシューズ「WAVE AERO 19」を発売
「ナイキ」から環境に配慮したバスッケトボールシューズが誕生