
アイントラハト・フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠(37)は、年末の過ごし方でオリバー・グラスナー監督からの評価をさらに高めているようだ。16日、ドイツ紙『キッカー』が伝えている。
同選手は2013/14シーズン終了後にアイントラハト・フランクフルトへ加入。数シーズンにわたりキャプテンとしてチームをけん引してきた。また、今季は開幕当初、ベンチを温める機会が多かったものの、昨年10月以降は再び主力として活躍。主にセンターバックとしてリーグ戦8試合で先発出場しており、今月16日開催のブンデスリーガ第19節・アウクスブルク戦でもフル出場している。
今月18日に38歳の誕生日を迎える長谷部誠について、グラスナー監督が「マコトは態度もトレーニングも常にトップだ」と絶賛している。フランクフルトは昨年12月18日の第17節・マインツ戦を終えた後、およそ3週間に及ぶリーグ戦中断期間に突入。妻・佐藤ありささんが第2子を出産したこともあり、年末に家族と過ごす予定だったが、長谷部誠はドイツ国内にとどまることを選択。指揮官に対して「私は日本には行きません。30日のトレーニングに来てもいいですか」と尋ねてきたという。
ピッチ内外での振る舞いでこれまで数多くの称賛を浴びてきた長谷部誠。新型コロナウイルス感染拡大により、日本入国の際に隔離期間が設けられていることも考慮した上での決断だったかもしれない。
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