目次
広告デザインの仕事のやりがいや魅力とは?
広告デザイン業界でキャリアアップするには?
広告デザインの仕事のやりがいや魅力とは?

では、いよいよ広告デザインの仕事を始めるにあたり、何か必要とされる資格はあるのでしょうか。また広告デザインの仕事のやりがいや魅力とはなんでしょうか。一つずつみていきましょう。
資格が必要ない

実は広告デザインの仕事には特定の資格が求められることはありません。つまり、誰でも広告デザイナーを名乗ることができるということです。
もちろん、広告デザインに関係する資格はいろいろと存在します。とはいえ、そのような資格を取得していないと広告デザイナーになれないということではありません。
十分な知識と技術があれば、資格がなくてもすぐに広告デザインの仕事を始めることができます。基礎的な知識や専門的な技術を学ぶためには、専門学校や美術大学に通う方法もあります。
他人から評価されることで達成感がある

広告デザイナーは、常に自分と向き合い、自分の作品に責任を持ち、自分の作品の評価はすべて自分で決めることが必要です。
しかし、それと同時にクライアントのニーズに応えることが求められます。その為、責任やプレッシャーに押しつぶされそうになる日もありますが、それを乗り越えたときの達成感は格別です。
広告代理店などの大企業に勤めていると、自分のデザインやアイデアが思い通りにならなかったり、人間関係で悩んだりすることもあるでしょう。

グラフィックデザイナーは、自分の作品が必ず評価されます。クライアントや上司に褒められたり、場合によっては賞を受賞したり、インターネットに掲載されて国際的に認知されることもあるでしょう。
何よりも、自分の作品がマスメディアや販促物に掲載され、社会に貢献していることを実感できるのは嬉しいことです。
広告デザイナーとして独立できる

広告デザイナーとして活躍するための第一歩は、デザイン会社や広告代理店、制作会社などで経験を積み、スキルを高めることです。
また、自社で広告を制作している会社のインハウスデザイナーとして働くこともできます。とはいえ、実績と人脈を作っておけば、将来的にフリーランスの広告デザイナーとして活躍することができます。
広告デザイン業界でキャリアアップするには?

では、広告デザイナーの将来的なキャリアアップについてはどうでしょうか。また、キャリアアップするには何が必要でしょうか。
どんなに技術があっても、知識があっても、センスがあっても、他のデザイナーと同じ発想では、クリエイティブな世界では成功できません。
グラフィックデザイナーは、他の誰とも似ていない考え方ができることが不可欠なので、自分だけの個性を持っていることは大きな強みになります。
日頃から身の回りのデザインに関心を持ち、自分なりのアイデアを持ったり、先輩デザイナーの作品を見て、自分だったらどうしたいか、自分のアイデアや個性で何ができるかを考えることが必要です。

広告デザイナーの業界では、経験を積み、仕事が評価されることでディレクター職へとキャリアアップしていくことが多いです。
例えば、アートディレクターのようにデザインそのものを行うことに加えて、チーム全体やクライアントの間で管理や企画など、全体的に取りまとめる仕事が任されるようになります。
他の業界でも同じことが言えますが、実際に広告デザインの実務に携わったことがあれば、現場に対する指示やクライアント間での調整がしやすくなります。
さらに、ディレクターになると企画を考えたりクライアントに提案を行ったりする業務もできるようになるので、さらに仕事にやりがいを見出すことになるでしょう。