香川真司、STVVデビューは先送りへ!クラスター発生で大量離脱も…
(画像=香川真司 写真提供:GettyImages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 元日本代表MF香川真司(32)は今月10日、シント=トロイデンVV(STVV)への加入が正式決定している。ただ、STVVでのデビュー戦は来週以降に持ち越しとなるようだ。14日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 香川真司は昨年12月18日、ギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを契約解除により退団。明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪復帰やMLS(メジャーリーグサッカー)挑戦が噂されていたものの、今月10日にSTVVへの加入が決定。今週なかばに東京都内で入団会見を行っている。

 一方、STVVは今月8日に選手やクラブスタッフ、それにベルント・ホラーバッハ監督などあわせて13名の新型コロナウイルス陽性を発表。リーグ戦中断期間中に予定されていたスペイン合宿が中止になるなど、万全な準備ができないままシーズン後半戦に臨む。

 香川真司については、チームが中盤で複数の離脱者を抱えていることもあり、15日開催予定のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第22節・クラブ・ブルッヘ戦でベンチ入りする可能性があると、ベルギー紙『ヘット・ラーツテ・ニウス』は13日に伝えていた。

 しかし、『VOETBAL』の報道によると、香川真司本人は14日の時点でまだベルギーに到着していないとのこと。現地入り後にメディカルチェック等を控えていることを踏まえると、クラブ・ブルッヘ戦ではピッチに立たないことが予想される。

 なお、STVVはクラブ・ブルッヘ戦を終えると、22日にセラン・ユナイテッド戦を控えている。また、リーグ戦再開前の時点で13位のSTVVは、降格プレーオフ圏内の17位であるセラン・ユナイテッドとわずか5ポイント差となっている。チームが困難に直面する中、香川真司はジュピラー・プロ・リーグ残留にむけての重要な一戦で大きな役割を任せられるかもしれない。

提供元・Football Tribe Japan

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