
プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正(26)は、EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のハル・シティへ移籍しないようだ。13日、イギリスメディア『BBC Radio Humberside』のジャーナリストが伝えている。
守田英正の去就を巡っては、昨年8月にスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェへの移籍が濃厚とトルコ国内メディアが報道。しかし、CDサンタ・クララは移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)という条件でオファーが届いたものの、契約解除条項の設定額である1000万ユーロ(約13億3000万円)の提示があった場合のみ交渉に応じることを明かすなど、売却に応じなかった。
また、昨夏の移籍ウィンドウ終了後も、ガラタサライやプリメイラリーガの強豪ポルトからの関心が伝えられていたほか、昨年12月にはフェネルバフチェが再び獲得に乗り出す可能性をトルコメディアが報道。くわえて、EFLチャンピオンシップで19位に沈むハル・シティが、移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)を支払って守田英正の獲得に動く可能性があると、今月6日にポルトガル紙『O JOGO』が伝えていた。
その中、『BBC Radio Humberside』のジャーナリストであるマイク・ホワイト氏はハル・シティの幹部に取材。クラブ幹部は守田英正について獲得候補に含まれていることを認めたものの、今年1月に同選手の獲得に動くことはないことを明かしたという。
なお、守田英正は昨年1月に明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからCDサンタ・クララへ完全移籍。3年半の契約を交わすと、1月25日に行われたプリメイラリーガ第15節・リオ・アヴェ戦以降、リーグ戦全試合でフル出場。中盤センターに必要不可欠な戦力としてダニエル・ラモス元監督から絶大な信頼を寄せられていた。
そして今季はすでに3度の監督交代が行われる中、ここまでリーグ戦で17試合中14試合で先発出場。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)・グループステージでも全試合でスタメンに抜てきされるなど、引き続き中盤の主力として活躍している。
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