2021シーズン限りでJリーグを離れた外国人選手4人の現在地
(画像=キム・ヨングォン 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

キム・ヨングォン

2010年にFC東京でプロデビューして以来、母国外でのプレーを続けた韓国代表DFキム・ヨングォン。FC東京と大宮アルディージャでのプレーを経て、2012年7月、かつてイタリア代表をワールドカップ優勝(2006)に導いたマルチェロ・リッピ監督率いる広州恒大足球倶楽部(中国1部)に入団。2019年にガンバ大阪へ移籍し、2021シーズン終了まで同クラブで活躍した。

ガンバ大阪は契約延長のオファーを出すも、経済面から母国に戻る意思を強めていたキム・ヨングォンは、2021年12月19日にKリーグ1(韓国1部)蔚山現代に加入を決めている。

蔚山現代は1月3日、リーグ開幕に向けて合宿を開始。そこにはキム・ヨングォンの笑顔も見られたようだ。トレーニング後には現状と移籍理由について以下のようにコメントしている。「トレーニング中に母国語で話せるのが初めてだよ。妻も子供も日本での暮らしに慣れていたため、韓国ではもうプレーをする機会がないと思ったこともある。ここに移籍した理由は、ホン・ミョンボ監督の存在だ。彼が韓国代表の指揮官だった時に彼のスタイルを知り、魅力的だと思った」

2021シーズン限りでJリーグを離れた外国人選手4人の現在地
(画像=エミル・サロモンソン 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

エミル・サロモンソン

2019年にサンフレッチェ広島に加入、2020年からアビスパ福岡でプレーしたスウェーデン人DFエミル・サロモンソン。右足から放たれる正確なキックでJ1昇格初年度の福岡をランキング8位にまで導いた。

サロモンソンは、2021年12月10日に来日前に所属していたIFKヨーテボリに復帰。しかしながら、2021年1月からすでに母国に戻ることを検討していたようだ。スウェーデンメディア『fotbollskanalen』が約1年前に「ひとりの選手として高いレベルにあるタイミングでアルスベンスカン(スウェーデン1部リーグ)に戻って数シーズンプレーしたいね。引退間近でスウェーデンに戻りたくはない。ヨーテボリとは今でも少しだけだけど連絡をとっているよ」と、同選手のコメントを含めて報じている。

なお、スウェーデン1部リーグの開幕は4月9日。1月末から予定されている練習試合や2月に開幕するスウェーデンカップ(カップ戦)グループステージで、サロモンソンのプレーが確認できると思われる。

提供元・Football Tribe Japan

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