清水退団・指宿洋史が豪州移籍へ!今週中に公式発表の可能性も
(画像=清水エスパルスのホーム IAIスタジアム日本平 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスを退団したFW指宿洋史(30)は、今週中にもオーストラリア国内クラブへの加入が正式に決まるようだ。13日、オーストラリアメディア『FTBL』が伝えている。

 柏レイソルの下部組織出身である同選手は、ジローナやセビージャなどスペイン国内の複数クラブや2012年当時ベルギー2部のKASオイペンをへて、2014年7月にアルビレックス新潟へ完全移籍。その後はジェフユナイテッド市原・千葉や湘南ベルマーレでプレーし、昨年1月に清水エスパルスへ加入していた。

 しかし、2021シーズンはブラジル人FWチアゴ・サンタナ(28)やFWカルリーニョス(27)らとのポジション争いでおくれをとり、J1リーグで14試合の出場にとどまっていた。また、清水エスパルスは昨年12月30日に同選手の退団を公式発表している。

 『FTBL』はAリーグ(オーストラリア1部)のアデレード・ユナイテッドが今月15日にも指宿洋史の獲得を公式発表する可能性があると報道。アデレード・ユナイテッドは今冬の移籍ウィンドウで、かつてV・ファーレン長崎でプレーしていた元オーストリア代表FWベン・ハロラン(29)をKリーグ1(韓国1部)のFCソウルへ放出。くわえて、元U23オーストラリア代表MFステファン・ムーク(26)もファジアーノ岡山への移籍が濃厚となっている。

 その中、アデレード・ユナイテッドの幹部は国内メディアの取材に対応。オーストラリア人選手1名の他にAFC(アジアサッカー連盟)加盟国枠で1名獲得する方針を明らかにしたほか、3日以内に新戦力獲得の公式発表をする可能性を示唆したという。

 なお、アデレード・ユナイテッドは今季ここまでリーグ戦7試合を消化して1勝4分2敗と勝ちきれない試合が目立っている。海外でのプレー経験が豊富な指宿洋史は、オーストラリアに新天地を求めることになりそうだ。

提供元・Football Tribe Japan

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