12月5日(日)、東京・銀座ブロッサムでマッスルゲートfinalが行われた。マッスルゲート2021年最終戦。年内最後ながらも290名のエントリーと大きな大会となり、熱いステージを展開させた。ここでは、ボディビル65kg級とマスターズ50才以上で優勝した小林幸治選手に、14の質問をした。

(取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介)

50歳を超えても磨き続けられる筋肉美「年間を通してあまり皮下脂肪を乗せずにコンディションを保つ」
(画像=小林幸治選手の50歳を超えても磨き続けられる筋肉美、『FITNESS LOVE』より 引用)

小林幸治選手

トレーニングをはじめたきっかけ

映画「ロッキー」のシルヴェスター・スタローンやプロレスラーのミル・マスカラスに憧れて。

マッスルゲートにでたきっかけ

2021年は一度の大会出場(JBBF関東クラス別-70kg級予選落ち)のみでしたので、何らかの形(大会)で結果を残しておきたいと思いゴールドジム・ジャパンカップとマッスルゲート出場を同時に申し込みました

学生時代にやっていた部活・サークル

帰宅部でした(笑) 。しかし、中学生の頃からトレーニング器具を揃えて自宅で筋トレをしていました。

現在の職業

植栽管理

仕事との両立

始業時間が早いのと夏季は体力の消耗が激しく調整に苦労しますが、終業時間が早くGYMが空いている時間にトレーニング出来るので、その点は恵まれていると思います。

家族の反応

今大会に限っては前週出場したゴールドジム・ジャパンカップで両クラス(ボディビル・マスターズ50才以上と-65kg級)共に準優勝でしたので、今回は共に優勝でき金メダル2個を持ち帰ったので喜んでいました。

普段のトレーニングメニュー

週5日(5分割)で主に中重量を扱います。GYMに行かない木曜と日曜は心肺機能強化と脂肪燃焼を目的としてエアロバイクを60分漕いでいます。

コンテストに向けてのトレーニングメニュー

オフもオンも大きな変化はありません。50才を過ぎてから年齢のことも考えて、年間を通してあまり皮下脂肪を乗せずにコンディションを保つことを重視するようになりました。

トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法

昨年、人生初の腰痛を発症し3カ月程通常のトレーニングが出来ませんでした。コロナ禍でGYM通いも自粛していましたが、六畳程の自宅物置をホームジムに変えて地道にリハビリトレーニングを行いながら整体院に通い続けた結果、完治はしていないものの大会に出場出来るまで回復しました。

トレーニングをしていて良かったこと

トレーニング中心の生活をしている訳ではありませんが、規則正しい生活が送れていると言うことではないでしょうか。運動、栄養、休養のことを日々気にしながら生活していることで健康的な生活が出来続けていると思います。トレーニング歴40年近くになりますが、これまで腰痛以外に(笑)病院等に自分自身通院したこともないので。

トレーニングでこだわっていること

種目間とセット間のインターバル、そして集中力です。インターバルでは先ず呼吸を整え、重量を調整し、次のセットへの心構え(集中)をする時間だと思っています。しかし最近はセット後、直ぐにスマホを操作していたり、笑いながら長時間お喋りをしていたりするトレーニーが増えてきました。理想の身体に少しでも早く近づけたいと思うのならば、GYM内ではトレーニングだけに集中した方が良いのではないかと思います。

食事でこだわっていること

年間通してPFCバランス、そして食べ過ぎないことです。あと、減量や調整中にはチート・ディのような日は設けず、食べたいものは少量でも食べてストレスを軽減させています。

コンテストに出て良かったこと

コンテスト出場と言うモチベーションを保ちながら、辛いトレーニング(脚トレ)を乗り越えることができました。また、自分の弱点部分の改善という新たなモチベーションが生まれたことです。

今後の大会での目標

ゴールドジム・ジャパンカップでは2つのクラス(ボディビル・マスターズ50才以上と-65kg級)共に準優勝だったので、来年こそは共に優勝出来るよう老体に鞭打って頑張ります。