政府からの要請もあり、次々と誕生した低廉な携帯電話料金プランは、月額料金以外にも検討すべき要素が多く、どれを選べば良いのかわからないという人も多いかもしれない。しかし、ポイントを押さえて比較すれば、それぞれの人に合わせて選ぶべきプランが見えてくる。携帯キャリア各社が提供する格安プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」と「楽天モバイル」の注目ポイントをまとめた。

ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイル! 格安プランの料金徹底比較
(画像=『BCN+R』より 引用)

「ahamo」「povo」「LINEMO」と「楽天モバイル」の料金比較

5分無料かけ放題つきのahamo

 ahamoはドコモが提供する低価格料金プランであり、月額基本料金は2970円となっている。高速通信可能なデータ容量は20GBで、国内通話料金は5分間まで無料だ。ドコモの広く安定した電波を利用することができ、かつ標準プランより安いとあって、さまざまな調査で低価格料金プランのなかで最も人気が高いという表かを得ている。

ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイル! 格安プランの料金徹底比較
(画像=『BCN+R』より 引用)

ahamoの料金

基本料金0円、オプション購入前提のpovo2.0

 auの低価格料金プランであるpovo2.0は、基本料金が0円である点が特徴。0円の状態だと、高速データ通信ができず、電話料金は従量制なのだが、「トッピング」と呼ばれるオプションを追加することでこれらが可能となる仕組みだ。トッピングは月単位ではなく、任意のタイミングで追加できるため、柔軟性の高い運用が可能となる。ただ、180日間の間に、トッピングの購入がないか、660円を超える課金がない場合は利用停止または契約解除となる可能性がある点には注意してほしい。

ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイル! 格安プランの料金徹底比較
(画像=『BCN+R』より 引用)

必要なオプションを追加して使うpovo2.0