高台から絶景を眺めよう!

多聞山展望広場
まず最初に観光するのは仙台港北ICから20分ほどドライブした場所にある「多聞山」です。宮城県を代表する海沿いの観光スポットといえば「松島」ですね。波の穏やかな湾内に約260もの島々が浮かんでおり、その景観の素晴らしさから「日本三景」の一つに数えられています。
松島周辺にはこの多島海の絶景を眺められる場所がたくさんありますが、その中でも特に眺めが素晴らしいと言われているのが「松島四大観」と呼ばれるスポットです。今回立ち寄る多聞山もその四大観の一つとなっていて、四大観の中では最も近くから松島の景色を眺められます。
お堂の裏が絶景ポイント
多聞山は標高56メートルの低い山で、山頂までアクセスするには観光用の駐車場から歩いて向かいます。階段が多いので歩きやすい靴を持参したいですね。山頂には毘沙門天立像が祀られた毘沙門堂がありその裏側が眺望ポイントとなっています。
馬放島や寒風沢島、桂島などの景色が一望でき、視界を遮るものがないためさらに遠くの景色まで眺めることが可能です。雪化粧した冬の島々の景色も素敵ですね。今回は楽しむことができませんが、多聞山から見るサンライズとサンセットの景色も一見の価値があります。ぜひリピートしてみてください。
観光スポットは宮城のココ!
多聞山展望広場
- 住所
- 宮城県宮城郡七ヶ浜町代ヶ崎浜字八ヶ森
- 電話番号
- 022-357-7443
- アクセス
- 仙台東部道路「仙台港北IC」より20分
震災から復興した漁港を観光

塩竃市魚市場
四大観で絶景を満喫した後は今度は塩釜市に移動して漁港を観光しましょう。多聞山から15分ほどドライブした場所にある「塩竈市魚市場」へ向かいます。宮城県の沿岸部は2011年に発生した東日本大震災で大きな被害を被りました。
しかし、壊滅的な被害を乗り越えて復興が加速し塩竈市のこの漁港市場も新しいスタートを切りました。漁港市場といっても現在の新しい塩竈市魚市場は観光の魅力が満載で、建物内にはミュージアムや展望施設が整備されています。ミュージアムの主なテーマは塩釜港で水揚げされる魚介類です。
窓越しに見えるたくさんのマグロたち
塩釜港のマグロの水揚げ量は全国的にもトップクラスです。特に秋から冬の間に水揚げされるメバチマグロは絶品で、その中でも厳格な基準を満たした高品質なマグロは「三陸塩竈ひがしもの」と呼ばれてブランド化されています。冬の時期はそのブランドマグロを食せる絶好のチャンスですね。
魚市場の2階からは窓越しに競りの様子や競り落としたマグロを職員たちが箱詰めしたりする様子を見ることができます。床の上に並べられた大量のマグロは見ているだけでもワクワクしてしまいますね。見ているとすぐに食べたくなります。
観光スポットは宮城のココ!
塩竈魚市場
- 住所
- 宮城県塩竈市新浜町1-13-1
- 電話番号
- 022-364-6151
- 営業時間
- 7:00~17:00
- アクセス
- 三陸自動車道「利府塩釜IC」より15分