
明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレでプレーしていた日本代表FW旗手怜央(24)は、セルティックへ完全移籍している。その旗手怜央が8日、新天地での意気込みを語った。
旗手怜央の去就を巡っては、セルティック首脳陣が代理人との交渉を順調に進めていると、英メディア『デイリーメール』が昨年11月末に伝えていた。そして12月中旬にはイギリスメディア『スカイスポーツ』が同選手のセルティック移籍決定間近と報道。ガンバ大阪の元日本代表FW井手口陽介(25)や横浜F・マリノスの日本代表FW前田大然(24)とともに動向が注目される中、昨年の大晦日になってセルティック移籍が公式発表されている。
そんな旗手怜央は、年明けの8日にクラブ公式チャンネル『CELTIC TV』のインタビューに対応。セルティック移籍が決まった後の気持ちを聞かれると「ようやくこの伝統的なユニフォームを着れて、とても誇らしい気分です」と語っている。
現在セルティックを率いているアンジェ・ポステコグルーは、かつて横浜F・マリノスの指揮官として、川崎フロンターレとタイトル争いを繰り広げていた。そんなポステコグルー監督に対する印象については「すごく戦術的で攻撃的なサッカーをしているので、見ている人はすごく楽しいと思っていました。そんな(ポステコグルー監督の)チームの一員として戦うことをすごく楽しみにしています」とコメントを残した。
なお、旗手怜央は順天堂大学在学中の2018年に川崎フロンターレの特別指定選手となると、2020年に川崎フロンターレへ正式に入団。プロ1年目の昨季はリーグ戦で31試合に出場して5ゴールをあげるなど、J1リーグと天皇杯の2冠達成に貢献。そして2021シーズンは中盤や左サイドバックなど複数ポジションをこなす中、リーグ戦で30試合に先発出場して5ゴールをマーク。主力選手としてJ1連覇を成し遂げるとともに、「2021Jリーグアウォーズ」でベストイレブンに選出されている。
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