メンズ脱毛や髭脱毛という言葉が浸透するほど、男性の脱毛はメジャーになってきました。

しかし、サロンやクリニックで脱毛をするには、それなりの費用がかかるため、男性でも自宅で簡単に脱毛ができる家庭用脱毛器や抑毛剤なども人気が高まっています。

そして、より手軽にできるピンセットや毛抜きなどで「ヒゲを抜く」という方法で脱毛を試みている人もいるようですが、実際にはヒゲを抜くということはとてもリスクが高く、様々な危険性を伴います。

そこで、今回は「ヒゲを抜く」その危険性と合わせて、自宅で簡単に脱毛ができるおすすめの方法をご紹介します。

目次
ヒゲを抜くことの5つの危険性
髭を抜くことに関する気になる6つの疑問を徹底検証!

ヒゲを抜くことの5つの危険性

髭を抜くことの危険性と気になる6つの疑問を徹底検証
(画像=画像引用:https://pixabay.com/、『KASHI KARI』より引用)

1. 肌が傷つき血が出る

髭を抜いた際に、血が滲んでしまうことがありますが、これは毛細血管につながる毛を根こそぎ抜いてしまったために起こる症状です。

出血を招いた毛穴は傷がついてしまっていて、細菌が入りやすくなり、炎症など他の皮膚トラブルを発症する危険性に繋がるため、そのままに放置せずに、殺菌消毒などをこまめに行うなど十分にケアする必要があります。

2. 毛穴が開き、皮脂や角質が溜まりやすくなる

角質は皮膚の一番外側を覆い、皮脂と共に肌を刺激から守るバリア機能を持つ、肌の大切な役割を担っています。

髭の毛抜きにより毛穴が開くため、ターンオーバーとよばれる角質代謝の際に剥がれ落ちるはずの角質が毛穴に溜まり、さらに傷ついた皮膚を守ろうとする角質が固くなるため皮脂も同様に開いた毛穴に詰まり炎症を起こしくなります。

3. 肌が炎症しニキビのような毛嚢炎(毛包炎)やしこりのような腫瘤ができる

髭を抜くことで、毛穴内部が傷ついたり、毛穴が開いてしまうため、角質のバリア機能が低下し肌の常在菌であるブドウ球菌が細菌に感染するために、しこりのような腫瘍や、白ニキビのような症状が皮膚の表面に出る「毛嚢炎」と呼ばれる細菌感染症が発症する可能性があります。

さらに、肌が乾燥をしていたり、免疫が低下していると、より外的な刺激に敏感になるため、この毛嚢炎などが発症しやすくなります。

4. 毛が埋まったまま成長する埋没毛(埋もれ毛)ができて黒い点のように見える

皮膚の下に埋まったまま成長している毛の状態のこと「埋没毛」と言います。

毛穴に傷が傷がつくと、その傷口を塞ぐように毛穴が閉じてしまい、毛穴から外に成長するはずの毛が皮膚の内部でそのまま成長するため、皮膚の下で黒い点のように見えます。

ほとんどの場合は、埋没毛はターンオーバーととともに分解され排泄されますが、悪化すると色素沈着や炎症など皮膚トラブルの症状を引き起こす可能性があるため、さらにいじって傷をつけるなどの行為は悪影響です。

5. 色素沈着がおこる

度々、髭を抜くことでダメージを受け続けた肌は、炎症を起こした肌を守ろうとするメラニン色素が活性化し、黒ずんだり、紫がかった色に肌色が変化する「色素沈着」と呼ばれる症状を引きこすことがあります。

皮膚のターンオーバーにより改善されますが、肌機能が低下していると長期間改善されず、後にシミとして残るのが色素沈着の特徴です。

髭を抜くことに関する気になる6つの疑問を徹底検証!

髭を抜くことの危険性と気になる6つの疑問を徹底検証
(画像=画像引用:pexels.com、『KASHI KARI』より引用)

Q1:ヒゲは抜くと薄くなったり、生えてこなくなるの?

ヒゲは抜いても薄くなったり、生えてこなくなることはありません。

髭を全く生えなくするためには、毛の根元にある毛乳頭から栄養素や酸素を受けとり細胞分裂し、毛を発育させる「毛母細胞」を破壊する必要がありますが、ヒゲを抜くことでは毛乳頭自体を抜き取ることはできないため、また新たに毛は生えてきます。

Q2:ヒゲを抜くと異常を感知し、濃く太くなるって本当?

毛穴に刺激を与えることで、毛を守ろうとするために血行が促進されるため育毛が活性化し、産毛などの細い毛が濃くなる「硬毛化」と呼ばれる症状が起きることがあります。

また、通常は毛が生えていない毛穴も刺激されることで、毛量が増えてしまう「増毛化」などになる可能性もありますが、髭などの太い毛においては「硬毛化」「増毛化」に至るケースはごく稀です。

Q3:髭を抜いた時に毛の根元についている黒いインクの様なものは何?

メラニン色素が働いている発毛段階の毛がこの黒いインクの様なものの正体です。

成長途中の毛は黒い液体であるメラニン色素が付着しているため、インクのようなものとなって、毛抜きの際に髭と一緒に抜けることがあります。

Q4:髭を抜いた時についてくる透明で硬い部分は毛根じゃないの?

抜いた髭に付着している透明の硬い部分は、毛が生成され成長する際に皮膚と毛根を接着する役割をする「毛根鞘」と呼ばれるもので、毛根は毛を抜いた時に毛と同時に抜けますが、毛の発育を主る「毛乳頭」は毛穴に残るため、新たな毛がまた生成されます。

Q5:冷やしたり、オロナインを塗ったら髭を抜いても大丈夫?

髭を抜いた際に、炎症を抑えるために冷却したり、オロナイン軟膏を塗ることで一時的な緩和にはなりますが、毛穴が傷ついた状態をすぐさま完全に修復することはできないため、毛穴に黴菌が入り込み炎症を起こす「毛嚢炎」や炎症を守るろうとする肌機能が活性化し発症する「色素沈着」や「埋没毛」などのリスクは必ず伴います。

そのため、肌トラブルを回避するには髭を抜かないことが最善策です。

Q6:ソイエなどの髭抜き機器を使って髭を抜くのは大丈夫なの?

パナソニックの脱毛機として有名な脱毛器は、ヘッドのツメで毛を抜き取り脱毛を行います。

ピンセットなどでの毛を抜くのと同様、特に皮膚が薄い顔に使い無理に髭を抜くことで、皮膚などを傷つけ炎症などを引き起こす可能性があるため、パナソニックでも髭など顔への使用は推奨していません。

・今までに脱毛(毛抜き、脱毛器、ワックスなど)により、肌にトラブル(化膿や炎症など)を起こしたことがある方
>> 肌が敏感になったり、炎症、出血、痛みの増加などの原因になります。

・顔、外陰部およびその周囲、太もも、ひじ・ひざや内側など、皮膚のたるみやすい部位には使用しない。

引用:パナソニック