甲府退団パウロ・バイヤ、ブラジル1部昇格組へ移籍確実か!すでに練習参加
(画像=ヴァンフォーレ甲府のサポーター 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ甲府を退団したブラジル人FWパウロ・バイヤ(22)は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクラブへ移籍するようだ。9日、ブラジルメディア『marcou no esporte』が伝えている。

 身長184cmをほこる同選手は、2019年にFCカスカヴェウのトップチームに昇格。2020シーズンにカンピオナート・ブラジレイロ・セリエD(ブラジル4部相当)で7ゴールをあげると、昨年2月にヴァンフォーレ甲府へ1年レンタルにより加入。5月1日開催のJ1リーグ第11節・ツエーゲン金沢戦でデビューしていた。

 また、6月9日の天皇杯2回戦・福井ユナイテッド戦では来日後初ゴールをマーク。しかし、リーグ戦では6試合の途中出場と出番が少なく、9月4日の第28節・京都サンガ戦を最後にベンチ入りすることはなかった。そして、昨年12月31日になってヴァンフォーレ甲府を期限付き移籍期間満了により退団することが決まっている。

 そんなパウロ・バイヤの去就を巡っては、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)やセリエB(ブラジル2部)の複数クラブからレンタルによるオファーが届いていると、年明けに伝えられていた。その中、『marcou no esporte』の報道によると、同選手はアヴァイFCと仮契約を結んでいるとのこと。すでにメディカルチェックを終えているほか、練習にも参加しており、近日中にも正式にサインを交わすものとみられる。

 なお、アヴァイFCは2021シーズンにブラジル2部で勝ち点64を獲得。コリチーバやセントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノ、グアラニなど複数クラブと昇格争いを繰り広げた末に、リーグ4位で1部昇格の切符をつかみとっている。

提供元・Football Tribe Japan

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