名古屋退団の噂も…シュヴィルツォクの新体制入りにファン歓喜「残留かな!」
(画像=ヤクブ・シュヴィルツォク 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスに所属するポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(29)は、今冬退団の可能性がにわかに取りざたされている。その中、名古屋グランパスは2022シーズンのトップチーム体制を公式発表した。

 シュヴィルツォクはポーランド代表の一員としてEURO2020に臨んだ後、昨年7月に名古屋グランパスへ完全移籍。2021シーズンはJ1リーグで14試合に出場して7ゴールをマーク。そして、10月30日開催のYBCルヴァンカップ決勝・セレッソ大阪戦では途中出場してクラブのタイトル獲得に貢献。しかし、10月17日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・浦項スティーラーズ戦後のドーピング検査で陽性と判定されたことにより、現在は暫定的にすべてのサッカー活動が禁止されている。

 そんなシュヴィルツォクの去就を巡っては、2024年1月までの複数年契約を結んでいる上、高額年俸を受け取っていることから、山口素弘GM(ゼネラルマネージャー)が同選手の退団を望んでいると、今月8日にポーランドメディア『インテリア・スポーツ』が報じていた。

 その中、名古屋グランパスは9日午前、2022シーズンの新体制を発表。選手一覧にシュヴィルツォクの名前が含まれていることに対して、サポーターからは「クバいた!」、「残留かな!」とSNSで安堵の声が上がる一方で、「名前はあるけど静観かな」というコメントもクラブ公式ツイッターアカウントに寄せられている。

 なお、シュヴィルツォクに対するアジアサッカー連盟(AFC)からの最終処分はまだ公式発表されていない。マッシモ・フィッカデンティ監督の電撃解任をはじめ、激動のシーズンオフを過ごしているだけに、シュヴィルツォクの今後の動向から目が離せない。

提供元・Football Tribe Japan

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