京都ウタカ「契約はもう1年残っている」自身の思い描く引退時期も明かす
(画像=オーデンセBK在籍時のピーター・ウタカ 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの京都サンガに所属する元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカ(37)は、今後のキャリアプランについて自身の考えを明かした。

 同選手は2015年2月に中国スーパーリーグの北京国安から清水エスパルスへ完全移籍すると、サンフレッチェ広島やFC東京、デンマーク2部のヴェイレBK、徳島ヴォルティス、ヴァンフォーレ甲府と渡り歩く。そして、2019年12月にヴァンフォーレ甲府から京都サンガへ完全移籍。移籍1年目の2020シーズンにJ2リーグで22ゴールをあげると、2021シーズンもリーグ戦40試合に出場して21ゴールをマーク。攻撃陣の主力としての役割を果たし、見事クラブをJ1昇格に導いている。

 そんなウタカは、昨年10月にデンマークメディア『bold』の取材に応じた際、自身のコンディションについて「デンマークでプレーしていた時よりも、ここ数年間の方がずっと良いよ。デンマークにいた頃はまだ若かったし、自分の体をどのようにケアすればいいのか分からなかった。年齢を重ねるにつれて、何が良くて何がダメなのか分かってくるものだね。ただ、プレースピードはデンマークにいた時の方がはるかに速かったよ」と語っている。

 そして、現役引退の時期について問われると「(京都サンガとの)契約はもう1年残っているし、正直なところ、まだ大丈夫だね。あと2年続けられたらサッカーをやめるかもしれないけど、自分の体の声に耳を傾けるしかないね。もし、体がやめろと言うならば、ゆっくり休まなければいけない」とコメント。京都サンガとの契約期間に言及するとともに、早ければ39歳で現役を退く可能性があることを明かした。

 なお、ウタカは2008年8月から2011年12月までデンマーク1部のオーデンセBKでプレー。加入2年目でリーグ得点王に輝くなど、本来のパフォーマンスを発揮していた。37歳となった今でも日本でゴールを量産している背景には、体のケアの重要性を理解したことがあるようだ。

提供元・Football Tribe Japan

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