現在、10月に発売された「Pixel 6」の人気によってアメリカ国内でグーグルがスマートフォンシェアを大幅に拡大しているという。もしかしたら9月に登場したもののパッとしない「iPhone 13」の不人気もPixel 6の追い風となっているのだろうか。
今回は、話題のスマホが続々と登場する中、「Waver 7 Research」が行った調査でシェアを1.5倍~5倍に拡大し、人気を集めているPixel 6の革新的な機能性や魅力について紹介する。
Pixelシリーズが利益シェア3~5%アップ!

アップルやサムスンに比べればまだまだ市場シェアが大きいとは言えないグーグルのPixelシリーズ。しかし「Waver 7 Research」の調査によると、Pixel 6が発売された直後の2021年11月には、アメリカの各携帯会社でPixelが3~5%ほど売上シェアを拡大したという。
2021年10月に新発売されたグーグルのPixel 6。「Pixel 5」の後継モデルではあるものの「すべてが新しくなったGoogle Pixel」と銘打ち、機能性や見た目がこれまでのモデルと異なっていることが話題を呼んでいた。6.0インチのPixel 5に比べてPixel 6は6.4インチと大型化し、見やすいディスプレイが好評。そのほか、ディスプレイに内蔵された指紋センサーや、インターネットなしでも使えるリアルタイム翻訳、5,000万画素 ・F1.85の高感度カメラなど、独自の高機能が満載だ。
日本ではPixel 6発売が2021年10月28日、iPhone 13発売が9月24日と約1カ月差だったが、もしかすると「最新鋭のデジタルガジェットに触れていたい!」という熱心なユーザーであれば、大きな進化を遂げなかったとされるiPhone 13よりもPixel 6を選んだ、なんて人もいるかもしれない。
Pixel 6で話題を呼んだ機能のひとつが、実業家の堀江貴文氏も大絶賛した「文字起こし機能」だ。11月18日に堀江氏は自身のツイッターアカウント(@takapon_jp)で「Pixel 6の文字起こしが思ったよりも凄すぎて」「やばくない?ほぼ95%以上の認識率ですね」とPixel 6の文字起こし機能についてコメント→こちら。音声入力機能が優れていることを絶賛した。ネットからも「これだけ精度が高ければ、仕事の記事録のまとめやブログの執筆に役立てたい」といった声が寄せられていた。
Pixel 6がiPhone 13の対抗馬に?iPhone不人気で追い風か

一方、Pixel 6の1カ月前に発売されたiPhone 13は、現在「iPhone 14(仮称)」や「iPhone SE(第3世代、仮称)」など“次期iPhone待ち”が増えるほど不人気だと報じられている。アメリカのメディア・Bloombergは、アップルが「iPhone 13の需要が弱まってきた」とサプライヤーに連絡していたと報じており、iPhone 13の需要が低下していると噂されている。iPhone 13ではユーザーが期待している革新的な新機能が見られず、マイナーチェンジに留まったことが敗因のようだ。
より革新的な変化をもたらしたPixel 6と、マイナーチェンジに留まったiPhone 13。「すべてが新しくなった」Pixel シリーズを武器に、スマホシェアでもグーグルがアップルの背中をとらえることができるか。それともアップルがiPhone 14やiPhone SE第3世代の発売で巻き返しをはかることができるか。今後のスマホ市場の動向に注目が集まる。
参照元:Google、Pixel 6シリーズの登場で大幅にシェアを伸ばす【iPhone Mania】
※サムネイル画像(Image:Jack Skeens / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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