
明治安田生命J2リーグの徳島ヴォルティスに所属するブラジル人DFカカ(22)が、ブラジルにいる家族に対して特別なプレゼントをしたようだ。7日、ブラジルメディア『superesportes』が伝えている。
カカは昨年2月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクルゼイロから徳島ヴォルティスへ完全移籍。5月1日開催のJ1リーグ第12節・サガン鳥栖戦でデビューすると、翌週の第13節・北海道コンサドーレ札幌戦以降はリーグ戦でほぼ全試合フル出場していた。
同選手と徳島ヴォルティスの契約内容については、契約期間が2025年1月までの4年間であり、総額200万ドル(約2億3000万円)と伝えられている。Jリーグ挑戦で高額年俸を受け取っているカカだが、今月7日にインスタグラムを更新。立派な一軒家とアメリカの大手自動車会社『フォード』の製造した新車をアップするとともに「僕の人生で最も幸せな1日だ!多くの苦しみと犠牲があった。まだ君たちのためにすべきことがたくさんあるし、これまで僕のためにしてくれたすべてのことに対してまだ恩返しができていないよ」と投稿。これには、2021シーズンまでアビスパ福岡でプレーしていたブラジル人MFカウエ(32)が「僕たちのための進歩だよ」とコメントしているほか、祝福のメッセージが数多く寄せられている。
なお、カカの去就を巡っては、昨年12月25日に徳島ヴォルティスが同選手と来季契約合意に達したと公式発表。その後、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサンパウロやカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)へ降格したグレミオがレンタルでの獲得オファーを提示。しかし、徳島ヴォルティスは完全移籍での放出のみを受け入れる方針を固めていることから、このオファーを拒否したと伝えられている。
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