
明治安田生命J2リーグのベガルタ仙台に残留したブラジル人FWフェリペ・カルドーゾ(23)が、無事に再来日を果たした。
カルドーゾは昨年4月、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスからベガルタ仙台へレンタル移籍。5月25日開催のJ1リーグ第15節・大分トリニータ戦でデビューすると、2021シーズンはリーグ戦で23試合に出場。先発出場は4試合にとどまったものの、手倉森誠前監督からスーパーサブとしての役割を与えられていた。
また、同選手の去就を巡っては、レンタル期間が今年1月末までとなっていたほか、ベガルタ仙台とサントスの取引において100万ドル(約1億1000万円)の買い取りオプションが付いていると、ブラジルメディアが報道。ベガルタ仙台がJ2降格となったため、買い取りオプションの行使が厳しいという見方が広まっていた。しかし、サントス幹部がレンタル期間の延長に応じる方針を固めたと伝えられると、ベガルタ仙台も昨年12月29日になって、レンタル期間の延長を公式発表していた。
そんなカルドーゾは、今月6日にインスタグラムを更新。ストーリー機能において、雪の降りしきる成田空港の様子をアップしている。
なお、ベガルタ仙台は今月7日から全体トレーニングを開始しているほか、10日から沖縄県と宮崎県でトレーニングキャンプを行う予定となっている。カルドーゾは新型コロナウイルス感染拡大防止の水際対策として設けられた2週間の隔離期間をへて、キャンプ途中からチームに合流するものとみられる。
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