目次
台風対策!養生テープは窓ガラスにどう貼る?
台風時、養生テープ以外の窓ガラス飛散防止は?
台風対策!養生テープは窓ガラスにどう貼る?

次に養生テープの効果的な貼り方をご紹介します。ただ養生テープを貼るだけではなく、段ボールなどを併用する方法もおすすめです!台風対策を検討している方は参考にしてみてください。
貼り方①段ボールがあるとより良い!
窓ガラスの台風対策では、養生テープのほかに段ボールを併用する方法がおすすめです。窓ガラスの外側と内側に段ボールを貼り付けることで効果を高めることができます。
段ボールの貼り方をご紹介します。
- 窓のサイズに合わせて段ボールを切る。大きさが足りない場合はつなぎ合わせる。
- 窓の全面を段ボールで覆います。窓枠にが養生テープもしくはガムテープで貼り付ける。
できれば窓の外側と室内側の両方に施すとより効果的で、ガムテープを使う場合は、紙製ではなく布製を使う方が剥がしやすいです。布製じゃないと後片付けをするときにはがれにくく、時間が掛かってしまいます。そのため、ガムテープは布製タイプで行うと取り外しもスムーズにできます。
貼り方②窓枠に沿って貼るのがおすすめ
窓ガラスにテープを貼って対策をしたところで、確実に割れないようにすることは不可能です。結局のところ、シャッターや雨戸を閉めて防ぐのが最も確実な方法となります。
しかし、養生テープを貼る対策は、ガラスが割れてしまった場合に役立ちます。窓枠に沿ってテープを貼るようにして、窓が割れた時のガラスの飛散をできる限りおさえましょう。
また、厚手のカーテンを閉めておくことで室内への飛散の被害をより防ぐことができます。
貼り方③プラベニヤ使用
プラベニヤを窓枠に貼り付けることで、窓ガラスを衝撃からガードする効果が向上します。その時にガラスにピッタリ貼るよりも、窓枠に貼る方がより効果的です。
もしもプラベニヤを調達できなかった場合はダンボールで代用しても問題ありませんが、水に濡れると徐々に強度が弱まっていくので注意が必要です。
台風の時は物が飛ばないようにすることも大切
次に台風が来る前にしておきたい対策を改めて確認しておきましょう。
- 敷地内にあるものを屋内や倉庫などに取り込む
- 物干し竿を下ろして片付けておく
- 網戸をしまう
- 窓に鍵をかけてシャッターや雨戸を閉める
- 窓ガラスに板や段ボール、防犯フィルムを貼る
- カーテンを閉めておく
すでに実行していることが多いかもしれませんが、「今回は大丈夫だろう」と考えず、毎回対策するようにしてください。窓の鍵を閉めることで耐風圧性能を発揮することができるので、必ず施錠するようにしましょう。
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台風時、養生テープ以外の窓ガラス飛散防止は?

養生テープが手に入らない場合や、他の対策方法も知っておきたい方は以下の方法を試してみてください。
風速20m以上のときに注意!
風速が強くなるにつれて被害も深刻になります。目安は以下の通りです。
- 風速10m・・・傘をさして歩けない
- 風速20m・・・看板などが飛ぶ・木が倒れる
- 風速30m・・・ブロック塀の倒壊・トラックが横転する
風速20mを超えると飛散物が出るようになるため窓ガラスが割れる危険性が高くなります。台風情報をこまめに調べておくと安心です。
防止方法①防犯フィルム
窓に貼って空き巣被害を防ぐことを目的とした「防犯フィルム」も強風の対策として役立ちます。防犯フィルムの中でもCPマークがついているものは金属バットでフルスイングしてもガラスを貫通しない強度を持ちます。
よって、窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、強風で物が飛んでガラスが割れるのを防ぐ効果が期待できます。
防止方法②飛散防止フィルム
台風で窓ガラスが割れてしまった後の事が心配な場合は、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼るのが効果的です。
適度な厚みがあり、衝撃を和らげてくれるのはもちろん窓ガラスが割れてもガラスが散乱するのを軽減することができます。
強風が続く中で窓ガラスが割れてしまうと中に風が吹き込み、通常のように片付けることができません。ただでさえガラスの破片は危険なので、特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭などにはおすすめの方法です。
防止方法③発泡スチロール
気密性に優れた窓であっても、わずかな隙間は存在します。そこから風が入り込み、窓が振動で割れる可能性はゼロではありません。
その対策としておすすめなのが窓に発泡スチロールをはめ込んで隙間を塞ぐ方法です。窓全体の保護まではできませんが、隙間風をピンポイントで防ぐことができます。築年数が経過して窓の隙間が気になる場合はぜひ取り入れてみてください。
防止方法④窓ガラスを強化ガラスに
台風が来る時期にテープを貼ったりはがしたりするのが面倒という場合は、窓ガラス自体を強いガラスに取り替えるのもひとつの方法です。強いガラスの代表をご紹介します。
強化ガラス 「強化」というだけあって、強度の高いガラスのことです。耐衝撃性は一般的なガラスに比べると優れており、万が一割れた場合でも粉々になるのが特徴です。
合わせガラス 樹脂膜をガラスで挟んでいるのが最大の特徴です。比較的衝撃に強く、割れにくいです。割れたとしてもヒビだけで済むことが多く、破片が飛び散りにくいメリットがあります。
ご紹介した強化ガラスと合わせガラスは強度が高いものの、台風では想定外のことが起こります。硬くて大きな飛来物が窓にぶつかったり、風速の強さによっては割れてしまうこともある点に注意が必要です。