静岡学園MF古川陽介、磐田入団へ覚悟「謙虚に努力し続ける」PK失敗で準々決勝敗退
(画像=ジュビロ磐田のホーム ヤマハスタジアム 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 第100回全国高校サッカー選手権準々決勝・関東第一高校vs静岡学園高校が4日にフクダ電子アリーナで行われ、静岡学園高校がPK戦の末に敗れた。試合後、今大会屈指のタレントである静岡学園MF古川陽介が悔しさをあらわにしている。

 今大会の優勝候補の一角として評価の高かった静岡学園は、今月2日に行われた3回戦・宮崎日大戦で8ゴールをあげて圧勝。2022シーズンよりジュビロ磐田へ加入するMF古川陽介は前半32分、左サイドからの鋭いドリブル突破をきっかけにゴールを決めて日本国内外から注目を集めていた。

 そんな静岡学園は関東第一戦でも前半から主導権を握ったが、ゴールを奪えずに前半を終了。後半20分にMF小泉龍之介のゴールで均衡を破ったものの、後半40分にFW坂井航太に同点ゴールを許す。そしてPK戦では2人目のキッカーである古川陽介がGK笠島李月のセーブに遭う。静岡学園はこのPK失敗が響き、3-4で敗戦。ベスト8で大会を後にしている。

 PK失敗で苦杯を舐めた古川陽介は、5日夜にSNSを更新。静岡学園のユニフォームを身にまとう自身の姿をアップするとともに「静岡学園サッカー部を引退しました。この悔しさを糧にこれからもっと成長していきます。来シーズンからプロの世界へ入ってもっと厳しいことが待ち受けていると思いますが、向上心を持って、謙虚に努力し続けます。応援ありがとうございました」とプロの世界に入る上での覚悟を示している。

 なお、静岡学園の高校3年生では、MF川谷凪が2022シーズンより清水エスパルスへ加入するほか、MF玄理吾が徳島ヴォルティス、DF伊東進之輔がギラヴァンツ北九州へ入団することになっている。

提供元・Football Tribe Japan

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