川辺駿、プレミア移籍の取引内容が明らかに!背景に中国人オーナーの存在
(画像=川辺駿 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 日本代表MF川辺駿(26)は、スイス1部のグラスホッパー・クラブ・チューリッヒからプレミアリーグのウルバーハンプトン・ワンダラーズへの完全移籍を果たした。その中、アメリカメディア『ジ・アスレチック』が両クラブによる取引について報じている。

 川辺駿は2018年にレンタル先のジュビロ磐田からサンフレッチェ広島に復帰すると、中盤センターの主力としてチームをけん引していた。そして、2021シーズンにはJ1リーグで19試合に出場して3ゴールをあげていたが、7月にグラスホッパーへ完全移籍。今季はここまでリーグ戦14試合でスタメンに抜てきされて4ゴール2アシストをマーク。スイス・スーパーリーグが中断期間に入っている中、すでに必要不可欠な存在となっていた。

 しかし、グラスホッパーのセイ・オロフィンジャナSD(スポーツディレクター)が自身の独断で川辺駿とDFトテ・ゴメス(22)をウルバーハンプトンのトレーニングに派遣としたと、今月3日にスイス紙『Blick Sport』が報道。するとウルバーハンプトンは5日、川辺駿の完全移籍により獲得、およびグラスホッパーへの半年間のレンタル移籍を発表している。

 その中、『ジ・アスレチック』はウルバーハンプトンとグラスホッパーが移籍金50万ポンド(約7800万円)という条件で合意に達していたと報道。また、川辺駿とウルバーハンプトンの契約期間は2024/25シーズン終了後までの3年半となっている。

 なお、ウルバーハンプトン・ワンダラーズのオーナーは中国人の郭広昌氏である。また、郭広昌氏の妻であるジェニー・ワン氏は香港企業『Champion Union』の代表を務めている上に、『Champion Union』は2020年4月にグラスホッパーを買収している。川辺駿のプレミアリーグ移籍実現の要因に、中国人オーナー同士という関係性が挙げられるかもしれない。

提供元・Football Tribe Japan

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