然別湖(しかりべつこ)は十勝管内鹿追町にある原生林に覆われた大自然の中の湖です。大雪山国立公園の中にあります。大自然を味わうにはとてもおすすめな観光スポットだと思います。
然別湖はどうやってできたのか
然別湖は約3万年前の噴火で川が堰き止められてできた「堰止湖」だそうです。周囲は約13㎞で道内の湖の中ではそれほど大きくは無いですが、深さは100ⅿを超えるそうです。標高810mにあり、北海道の湖では最も標高の高いところにあります。

(画像=『北海道そらマガジン』より引用)
天然記念物ミヤベイワナ
然別湖には、世界でこの湖だけにしかいないイワナ類の魚「ミヤベイワナ」が生息しています。北海道に生息するオショロコマの亜種で非常にきれいな魚です。火山活動によってオショロコマが陸封され独自の進化を遂げたようです。
北海道の天然記念物に指定され、普段は禁漁ですが、春と秋に特別解禁期間がありル、アーフィッシングやフライフィッシングで釣ることができます。この時期を楽しみに道外から来られる方もいるそうです。

(画像=『北海道そらマガジン』より引用)