元U23豪州代表の攻撃的MFがJリーグ移籍へ!起用法に不満で退団決断か
(画像=オーストラリアの国旗 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 Aリーグ(オーストラリア1部)のアデレード・ユナイテッドに所属するU23オーストラリア代表MFステファン・ムーク(26)が、Jリーグ移籍に向かっているようだ。4日、オーストラリアメディア『IN DAILY』が伝えている。

 身長174cmとやや小柄な同選手は、メルボルン・シティやアデレード・ユナイテッドをへて、2016年7月にエールディビジ(オランダ1部)のNECナイメヘンへ完全移籍。しかし、NECナイメヘンでは出場機会に恵まれず、わずか1年で母国復帰。2017年以降はメルボルン・シティやブリズベン・ロアーでプレーし、2020年1月にアデレード・ユナイテッドに復帰していた。

 そんなムークは復帰1年目の2020/21シーズンにキャプテンを務める中、リーグ戦26試合中23試合で先発出場。本職であるトップ下や、インサイドハーフなど中盤の複数ポジションをこなしており、今季もここまで全6試合でスタメンに抜てきされていた。

 その中、『IN DAILY』の報道によると、ムークはすでにJリーグクラブへの移籍を決断している模様。アデレード・ユナイテッドは同選手と来年6月に契約満了を迎える中、選手サイドと契約延長交渉を行い、クラブ史上最高額となる年俸を提示。しかし、Jリーグクラブから届いたオファーはこれを上回るものであったという。

 また、ムーク本人が中盤センターでの役割を好んでいないにもかかわらず、中盤センターでの起用が続いたことも、アデレード・ユナイテッド退団に至った要因のひとつであるようだ。

 なお、『IN DAILY』は、ムークの市場価値が現在120万ドル(約1億4000万円)であるとした上で、アデレード・ユナイテッドが移籍金として120万ドルを得る可能性は低いと予想。さらに、日本入国の際に必要なビザの発給ができない場合には、Jリーグクラブとの取引が進まない可能性があると主張している。

提供元・Football Tribe Japan

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