型落ちの不人気モデルが2位に返り咲けた理由とは

iPhone 12 miniはその名の通り小さなサイズが強みだ、『オトナライフ』より 引用)
当然ながら、カラクリはあるのだ。実はiPhone SE(第2世代)とiPhone 12 miniは、どちらも「下取りプログラムなどを利用すると1円で購入可能」という破格のサービスをキャリア各社が実施していたことが知られている。
11月末にはツイッター上で「auの『スマホトクするプログラム』などを利用して2年間利用を継続すると、負担金1円でiPhone 12 mini(128GB)が購入可能」という店頭ポップが話題となった。同サービスでは2年後にiPhone 12 miniをauに返却する必要が発生するが、2年使ったスマホの機種変は比較的よくあるレベルの話でもあるため、「どうしても手元にスマホを取っておきたい」というユーザー以外にはうってつけのサービスとして大きな注目を集めていた。これが多くのユーザーの目に留まり「せっかくだから機種変しよう」という人が増えた可能性はありそうだ。
また、2021年の新モデル・iPhone 13シリーズの人気があまり芳しくない点も、実売台数ランキングでiPhone 13が型落ちモデルの後塵を拝した理由のひとつと言えるかもしれない。 iPhone 13シリーズではカメラ性能の向上が猛プッシュされてはいたものの、目新しい機能の追加もなく、一部のファンから切望されていた指紋認証機能「Touch ID」の復活も実現しなかったため、購入を見送ったiPhoneユーザーが多発していてもおかしくない。一部報道では2022年に発売するとされる「iPhone SE(第3世代・仮称)」や「iPhone 14(仮称)」にTouch IDが搭載されるとも報じられており、そちらの登場に期待を寄せるユーザーも少なくないのかもしれない。
果たしてこのまま2020年モデルが人気を維持し続けるのか。それともiPhone 13シリーズが世間のニーズを取り戻して逆襲を果たすのか。今後のiPhoneの売れ行きにも注目していきたい。
出典元:今売れてるスマートフォンTOP10、「arrows We」が「iPhone 13 mini」を逆転、初TOP5入り【BCN+R】
※サムネイル画像(Image:WML Image / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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