冷蔵庫の電気代知ってる？今すぐできる節約方法＆買い替えに◎の最新機種を紹介！

家庭での冷蔵庫の電気代が毎月何円かかっているかご存知でしょうか？この10年ほどで家電メーカーの省エネ技術も大幅に向上しました。昔の冷蔵庫と最新の冷蔵庫では家庭でかかる電気代も違います。また、この記事ではすぐできる簡単な節約方法もご紹介！節約したい方は必見です。

Contents　目次
01.　冷蔵庫の電気代について
 02.　冷蔵庫の電気代を減らす方法
 03.　電気代に関する3つの省エネ制度
 04.　2021年最新の大容量省エネ冷蔵庫3選
 05.　2021年最新の1人暮らし向け省エネ冷蔵庫2選
 06.　最新の省エネ機能を使って節約を楽しもう

冷蔵庫の電気代について

(画像=出展：pixabay.com、『暮らし〜の』より引用)

家庭にかかる電気代を簡単に節約したいと考える人は多くいます。家電メーカーの省エネ性能も10年前のものと比べると40％～47％向上し、電気代も6,939円も違います。

冷蔵庫の電気代が何円かかるかというと、4人家族向けの冷蔵庫を最新のものに買い替えた場合、1年間の目安として5,670円～7,290円の節約ができることもわかっています。

（当記事は2021年12月23日時点の情報をもとに作成しています。）

冷蔵庫にかかる1年間の消費電力

(画像=『暮らし〜の』より引用)

一般家庭での冷蔵庫にかかる月毎の消費電力は、容量が大きい方がかかるように見えますが実際はいくらかかっているのでしょうか。最新の冷蔵庫でも、一人暮らし向けの冷蔵庫の月間消費電力の目安が21.5kWh、4人家族向けの冷蔵庫の1年間の消費電力は21kWhです。

なお、上記の年間消費電力は、アイリスオーヤマノンフロン冷凍冷蔵庫142LIRSD-14、シャープ冷蔵庫SJ-414Hを参考にしています。

冷蔵庫の電気代を減らす方法

(画像=出展：stock.adobe.com、『暮らし〜の』より引用)

家庭にもよりますが、テレワークを導入する企業など、自宅で過ごすことが増えて外食が減る代わりに冷蔵庫に食材をたくさん詰め込むことも増えました。そうなると冷蔵庫の電気代が月々いくらかかっているのか気になるところです。

冷蔵庫の電気代を見直して家庭の電気代を節約する方法には、最新式のものに買い替える、庫内の温度を調節するなどやり方はさまざま。次では、冷蔵庫の電気代を減らす簡単な方法について詳しく説明します。

省エネ冷蔵庫に買い替えて電気代を減らす

この10年間で冷蔵庫の省エネ性能も40％～47％向上しました。最新の省エネ冷蔵庫は、簡単に家庭に合わせて最適な温度に調整したり、冷やし過ぎないインバータ制御機能も搭載しています。

また、深夜や外出時向けの扉を開閉しない時間帯に電気代を節約できる節電モードがあるのも便利。ほかにも、庫内の照明にLEDを使ったり、最近では20年使える冷蔵庫も販売されています。

庫内を整理して電気代を節約する

(画像=出展：unsplash.com、『暮らし〜の』より引用)

4人家族で共働きの家庭の場合、作り置きなどで冷蔵庫もいっぱいになりがちですが、詰めすぎると冷気が循環しにくくなってしまいます。電気代を減らすためには冷凍するなど工夫するのがおすすめです。

また、冷蔵庫のドアを開けている時間が増えると電気代が増えるというデータもあります。扉を開ける時間が10秒と20秒では何円節約できるか比べると、1年間で6.1kWhの節電、家庭での電気代も164円の節約できます。

冷凍室は隙間なく詰める

冷蔵室は冷気を循環させるために隙間が必要でしたが、冷凍室には隙間なく詰めておいた方が家庭での毎月の電気代は節約できます。これは、となりあった冷凍された物が冷やし合うためです。

4人家族などで共働きなど作り置きが必要な場合も、冷蔵するよりジップロックに入れて冷凍しておくと冷凍庫の隙間も埋めることができます。もし、隙間ができてしまう場合は保冷剤を詰めておくのも簡単に電気代が節約できるのでおすすめです。

冷蔵庫内の温度を調節する

(画像=出展：pixabay.com、『暮らし〜の』より引用)

家庭での電気代を簡単に節約したいなら庫内の温度をチェックするのも大切です。冬に夏の温度設定のままだと食材が凍ってしまうこともあります。可能ならチルド室も温度調整しておきましょう。

温度調整すると消費電力はいくら、電気代は何円違うのでしょうか？強から中にするだけで年間61.72kWh、1,666円の節約になります。また、熱いものを冷まさず入れると、温度が上がって冷却に電気代がかかるので注意しましょう。

放熱温度に気を付けて設置場所を決める

(画像=出展：pixabay.com、『暮らし〜の』より引用)

いくら最新の省エネ冷蔵庫を購入しても、ガスコンロの近くに設置するとかえって電気代が高くなることがあります。冷蔵庫まわりの温度が上がると、故障の原因になるので30㎝以上距離をとって設置するようにしましょう。

また、冷蔵庫の上にオーブンレンジを置いても、冷蔵庫の熱を外部に逃がすためのコンプレッサー機能が低下して電気代がかかってしまいます。その場合は毎月何円ぐらいかかっているか電気代を見直しましょう。

ステンレストレーを使って急速冷凍を使わない

いくら節約に気をつけても頻繁に急速冷凍を使っているとkWh数がますますかかってしまうので注意が必要です。急速冷凍機能は長期保存向けだけでなく、品質も保つ機能があります。ただし、その分電気代がかかってしまうのがデメリットです。

頻繁に急速冷凍機能を使う場合は、毎月何円の電気代がかかっているかチェックしてみましょう。ステンレストレーを使って食材を挟むことで、簡単に冷凍時間の短縮ができます。

冷蔵庫まわりのホコリを掃除する

(画像=出展：pexels.com、『暮らし〜の』より引用)

家庭での電気代を節約したいなら、こまめに冷蔵庫まわりの埃を掃除しましょう。家電製品のコードや、裏部分にはいつの間にか埃がたまっていることが多くありますが、最近は、ハンディモップなどを使って家庭でも簡単に掃除できるようになりました。

冷蔵庫まわりに埃があると、放熱の効率が下がって食材が冷えにくくなったり、多く電気代がかかります。掃除しにくい場所ではありますが、できるだけ掃除しておくようにしましょう。

電気代のプランを見直す

いま契約している毎月の電気料金が何円になっているか見直すのも簡単に電気代を節約する有効な方法です。4人家族向けや1人家族向けなど人数に合わせる、あまり電気を使わない時間帯の電気代を下げるなど、各社さまざまなプランがあります。

また、選ぶプランによっても電気代が節約できるので、自分のライフスタイル向けなのは毎月何円のプランなのか見直すのもおすすめです。

電気代に関する3つの省エネ制度

(画像=出展：stock.adobe.com、『暮らし〜の』より引用)

旧型の冷蔵庫から思い切って省エネタイプの冷蔵庫へ買い替えを検討しているなら、経済産業省の定めた省エネ制度に関するラベルをチェックしておくのがおすすめです。トップランナー制度・省エネルギーラベリング制度・エネルギー消費機器の小売り事業者表示制度など、省エネ制度に関するラベルについて次で詳しく解説します。

トップランナー制度

省エネを重視して冷蔵庫を購入するなら、効率的にエネルギー消費して電気代の節約ができる冷蔵庫を選びたいものです。ラベルに表示されている星の数と色で、トップランナー基準のどの程度まで達成しているかを現わしています。

それぞれ、達成率が100％を超えるものを緑色で100％未満のものをオレンジ色で記載。また、1年間の消費電力量がいくらかかるか、目安となる電気代が何円になるのかも記載されています。

「トップランナー制度」とは、家電製品や自動車などの機器の省エネルギー基準を、それぞれの機器において、現在商品化されている製品のうち、最も優れている機器の性能以上にするというものです。

①我が国において大量に使用される機械器具であること。
②その使用に際し相当量のエネルギーを消費する機械器具であること。
③その機械器具に係わるエネルギー消費効率の向上を図ることが特に必要なものであること。

引用元: enecho.meti.go.jp

省エネルギーラベリング制度

省エネルギーラベリング制度は、冷蔵庫などの買い替えを考え方向けに、省エネの基準値をどのぐらい達成しているかが誰でも簡単にわかるように本体やカタログに表示されたラベルのことをいいます。

省エネルギーラベルに表示されているAPFはエネルギーを消費する際の効率を数字で現したものです。ただし、製品ごとに測定方法は異なり、冷蔵庫の場合は1年間の消費電力量を現わしているので数値の小さなものを選ぶといいでしょう。

エネルギー消費機器の小売り事業者表示制度

エネルギー消費機器の小売り事業者表示制度は、販売店やホームページ上で、製品の掲載されている付近に表示することが義務付けられた省エネや経済性に関する情報を表示するためのラベルです。

冷蔵庫の省エネ性能がいくら優れているかを選ぶのに便利な多段階評価点があり、省エネ性能の高い順に5.0～1.0までの41段階で表示されています。

■冷蔵庫の省エネ基準達成率に関する注意点

省エネルギーラベルをチェックして冷蔵庫を選ぶと、1年間にかかる消費電力の量が同じでも評価が異なる場合があります。これは、自然対流式、強制循環式（内容量が375L以下もしくはそれ以上かで異なる）など、どんな方法で冷却するかで省エネ基準が異なるためです。また、貯蔵室の種類や容量によっても年間消費電力の基準値が異なります。

2021年最新の大容量省エネ冷蔵庫3選

(画像=出展：pexels.com、『暮らし〜の』より引用)

ここまで、家庭の冷蔵庫の電気代を減らすためにできることや省エネ制度について紹介しました。家庭で使っている冷蔵庫が10年前に購入したものだったり、毎月何円かかっているかチェックしたところ思ったより電気代がかかっているという場合は思い切って買い替えるのもおすすめです。

次で、省エネ基準達成率100％を超える2021年最新の冷蔵庫を紹介します。冷蔵庫の買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1．AQUA4ドア冷蔵庫512L

大容量なのに奥行の目安は510㎜と、見やすく簡単に取り出せるのが特徴の冷蔵庫です。AQUA4ドア冷蔵庫512の年間の電気代の目安はいくらなのでしょうか。

省エネ基準達成率も105％、年間の電気代の目安も7,911円とかなり経済的。また、中段には食パンや冷凍食品を入れるのにちょうどいい高さのボックスが、下段には冷凍ピザも入る高さのボックスがついています。

AQUA 4ドア冷蔵庫512L

(画像=『暮らし〜の』より引用)

定格内容積	512L	サイズ	幅830mm×高さ1825mm×奥行635mm
重さ	133kg

2．東芝冷蔵庫GR-T460FK

(画像=『暮らし〜の』より引用)

東芝冷蔵庫GR-T460FKは、野菜室が真ん中にあるので重い野菜も取り出すのが簡単な冷蔵庫です。そのうえ、庫内の湿度を85％に保ち、簡単にみずみずしさを保ったまま食材が保存できます。

電気代がいくらかかるかというと、省エネ基準達成率は100％で年間の電気代の目安も7,128円ほど。自動節電機能を搭載しているので、1日扉を開けることがなければ自動で察知して約20％の節電運転に切り替えてくれます。

東芝冷蔵庫GR-T460FK

(画像=『暮らし〜の』より引用)

定格内容積	462L	サイズ	幅650mm×高さ1833mm×奥行649mm
重さ	100kg

3．三菱電機冷蔵庫MR-WXD52G-XT

(画像=『暮らし〜の』より引用)

三菱電機冷蔵庫MR-WXD52G-XTは、スマホアプリと連携して温度設定や機能の変更ができたり、何度扉を開けたか簡単にチェックできるようになっています。そのうえ、冷蔵庫をかしこく使いこなす方法まで教えてくれるので便利。省エネ基準達成率も115％で1年間にかかる電気代も6,620円ほどと優秀です。また、部屋別おまかせエコ機能も搭載しているので、冷蔵庫の運転状況を把握してAIがサポートしてくれます。三菱電機　　　MR-WXD52G-XT

(画像=『暮らし〜の』より引用)

(画像=『暮らし〜の』より引用17-25.jpeg)

定格内容積	517L	サイズ	幅650mm×高さ1821mm×奥行699mm
重さ	116㎏

2021年最新の1人暮らし向け省エネ冷蔵庫2選

(画像=出展：pixabay.com、『暮らし〜の』より引用)

冷蔵庫にかかる電気代は、1人暮らしやオフィス向けの旧型の冷蔵庫だといくらぐらいかかるのでしょうか。1人向けの冷蔵庫は最新の省エネタイプの4人家族向けと比較すると、1人暮らし向けの冷蔵庫の方が電気代がかかることがあります。ただし、1人暮らし向けの冷蔵庫には、最新の省エネタイプが何円の年間電気代になるのか見てみると6,000円代前半のものも。次で、最新の省エネ効率の高い冷蔵庫を紹介します。