目次
+出産祝いのメッセージに書きたい内容
+出産祝いのメッセージを書く際の3つのマナー

いざ、出産祝いのメッセージを書くことになった際に、書き方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

お祝いの気持ちを伝え、無意識に大切な人を傷つけないためにも、出産祝いのメッセージに書きたい内容やマナーを押さえておきましょう。

関係別に出産祝いのメッセージを紹介しているので、内容に悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。

本記事の内容をざっくり説明

  • 出産祝いのメッセージに書きたい内容
  • 出産祝いのメッセージを書く際の3つのマナー
  • 関係別出産祝いのメッセージの例文

+出産祝いのメッセージに書きたい内容

出産祝いのメッセージをいざ書こうとしても手が止まってしまう人もいるのではないでしょうか。

まずは、出産祝いのメッセージで書くと喜ばれる内容をご紹介します。相手にどのような気持ちを伝えたいのかによって、内容を変えてみることをおすすめします。

1.出産を祝う言葉

まずは出産を祝う言葉を伝えるのが基本の出産祝いのメッセージです。

出産を祝う言葉は以下のようなものがあります。

出産を祝う言葉

  • ご出産おめでとうございます。
  • 赤ちゃんのご誕生、誠におめでとうございます。
  • 新しい家族のご誕生を心からお慶び申し上げます。 お祝いの言葉は、相手との関係性によって使用する言葉を変えることがポイントです。

上司のように立場が上の人に送るメッセージの場合はカジュアルすぎる言葉は避け、「心からお慶び申し上げます」「心よりお祝い申し上げます」などを使うほうがいいでしょう。

2.出産をねぎらう言葉

「おめでとう」という祝いの言葉とともに、出産を終えた大切な人にはねぎらいの言葉をかけてあげるのも一案です。

出産をねぎらう言葉は以下のようなものがあります。

出産をねぎらう言葉

  • 出産お疲れ様でした。
  • 無理しないで体を休めてくださいね。
  • 無事元気な赤ちゃんを出産したお知らせを聞いて安心しました。

3.未来の生活を想像させる言葉

赤ちゃんが生まれたばかりの人は、新しい生活にワクワクしていることでしょう。

「ハイハイしている姿を見るのが楽しみです」のように楽しい生活を想起させる言葉を伝えるのもいいでしょう。

未来の生活を想像させる言葉は以下のようなものがあります。

未来の生活を想像させる言葉

  • 笑顔絶えない楽しい家族になることをお祈り申し上げます
  • 赤ちゃんが元気に笑っている幸せ家庭を築いてね
  • 子ども同士で仲良くしてもらうことを今から楽しみにしてます 未来の生活を想像させる言葉として「2人目が楽しみですね」のような言葉を使うのはNG。妊娠や出産はデリケートな内容なので、本人が自ら望んでいないもしくは考えていないことを他者が促進することではありません。

生まれたばかりの赤ちゃんにフォーカスしてメッセージを送るようにすることをおすすめします。

4.赤ちゃんの健やかな成長を祈る言葉

大切な赤ちゃんが元気に育ってくれることを祈る言葉も出産祝いのメッセージの定番です。

赤ちゃんの健やかな成長を祈る言葉は以下のようなものがあります。

赤ちゃんの健やかな成長を祈る言葉

  • 母子ともに健康でいてください。
  • 赤ちゃんが元気に成長していくことを祈っています。
  • 赤ちゃんの健やかな成長をお祈り申し上げます。

+出産祝いのメッセージを書く際の3つのマナー

出産祝いのメッセージを書く際には、忌み言葉や時期などに気をつける必要があります。

以下では、出産祝いのメッセージを書く際の3つのマナーをご紹介します。相手を不愉快な気持ちにさせないためにもメッセージを書いたあとは、以下のマナーが守れているのか確認してみましょう。

マナー1.出産祝いのメッセージは産後1週間から1ヵ月程度に送る

出産祝いのメッセージを書く際の1つ目のマナーは、出産祝いのメッセージは産後1週間から1ヵ月程度に送ることです。

仲のいい友達の場合やLINEやInstagramなどのSNSで気軽に相手からメッセージが来た場合は、メッセージが来た際におめでとうの言葉を伝えるのもいいでしょう。

しかし、相手が上司や先輩などの目上の人に贈る場合はメッセージを送る時期に気をつけることをおすすめします。

赤ちゃんが生まれてから7日目の「お七夜」から生後1ヵ月後に神社に赤ちゃんの健康をお祈りする「お宮参り」の間にメッセージを送るのが基本です。

直接出産祝いのメッセージを伝えたいと思っている人は、赤ちゃんや母親の様子、体調などを考慮に入れて迷惑にならないときに訪ねることをおすすめします。

マナー2.忌み言葉を使用しない

出産祝いのメッセージを書く際の2つ目のマナーは、忌み言葉を使用しないことです。

日本では言葉が力を持つと信じられているので、不吉な言葉を嫌う傾向があります。そのため「死」や「苦しむ」などのネガティブな言葉は使用しないようにしましょう。

以下では、出産祝いのメッセージに使用してしまいがちな忌み言葉をご紹介します。メッセージを書いたあとは、忌み言葉が使用されていないか再度確認しておきましょう。

出産祝いのメッセージに使用してしまいがちな忌み言葉

  • 失う
  • 死ぬ
  • 苦しむ
  • 別れる
  • 短い
  • 消える
  • 崩れる
  • 薄い
  • 敗れる 例えば「短い間でしたがお世話になりました」「つわりで長いこと苦しんだことでしょう」などで使用しないように気をつけてください。

基本的にはネガティブな言葉を使用しなければ問題ありません。ポジティブな内容のメッセージを考えるとよいでしょう。

マナー3.相手が不安になる内容は書かない

出産祝いのメッセージを書く際の3つ目のマナーは、相手が不安になる内容は書かないことです。

赤ちゃんのママやパパは、特に初めて出産した場合「この子育ては正しいのか」と悩んでいることも多いでしょう。

例えば子供の成長ひとつをとっても、「成長が遅いのではないか」と不安に思っていることも。

不安な中「もう大きくなってきましたか」「早く元気になってね」のような無神経な言葉をかけるのは避けておきましょう。

相手の赤ちゃんの体調が優れない場合は特に、丁寧に言葉を選ぶことをおすすめします。