目次
■日本って本当に安全な国なの?
■日本と海外の安全度を比較

「日本は治安が良くて安全な国だ」というように、世界各国と比較すると日本は安全な国として扱われることが多い。

しかし、日本は本当に安全な国なのだろうか? 軽犯罪に対しても厳しく取り締まっている国とはいえ、世界にはもっと安全な国がありそうな気もする。

そこで今回は、日本と海外における治安の良さを比較し、日本の安全性や比較的安全な国を解説する。

■日本って本当に安全な国なの?

「日本に住んでいてよかった…」日本は本当に安全な国なのか? 海外と比べた治安の良さを解説
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

世界各国と比べて、日本は治安が良くて比較的に安全な国として非常に有名だ。しかし、日本は本当に安全な国なのだろうか?

結論、世界各国の犯罪率と比較すると、日本はとても安全な国だと言える。軽犯罪に対しての取り締まりも厳しく、そもそもの事件数が海外よりも少ない。また、日本全体で考えても治安が良く、日常生活において「物が盗まれる」という心配がほとんどない。

さらに、日本では女性が夜中に1人で出歩いたり、スマートフォンをいじりながら夜道を歩いたりすることも普通だとされる。しかし、これは外国人からすると驚かれるほど異常な光景らしい。

それほど日本は平和で安全な国だと言える。とはいえ、殺人事件や窃盗事件が毎年発生していることも事実であるため、「日本だから絶対に安全!」とは言い切れない。絶対に安全だと思って生活するのは少し軽率かもしれない。

■日本と海外の安全度を比較

続いて、日本と海外の安全度をそれぞれ比較していこう。日本の安全さを再認識できるはずだ。

ただし、すべての事象が以下に該当するわけではない。同じ国であっても地域によって差があったり、例外的な事象があったりなども十分考えられる。

【アメリカ】

アメリカは銃の所持が認められており、強盗事件は日本の約40倍だとされている。また、傷害事件も日本の約10倍程度というように、凶悪事件の発生率が日本よりもかなり高い。

すべての地域が共通ではないが、人通りの少ない道や夜中の1人歩きは特に注意しよう。

【カナダ】

一般的に安全性が高いとされているカナダだが、地域によっては決して安全とは言えない。特にカナダの首都である「オタワ」での犯罪率は、日本の約3.5倍と言われている。「カナダだから安全だ!」という考えは軽率なので注意しよう。

【イギリス】

イギリスは比較的に安全な国ではあるが、やはり日本と比べると犯罪率が高くなる。パスポートを盗まれる事件が多いほか、強盗や偽警察官による詐欺などが多発している。

【ニュージーランド】

一般的に安全な国として扱われるニュージーランド。しかし、地域によっては犯罪の発生率が高いため、絶対に安全だとは言い切れない。

「ニュージーランド=安全」という考えでいると、思わぬ被害に遭う可能性があるため油断は禁物である。